昨日、カナダから八木原夫妻が我が家を訪れました。彼らとはPEIからBC州に引っ越した2017年5月に初めて知り合って以来、一緒にモーターホームでサンフランシスコへ旅行したり、ワイン造りを教えてもらったりとお付き合いをして来ました。
篠崎夫妻を旭川駅に送った後入れ替わりに札幌から電車で到着したお二人を駅で迎えて美瑛にお連れして、まずはケンとメリーの木で丘のまちを感じてもらい、その後私達のお気に入り「亀鶴」で昼食でした。昼食後定番の青い池、白髭の滝へ出かけました。
今日の青い池はなかなか良い青さに見えていてたくさんの観光客もその青さに喜んでいたようでした。更に初めて鴨の親子が池を泳いでいる姿も見られ趣がありました。
時々友人達を案内している割に「青い池」については断片的な知識しかないため、改めて青い池の情報に接してみました。池が出来た経緯としては、1988年の十勝岳噴火の後1989年に美瑛川に堰堤が造られ、そこに美瑛川の水が流れ込んで偶然にも池が出来てしまったものだそうです。
地元っ子の穐田さんに聞くとその頃から地元の人は知っていたそうですが、これが観光地として有名になったのは、前田真三さんに憧れて美瑛に移住していた写真家ケント白石さんが2011年にナショナルジオグラフィック日本版の写真展に青い池に初雪が積もる風景を出品した作品が賞を取り、それを翌年Apple社がMacコンピュータの壁紙として独占使用契約を交わしたことで世界的に知れ渡ったものでした。
なぜ水が青く見えるかは諸説があるようですが、硫黄などの火山性物質とケイ酸アルミニウムが混ざり合ってコロイドを作りそれが太陽光に反射して青く見えるというようなことが書かれています。天気によって見え方が違うことは確かに実感しています。これから友人達に説明できるように良く咀嚼しておきたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます