クリシュナ神がやってきた

長らくインドに留学している友人が久しぶりに一時期国した。
「美術工芸品を予算ｘｘ円で買ってきてほしい」と頼んだら、タンジャーウール・ペイント(Thanjavur Paint)を推薦されたので、お願いした。
友人のチョイスはこれ。



写真ではわかりにくいが、金物の貼り絵で、色とりどりのガラス玉などもはめ込んであり、立体的にできている。
絵には好き嫌いがあるから、これを「美しい」と感じる人も、そうでない人もいるだろうが、ひとつだけいえるのは、ものすごいパワーであるということだ。

我が家にはささやかな美術コレクションがあるが、それらをすべてまとめても、この絵一枚に太刀打ちできない。
インドのお金持ちの家によく飾られている美術品らしいのだが、日本の裕福な家々にこの類の絵が飾ってあることを想像すると、異文化を感じずにはいられない。

とりあえず、この絵をクローゼット（日光が当たらず、3Kgの重みに耐えられ、絵を固定できる場所はここしかなかった）にかけて、我が家のパワースポットとして毎日眺めることにした。