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林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史48(カホン試作・零号機)

2015年09月10日 11時24分28秒 | バンドの歴史


さてさて、長いこと書いてませんでしたが、いよいよバンドの歴史の続きを書きますよっ!

前回は、おいらが店長とは全く逆の方向を目指して、ギターの弾き方を変えた、というところまででしたな。


そう、おいらたちのバンドは基本的には、洋楽のカバー・バンドコピー・バンドではない!)なので、楽曲のオリジナリティは無い。
そのぶん、自分たち自身のプレイ・スタイルを、なるべくオリジナルなものにしたいわけですよ。
といっても、メンバーが相談してこうなったのではなく、自然発生的にこうなっていったというところが面白い。
すべて、個人個人の思いつきなんだよね・・・

というか、音楽のプレイ・スタイルというのは、個人的なものなので、同じバンドのメンバーといえども、なかなか口出ししにくい部分でもあるわけっす。
それが、気がついたら、3人とも、普通の奏者とは一味違ったスタイルになってしまっていたわけですわ(笑)


具体的にまとめると。

店長は、

メイン・ギターを12弦ギターにして、定着。

つぁんは、

オープン・チューニング、指弾き、スライド・ギターに転向。


そして、今回の話のメイン、VROOOMですよ。

やつはそういう意味では究極の存在。
なぜなら、自分の楽器を自分で作るところから始めてしまっているわけだから(爆笑)
これ以上のオリジナリティはないでしょう!!


で、やつの楽器の変遷を、豊富な資料映像をもとに、解説していきましょうか。


カホン奏者、必見ですよっ!!
とくに、カホンを作ってみたい、なんて思っている人は、見のがしてはいかん!!
といっても、そういう人がどれくらいいるのか不明ですが・・・(笑)



さて、話は「第2期アップルビデオ高津店」の結成(再結成)のときにまでさかのぼります。



それはここにも書いておいたんだけど、おいらはやつと二人で渋谷の楽器店にカホンを買いに行きます。
たぶん、1万5千円くらいの品物だったと思う。


これですね!

やつの伴侶のクロちゃんが横に写っていますが、そちらはとりあえず置いといて(笑)
カホンだけに注目すると、やはり良い意味でも悪い意味でも、市販品。
デザインとかに普遍性があるともいえるけど、今から考えると、いまいち物足りない・・・
音も、可もなく不可もなしって感じかなあ・・・
ただ、あの当時はカホンという楽器そのものが、おいらたちには珍しかったから、それだけで感動してましたが(笑)


で、しばらくそれでプレイしていたんだけど、やつは器用なので、あっというまにカホンの奏法をそれなりにマスターしてしまって、物足りなくなったみたい(笑)

そして、シンバルを導入!

これですね。
メーカーはジルジャンで、10インチのスプラッシュ・シンバル。
おいらは打楽器には詳しくないのだが、スプラッシュというのは、叩く力によって、2種類の音が出せるらしい。


基本的には市販品をそのまま使っていたのだが、この時点でも、わずかながら手は加えてあります。
というのは、このシンバル・スタンドはドラム・セット用なので、カホン奏者が使用するにはシンバルの位置が高すぎる。
なので、VROOOM宅に、普通に転がっている「金属パイプ・カット器具で、切断されて短くなってます(笑)

そんな道具、普通の家にあるか??(爆笑)

そして、ある時に、VROOOMがバンドの飲み会で、いかにも普通な感じで言うわけですよ。

「俺、カホンを自作することにしたから。」


いやいやいや、普通じゃないから! それ!!(笑)

おいらと店長は爆笑してつっこんだんだけど、それからほどなくして、完成品を目撃することになります。


カホン・零号機

これですねっ!!

ちゃんとしたカホンだよね。
どこからどう見てもカホン。
作れるもんなんだ・・・(笑)
というか、この時からもう、VROOOM WORKSのロゴが入ってるし(爆笑)



詳しく聞いてみると、これは「カホン自作セット」というものを売っているらしく、それを組み立てたものらしい。
つまりは試作機といってよいのではないかと(笑)


おいらはVROOOMとのつきあいが、ものすごーく長いから、解説を加えておくと。
やつは、しゃべっている時は、かなり過激な男です(爆笑)
とっぴな事をガンガン言うし、そもそも発想がぶっ飛んでいるので、ふつうの人は驚くか、とまどうか(笑)

ところが、ことが「ものづくり」となると話は違っていて。
ものづくり」になると、やつの過激なところは影をひそめて、臆病なくらいに慎重になります。

大量の情報を仕入れて、綿密に計画を立てて、丁寧に仕事をして、無理なく作り上げていきます。

さすが、職人!!

そう、つまり、やつはカホンを自作するという道に、もっとも初心者としての入り方で入っていったわけですな。
そうやって、まず、カホンという楽器の仕組みを探ろうとしたということかと。
腕に自信はあるはずなのに、ちゃんと段階を踏んでいるわけですよ。

そして、この零号機突破口にして、やつの「カホン自作」の長い旅が始まるのです!

以下次号じゃ!!

バンドの歴史47(山道での啓示)

2015年08月26日 17時10分40秒 | バンドの歴史


さて、山道を歩きながら、考えた。


智に働けば角が立つ。

情に棹させば流される。

意地を通せば窮屈だ。

とかくに人の世は住みにくい。



じゃなくて!!(笑)


こんな高尚なことを考えていたわけじゃなくて、

どうやったらライブ本番中にギターの弦を斬らなくてすむか!

なんていう、卑俗なことを考えていたわけですよ。

んで、ある瞬間に、頭の中に、ひらめきがあったのです。
まさに、天からの啓示といってもいい感じ!!

それは、こういう内容でした!


弦を斬ろうと思っても、斬れないような弾き方に変えればいい!
どうせ弾き方を変えるのなら、徹底的に変えたほうが面白い!



この啓示は、おいらの胸を突き刺したね~。

そうか、具体的には、店長と真逆の弾き方をすればいいのだ!!


そう、アップルビデオ高津店というバンドには、ギターが2人いる。
その2人が同じような弾き方をしていたって、つまんないじゃん!
店長が12弦ギターをメインにして、オリジナリティを出してきたんなら、
おいらは、それ以上に変えてしまおう!!
だって、店長と同じような弾き方をして、かなうはずないじゃん(笑)




んで、山道を歩きながら、1つずつ、決めてゆきます!



1・店長はピックでギターを弾いている。



ということは、おいらはピックを使わず、指で弾く!!
(これで、弦を斬りにくくもなる!)





2・店長はレギュラー・チューニングで調弦している。



ということは、おいらは変則チューニングで調弦する!!
(オープンDやオープンGは、ブルーズにとっては基本!)





3・店長は左手の指で弦を押さえて弾いている。



ということは、おいらはスライド・バーで勝負しよう!!
(スライド・ギターも、ブルーズにとっては基本!)


つまり、今までやっていたことを全部チャラにして、新たにやり直そうってことさ、簡単に言うと(笑)

こんなことを考えて、実行してしまうなんて、よっぽど追いつめられていたんですな、おいら(爆笑)




で、山道を歩き終わり、出張から帰って、さっそく、ギターの弾き方を変えるために準備をします!!


スライド・バーは、かなり前に興味があったから、買ってあったんだけど、いちばん大変なのは、オープン・チューニング!!
チューニングを変えたら、もはや別の楽器です(爆笑)
これまでの押さえ方とか、どこにどの音があるとか、全部、通用しません・・・(当たり前)



でも考えてみたら、前回紹介した、ニール・ヤングのような弾き方!
ギターにたたきつけるような弾き方は、ピックでやったら、弦が斬れる!
だから、ニール・ヤングも「ここぞ」というときしか、あの弾き方はしない。

それをおいらは、ライブのたびにやっていたから、弦が斬れまくっていたのであって。

素手でやったら、そうは斬れない!!(爆笑)


しかも、そればっかりをやっている、とんでもないギタリストが、いたじゃん!!(笑)

オープンチューニングで、スライド・バーを使って、右手でギターをたたくようにして弾く!!
まさに、おいらがやりたいことをやっているのは~。


この人!!
Son House "Death Letter Blues"

伝説のブルーズマン、サン・ハウスですよっ!!


