夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

牧場をスノーシューイング

2024-04-01 07:44:23 | 山歩き

昨日の朝は雪が降ったので下界は春でも山はまだすっかり冬でした。昼過ぎに我が家を出た時には気温が6度でしたが、青い池や白金温泉へ向かうと段々気温が下がりマイナス1度となっていました。

昨日は午後から美瑛樹山の会のメンバーで白金温泉の高台にある白金模範牧場というちょっと変わった名前の雪原をスノーシューで歩くイベントに参加しました。冬でもスノーシューで歩くと結構暑くなってしまうのでこの時期の山歩きの服装には悩みます。結局割と薄着のいつものハイキングウェアで間に合いましたが手袋はもう少し厚手のものを着ければ良かったようでした。

白鬚の滝から階段を250段以上上がった所に「十勝岳火山砂防情報センター」という建物があり、その先に国有林と模範牧場が広がっています。所在は知っていましたが訪れたのは初めてでした。大雪山国立公園の中で十勝岳連峰の麓と表現すれば良いような位置ですが、こういう山の中にこれほど広大な牧場が広がっていることには驚くし、夏に来たらいかにも北海道らしい広大さが見られる場所だろうと思います。

ただし、ここは一般観光客は入れず、昨日も企画してくれた鈴木さん(愛称「隊長」)のつてで許可をもらってのスノーシューハイクでした。彼はこの3月で21年間勤めた自衛隊を退職し、4月からは「アースコネクト」という会社を立ち上げネイチャーガイドとしての人生を始めました。是非応援したいと思います。

彼の案内で国有林内の木々や動物たちの行動などを学びながら真っ白な牧場の雪原に入ると、360度雪だけで何もない世界に分け入りました。どこでも歩き廻れるとは言っても総勢10名はなるべく歩く範囲を限定して牧場に負荷をかけないように歩き、彼が持参してくれたクッキーとミルクコーヒーをいただいて戻って来ました。

下山した後には皆で車を停めた公共駐車場のすぐ隣にある「白金観光ホテル」で日帰り温泉を楽しみました。これも日本のウィンタースポーツの醍醐味です。

4月末くらいまではスノーシューが出来るということですが、私の中ではこれが今シーズン最後のウィンタースポーツかなという気持ちでした。5月には雪がなくなった低山を歩けるでしょうし、6月には大雪山が山開きをし本格的な山歩きも可能になるでしょう。

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