夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

「北の国から」の喫茶店へ

2024-06-16 07:46:27 | 日記

昨日は、富良野市の富良野演劇工場や新富良野プリンスホテル近くの「喫茶・ギャラリー あかなら」へ初めて訪れて見ました。きっかけは、先日行われた第1回美瑛フェスティバルのシンポジウムに飛び入りで紹介された篠田信子さんが現在代表として運営にあたられていると聞いたことでした。

この方のお話に加えてネットでチェックしてみると、この建物は富良野在住の脚本家・倉本聰さんが私財を投じて作られたもので、2010年まで「北時計」という店で「北の国から」にも出演されていた今野照子さんが経営されていたものということでした。

今野さんが引退した後市に寄贈された建物を篠田さんとそのお仲間たちが指定管理者として借り受けて現在に至っているということです。冬の間は休業となり4月から11月まで営業されているようです。

「北の国から95秘密」で純がシュウ(宮沢りえ)から彼女の秘密を打ち明けられる重要な場面がここで撮影されたそうで、昨日私達は広い店内の中で外の景色が見える窓際のテーブルに座ったのですが、そこが彼らが座っていたテーブルだと聞かされてびっくりでした。

こちらは今はギャラリーにもなっていて、今日までで終了ですが旭川在住の藤林さんという映画看板画家のオードリーヘップバーンの作品が展示されていました。彼とのお話も面白く、そちらは明日の記事で書きたいと思います。

帰りがけに少し篠田さんともお話ししました。彼女は現在、富良野で文化芸術活動を支援するメセナ協会の代表であったり、アマチュア野球チーム富良野ブルーリッジの代表兼GMという役職に力を入れていたりというスーパーウーマンですが、その活動の始まりは1999年に「北の国から」で一躍有名になった富良野市に市民の演劇活動を根付かせたいと日本で最初のNPO法人として認証された「ふらの演劇工房」を立ち上げ、同時に市が建設した「富良野演劇工場」の初代工場長となって運営に当たったことからだそうです。私達が毎月倉本さんの「やすらぎの刻」で訪れているあの場所に関わっている方だったのでした。

美瑛フェスティバルのシンポジウムもNPO設立の頃から知り合った方々が主催者であったことで呼ばれたそうですが、美瑛でそういうすごいイベントが開催されているのに富良野には何の情報も入って来なかったと残念がっていました。美瑛町でも話題が広がっていないように感じられるところが私達も残念です。

ともあれ、昨日は毎月1度出かけている富良野のやすらぎの刻に立ち寄る場が出来たことが嬉しいことでした。

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