いやあ、迫力ありすぎ!!
ずっと、最初から最後までギターをたたいてるじゃん!!(爆笑)
こんなに、感情があふれるような演奏、なかなかないですぜっ!

こんなふうに弾きたいよっ!!

というか、初めて見たとき、スライド・バーが斜めになっていることに、開いた口がふさがらなかったことをおぼえてます(笑)

そのサン・ハウス目標にして、おいらの、新しいギター探求の日々が始まったのですよっ!!


続きは次号っす!!

バンドの歴史46(ピッキングの基本)

2015年08月25日 16時33分19秒 | バンドの歴史


ピッキング~、ピッキング~。

ギターを弾くときに、大切なのは、運指よりも、ピッキング~。

右利きの人でいうと、「左手の運指」よりも「右手のピッキング」が大切!!
これは間違いない事実ですわ!


左手の華麗な指さばきに感動しがちですが、本当に大切なのは、右手のピッキングなのです!!

これはね~、なかなか意識しづらいうえに、一度クセがついてしまうと、なかなか直せない・・・


おいらがライブのたびに弦を斬る、その原因は、ピッキングだったのです!!


順序立てて話すと、おいらがギターを弾き始めたころのアイドルというか、目標は、この方!


ニール・ヤング様です!!



で、ニール・ヤング様のギターの弾き方は、かな~り、クセがあります!


百聞は一見に如かず、見てみましょう!!


Neil Young - Solo - Rockin in the Free World - Acoustic Guitar



ものすご~く、かっこよくて、今でも、血が熱くなる映像なんだけど~!!

1分20秒くらいのところを見てください!!

ニールヤング様が、感情の高ぶりを、ギターにたたきつけるように演奏しているのです!!


これ、おいらが20歳くらいのときに見て、ものすごく、影響されちゃったんだな~。


こんなふうに弾きたいよっ!!


そして、以下の計算式がおいらの中に、不動の存在として刻み付けられたのです!!

ピックを叩きつけるようにして演奏するかっこいい

そう、普段はやらないんだけど、ライブになると、やってしまうのです・・・



なぜって??


興奮しているから!!(爆笑)


んで、弦が斬れてしまうのです・・・(当然)



ていうことは、簡単じゃん、この弾き方をしなきゃいいんじゃん!!


と考えた、そこのあなた!! 100パーセント正しい!!



でもね、無理なのよ、興奮しているからね、無意識のうちにやっちゃうの・・・
そして、弦を斬って、初めて気がつくのさ~!!(遠い目)


いや、あのね、あまりにも悲しいから一応、言い訳しとくと!

ライブ本番で気持ちがたかぶることによって、いい演奏ができるときもあるのよ!!


普段では考えられないような、感情的なヴォーカル表現ができたりとか!
普段では考えられないような、奇抜なフレーズのハーモニカが吹けたりとか!

でも、普段では考えられないような、ギタープレイは、できたことない・・・(号泣)


やっぱり、ギターがへたくそなんだよ~!!



そいえば、おいらのことを、40年近く知っている幼馴染の、VROOOMに言われたさ~。

こんな感じで、さわやかに、言われたな~!


「お前は、一番うまいのが、ハーモニカ! 次がヴォーカルで、それに比べたら、ギターはダメだな~(笑)」


返す言葉もありません・・・




さて、具体的には、弦を斬らないためにどうするか・・・

ライブの1曲目をバラードとかにして、自分を落ち着かせる」とかも考えましたよっ!!

でも、2曲目でアップテンポの曲になったら、やっぱり興奮して斬るのです!(涙目)


自分が制御でき~ん!!


んで、忘れもしない、昨年の夏のことですよ。

出張先で山道を歩く用事があって、けっこう長い時間、山道を一人で歩いたのです。


こんな感じの山道!

