アラフィフ女のないない日記

独身、財産なし、家族なし。ないないずくしの待ったなし、の50代のホンネを書いてゆきます。

金正日氏死去

2011-12-20 13:23:22 | Weblog
北朝鮮の金正日総書記が死去したと昨日の昼12時に報道が流れた。
健康に問題があるとは承知していたものの、亡くなったと聞いて驚いた。
しかし、今年の1月のブログであてずっぽうながら、私は金正日体制の終焉を予言(?)していた。

まず、思ったのは「これで北朝鮮の飢餓問題が少しは緩和されるといい」
次に思ったのは「軍がどう動くか」「在日米軍は?」
さらに「株価が上がるんじゃないか」
などだった。

株価は予想に反して下がった。
先軍政治を行ってきた国が国だけに当面は不安要素が強いということだろう。
しかし中長期的に見れば、資本主義国にとって、強い指導力があった反対勢力のボスが亡くなるということは市場にとって良い要素といえるのではないだろうか。

次に「軍」。
後継者の三男正恩氏がどこまで軍を掌握できているか。
もしくは、正日後の体制作りができていたか、で不安度は変わってくる。
権力構造が安定していたほうが、突発的なリスクは低い。
長期的には軍縮を願う。

最後に飢餓問題。
金正日総書記は自国民を飢えさせたという点(他にもあるが)でよい国家元首ではなかった。
私には自己の権力を際限なく追い求めて歯止めがきかなくなってしまっているように見えた。
まるで、「千と千尋・・・」の顔無しだ。

後継者の正恩氏はまだ20歳代だという。
どのくらい世界情勢を把握し、自国のかじ取りができる人だろうか。
願わくば、朝鮮半島分裂時の国民が生きている間に38度線がなくなればいいと思う。

あれはアメリカと旧ソ連がひいた国境だったはずだ。
太平洋戦争でソ連の参戦がもっと早かったら、日本だって北方4島どころではなく「名古屋あたりで半分こ」にされていたかもしれないのだ。

無理やり引かれた国境が消える日はいつか。
ベルリンの壁だって崩壊したのだから、夢物語ではないはずだ。

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