夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

アメリカ横断引っ越しドライブ~第6話

2024-04-22 07:43:09 | 旅行

(2017年、7年前の今の時期にアメリカを引っ越しドライブしていた時の回顧録です。)

ニューオリンズを出発してからは広大なテキサス州を北東方向へ走りテキサス州アマリロという町でいよいよルート66に合流しました。ルート66はシカゴからロサンゼルス(サンタモニカ)までアメリカを横断する国道として1926年に指定され、インターステートハイウェイ(州間高速道路)が整備された1985年に廃線となるまでアメリカ開拓の原動力となった幹線道路でした。

今でも道路は使われていますが、地方道路の位置づけで、むしろノスタルジーを求める人々の間で歴史的な趣を求める観光道路として有名です。私達もそういう観光客としてこの道路を通りたいと思い、主には州間高速40号線を走りながらモーテルに立ち寄る時はかつてのルート66であった道路に乗り入れるというドライブでした。

ルート66上で最初に宿泊したモーテルはニューメキシコ州サンタローザでしたが、そこへ着くまでにはテキサス州のマーシャル、ウィチタフォールズという小さな町のモーテルに泊まる必要がありました。何せ広大なテキサス州です。時には道を間違えたのか幹線道路から外れ車1台通っていない道を走っていると、私達の携帯電話はカナダでしか使えなかったためこんなところで車が停まってしまったらどうしようと急に怖くなったりしました。やはりなるべく主要道路を走らなければいけないと思ったものでした。

宿泊したウィチタフォールズでの宿や夕食に立ち寄ったレストランを思い出しながらグーグルマップで後追いして見ました。宿泊したのはこのドライブで定番となったモーテルチェーンのスーパー8ではなく、同等のレベルだったと思いますがクォリティインでした。今でも1泊の料金は100ドルくらいのようです。

ここに泊まり、夕食をネットで探して出かけたのは近所にあった「China Star」でした。ここで食べたAll You Can Eat(食い放題)の中華料理がどこにでもあるようなメニューでしたが味付けが抜群で旨かったことが忘れられません。

サンタローザはニューメキシコ州で唯一宿泊した地でしたが、モーテルのスタッフはスペイン語しか話せずカナダのケベック州でフランス語しか話せないスタッフと対した時同様チェックインにも苦労しました。そして翌朝このモーテルを出発してから事件は起こりました。

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