んで、考えた、と


おお、夏目漱石の「草枕」みたいじゃないですか!!

かっこいいぞ、俺!!(笑)


といっても、頭の中は、ず~っと、

「弦を斬らないですむ方法はないのか~!」
「なんで俺はこんなにバカなのか~!」
「店長にまた怒られるのか~!」
「VROOOMに笑われるのか~!」


とか、そういう、煩悩ばっかり(笑)


んで、とある瞬間に、ピコーンと、ひらめいたのですよっ!!


ひらめきの内容は、次号じゃ!!

バンドの歴史45(なぜ弦を斬る?)

2015年08月24日 17時32分44秒 | バンドの歴史



さて、ライブ本番で、弦を斬り続けるおいら(泣)
連続5回のライブで、しかも、ライブ始まってすぐに、弦を斬る!!


というところまでが、前回でしたな・・・(ため息)
実は、こういう正規のライブだけじゃなくて、路上ライブも含めたら、相当な回数、斬ってます・・・


んで、当然のことながら、原因を探ります、そして解決策を実行します!

でも、効果が無いんですよ~(号泣)



これは、おいらの苦闘の記録ですわ・・・



《推定原因1》弦が劣化しているからだっ!!


《解決策》ライブの3日前に弦を交換する!!

《結果》ライブ序盤で、またしても、弦をぶちる・・・





《推定原因2》安い弦を使うからいけない!!


《解決策》金に物を言わせて、エリクサーの弦を買う!!

《結果》ライブ序盤で、またしても以下略





《推定原因3》弦が細いからだっ!!


《解決策》ミディアム・ゲージ(太い!)を張ってみる!!

《結果》ライブ序盤で、またしてもため息





《推定原因4》ピックが硬いからいけない!!


《解決策》もっとも柔らかいピックを使う!!

《結果》ライブ序盤で、またしても号泣




《推定原因5》普段練習した後に、弦をゆるめないからいけない!!


《解決策》練習後は、必ずペグ2巻きくらい、ゆるめる!!

《結果》ライブ序盤で、またしてもどん底




《推定原因6》ギターだっ! ギターに問題があるからだっ!!


《解決策》行きつけの楽器屋さんに見てもらう!!

《結果》「何も問題ないですよ」と言われる・・・




《推定原因7》おいらの、おいらの弾き方が悪いからなのか~!?

《解決策》自己反省するのじゃ~!!

《結果》なんと、見事に解決! ライブ本番で弦を斬らなくなったのです!!





そう、すべてはおいらが悪かったのさ~!!(座禅)


で、具体的にはどこが悪くて、どこを改善したらなおったのか!?

胸が苦しくなってきたので、以下次号!!(爆笑)

バンドの歴史44(ピックは斬鉄剣)

2015年08月21日 10時16分42秒 | バンドの歴史


みなさま、お元気ですか?

バンドの歴史もいよいよ現在に近くなってきまして、そろそろ終わりが見えてきましたよっ!!

第2期アップルビデオ高津店になって、たくさんの改革をしてきまして。
バンドの改造と銘打って、ここまで書いてきましたけども。



ところがねえ、ここからが、大変なのですよ~。


いよいよ、おいらのギターの弾き方そのものを改造するときがきたのです・・・



昨年の夏まで、おいらのギターの弾き方はオーソドックスなものでしたわ。

つまり、



調弦は、レギュラー・チューニング。


張っている弦は、ライト・ゲージ。


使っているピックは、柔らかいオニギリタイプ。


まあ、アコースティックギターを弾く者としては、まったく珍しくない仕様ですな(笑)


対する店長は、12弦ギターをメインにするという、相当変わったことをやっているというのに!!



