夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

芝桜まつり

2024-05-16 07:59:41 | 旅行

昨日は、晴天となったので前から予定していた滝上(たきのうえ)町の芝桜まつりに出かけて来ました。昨年初めて出かけて「凄い!」と感動したので今年もというわけでした。

我が家からは120㎞と結構遠く、途中自動車専用道路を40㎞ほど走るので2時間のドライブでしたが、後1時間も走れば網走や紋別といったオホーツク海沿岸の街に着いてしまう所にあります。

芝桜祭りの会場はその名も「芝ざくら滝上公園」という小高い山ですので、街中に近づくと一面のピンク模様で遠くからも一望できます。昨日もたくさんの人が訪れていました。

昨年は気が付きませんでしたが、アフターコロナのインバウンドでアジアからの観光客も多く目立ちました。蒸せるように香る芝桜の絨毯のような公園を歩きながら思い思いに写真撮影を楽しんでいました。

昨年訪れた時に少しこの芝桜の歴史を見て見ましたが、中鉢末吉さんという方が終戦後に傾斜があって機械が使えない自分の山に一人で一株づつコツコツと芝桜を植えたことから始まったということでした。先達の努力が実った典型的な話で、毎年訪れても良いと思える所です。

過疎の町の貴重な観光資源であり、町も考えているように渓流や全国一のハッカの産地といったものと合わせて通年型の観光が展開できれば良いだろうなと期待するものです。

コメント (2)

畑仕事第2弾

2024-05-15 07:20:02 | 家庭菜園

昨日は、晴天だったので、少し暑いくらいだったものの畑仕事第2弾と計画した土に元肥として鶏ふんを混ぜる作業を行いました。

鶏ふんは初めて使うので、事前のネット情報では臭いが周辺に広がると危惧もしていましたが、使ったものが発酵鶏ふんということで多少の臭いは感じるものの全く許容範囲のものでした。

鶏ふんをまいた後このまま1週間くらい放置して土に肥料分をなじませようかと思いましたが、次の行程として土を盛って畝を作り、それに黒いビニールを使ってマルチを張るという作業が待っており、畝を作っても鶏ふんの浸透には影響ないだろうと昨日はそこまで行いました。滅茶苦茶疲れましたが昨日の作業はここまで終了しました。

昨年の写真を見ると5月24日にはマルチを張り終え、5月27日には苗を植え付けていたので、来週天気の良い日を見てそこまで行きたいと思っています。

昨年5月24日

昨年5月27日

夕方今日の行程を眺めに外へ出て見ると、畑作業をしていたお隣の山崎さんから「今が一番楽しい時だね」と声をかけられました。

2階の窓から見たお隣の畑

お隣は100坪ほどの区画全てを畑としているので家庭菜園のレベルを超えていますが、今までは全て女性一人で手作業で行っていたところ、先日は近所の農家さんにトラクターを持ってきてもらい畑を整地してもらっていたので「今年は何かやる気だな」と見ています。師でもあり気になるところです。

コメント

愛犬の墓

2024-05-14 06:47:07 | 日記

我が家の愛犬だったミニチュアダックスフンドのアルちゃんは、私達と一緒にカナダに渡り2009年プリンスエドワード島にいた時に亡くなっています。

人が亡くなった場合でも土葬が中心で火葬を行う習慣が少なかった島でペットの火葬場を探して遺骨にしてもらい、以来ずっとその火葬場でもらった骨壺に遺骨を入れてカナダを持ち歩き、今北海道の我が家にあります。ただ、カナダから引っ越す際に割と大きな骨壺は送ることが難しかったので中身だけ袋に入れて持参して来ました。

今やっと新生活も落ち着いたので、新たな骨壺と墓標を購入し一部の遺骨は骨壺に入れて部屋に安置し、残りは庭に埋めてそこに墓標を置くことにしました。

昨日その墓標が届いたので名前を刻み、先日遺骨を埋めていた場所に設置しました。ここならば文字通り「骨を埋める」ことが出来る場所になったということです。

人の場合は埋葬法で厳格に安置場所は決められていますが、ペットの場合はこうしてより身近な所に置くことが出来ることが救いです。それを見ていつでも彼を思い出すことが出来ます。

コメント

イチゴの花

2024-05-13 07:34:34 | 家庭菜園

昨日、イチゴの苗に花が咲いているのを見つけました。しかも大きい!もう一つの苗は小さな花をつけています。いよいよイチゴの季節が始まりました。

昨年10月に北海道産の幻の品種として人気になっているケンタロウの苗を購入して植え、敢えて冬を雪の下で休眠させていたものが今休眠から覚めて動き始め、やっと花をつけ始めたということです。

雪が融け苗が見えるようになってからやったことは、地べたに張り付いて枯れていた葉を取り除き、追肥として化成肥料を施し、ランナーと言う蔓(つる)が伸びていたのでこれを取り除き、雨除けのビニールカバーを取り付けたことです。

追肥に関しては、イチゴは直接触れるように肥料を与えてはいけないとネットにあったので、苗から10㎝ほど離れた所に溝を掘って一つまみほどを置いて見ました。

またイチゴはランナーという蔓をたくさん伸ばして子孫づくりをするそうなのですが、実がなって収穫するまではそのランナーの方に栄養分を取られないよう出て来たものは取り除く必要があるそうなのです。実の収穫が終わったらその後に出て来たランナーは次世代イチゴの苗を作るためにポットなどに移植して育てると、これが秋に地植えし来年のイチゴ栽培につながるということです。ただ問題は、イチゴは同じ畝で連作は避けた方が良いらしいので小さな我が家の菜園ではどこに植えれば良いのか困ってしまいます。大きなポット植えにするかこれから検討です。

雨除けのビニールカバーはやったほうが良いと言う声が主流なので架けてみました。蜂や蝶が花の蜜を吸いに来て受粉を促進させられるように苗全部を覆うのではなく下の方は開かせてあります。一方で鳥が実を食べに入って来るのを防ぐために両サイドには棒をクロスさせて防ぐようにしています。

イメージ

どれほど効果があるか、様子を見ながら不織布で全体を覆うことも考えています。その場合は受粉は綿棒などを使って人工授粉しなければならないようです。花が咲いてから1か月後くらいに収穫できるようなので、ここからが正念場です。

コメント

映画「美瑛の丘で」上映会

2024-05-12 07:54:57 | 日記

昨日は、3月にWOWOWで放送された美瑛町を舞台にした短編映画「美瑛の丘で」の上映会が開催されたので見て来ました。

WOWOWは地方創生支援などを行っているのでその一環として制作したものだそうですが、如何せんメディアとしては大きな影響力があるとは思えず、全国ではどれだけの人が見たかは疑問です。

昨日は、昨年制作中に地元でエキストラを募っての撮影などもあったのでその恩返しとしての美瑛町での特別上映会だったようです。

映画は美瑛町の夏、秋、冬を舞台にそれぞれ20分ほどの短編を繋げたちょっと変わった作りでした。ノンフィクションではなく、主人公(30歳の女性二人)がいて、彼らが美瑛町で新規就農プロジェクトに参加し農業者となって行くというストーリーです。

そこで向き合う観光客が写真撮影に農地に踏み込むといったオーバーツーリズムの問題に直面し今時のSNS(youtube)を駆使したやり取りがあったり、ただ美しさにあこがれてやって来た美瑛町での農業者達の長い自然との闘いに気づきを得たりして成長していくというものでした。

ただ、私的には上映中何か違和感がずっとあり、「我が町美瑛を肯定的に撮ってくれている映画を見ている」というワクワク感は感じられないものでした。短編映画でストーリーを持つという限界があるからしょうがないのかも知れませんが、主人公たちの農業へのかかわり方が何か希薄だし、今時の若者はSNSに明け暮れてそれに一喜一憂しているというとらえ方も違う気がしました。

クライマックスの冬の美瑛で真っ白な丘の斜面にプロジェクションマッピングで美瑛を映し出す様子をyoutubeの生配信で全国に流すというシーンも、それが受けるだろうか?という疑問に変わってしまいました。

今でもyoutubeにはたくさんの美瑛町の美しさを撮ったビデオがアップされてますがそれらの視聴数は軒並み低く、視聴数が多いのは配信者が有名なyoutuberであったりするものに限られ、それらは美瑛町はネタの一つであって視聴数を稼ぐために配信者のテーマは他へどんどん流れて行っているのが常です。

SNS全盛の時代にあっても地域振興に利用することは簡単ではないということを改めて知ったような気持ちになりました。

コメント