まあ、でも、おいらにとっては、これが普通でして、これ以外の仕様に変えるなんて、当時は思ってもいませんでしたわ~。


でも、そんなぬるま湯につかったおいらに、冷水を浴びせかけるような事態が起こるのです(遠い目)



ライブの本番に、ギターの弦を斬りまくる


という異常事態連続発生したのです・・・

そう、それはこのブログを開設した当初にも書いたので、いちおう、ここも見てくださるとありがたいのですが。


弦に問題があるんじゃないかと考えて、弦を、エリクサーというメーカーの高いヤツにしましたよっ!
でも、効果なし・・・(涙目)



ギターの弦が切れれば、チューニングも狂うし、その後の曲は、アンサンブルも無茶苦茶になります。

つまり、ライブをぶち壊すに等しい・・・(涙目)




時系列に、具体的にいうと、


2014年冬、「立川・農家」ライブ

2曲目3弦をぶち斬る。


2014年春、「川崎・Bottoms Up」ライブ

1曲目3弦をぶち斬る。


2014年春、「立川・ラーメンスクエア」ライブ

1曲目3弦をぶち斬る。


2014年夏、「王子・モンスター」ライブ

2曲目3弦をぶち斬る。


2014年夏、「立川・農家」ライブ

2曲目1弦をぶち斬る。


すべてのライブを台無しに~!!



これさ、バンドのメンバー、よく、ぶちギレなかったね(爆笑)


まさに、ピックは斬鉄剣・・・

今宵の斬鉄剣は、一味違う・・・


そして、ライブの反省会のたびに、VROOOMに呆れられ店長に説教される・・・

いや、ほんと、あのころはつらかった・・・

いや、あの、思い出すだけでつらいので、今日はここまで(爆笑)


つづきは次号じゃ!!(涙目)




バンドの歴史43(バッキング店長)

2015年08月18日 14時00分20秒 | バンドの歴史


さてさて、前回は、バンドが小芝居をやるようになった、というところまで。

こういうことって、やっぱり、大げさな言い方をすると、意識改革だと思うのですよね~。
考え方が変わることによって、これまでだとできなかったことが、できるようになる!


いや、実はこれは、バンドの楽器編成にもかかわることなのですよ。


というのは、これまで長々と書いてきたけど、おいらと店長の関係が、師弟関係からスタートした、というのが大きいのですわ!

御存じのとおり店長は、おいらからすれば、ギター・ソロがとんでもなくうまい。
その店長に、おいらの歌の合間の、間奏を弾いてもらおうではないか。
つまり、このバンドは最初、「店長に気持ちよくソロをとってもらうバンド」としてスタートしたのですよ。

なもんで、第1期~第2期の序盤は、すべての曲で、こういう楽器編成でした。


つぁん ギター・ヴォーカル・ハーモニカ
店長  ギター
VROOOM パーカッション



そう、おいらは必ず、ギターを弾きながら歌い、間奏のときは、店長のギターソロのバッキングをやる。
そして店長に、けっこう長めにギター・ソロをやってもらう。
おいらがハーモニカを吹くときは、ハーモニカ・ホルダーを使って、ギターを弾きながらハーモニカをやる。


すべての曲で店長にギター・ソロをとってもらうには、こういうふうにせざるをえない。
それぐらい、店長のギター・ソロは、うちのバンドの「売り」だと認識されていたわけですね。
そりゃあ、実際に、店長のギター・ソロはそれぐらいインパクトのある「バカ・テク」だったわけですよ。


で、問題は・・・



これですよっ!!

はい、ハーモニカ・ホルダーですね。


いや、これがすべてイカンというわけではないですよ。
そもそも、おいらのあこがれの

ニール・ヤング様や、

ボブ・ディラン様も使用してらっしゃいますし!!




でもね、だんだん、おいらがブルーズに傾倒していくようになってくると、「ハーモニカ・ホルダーの限界」というやつにぶち当たるようになるわけなんです。



それは何かというと、この動画を見てもらったほうが早いっすね。
おいらが、「ハーモニカの神」として尊敬している、ハーモニカの達人の動画ですよ!


Sonny Boy Williamson- "Bye Bye Bird" 1963 #Reelin' In The Years Archives#



まあ、とにかく、その風貌からしてとんでもないんですけど(爆笑)

顔、インパクトありすぎ(笑)


それは置いといて、手のひらでハーモニカを包んでいるのがわかりますよね。
その手のひらを動かすことによって、音色を変幻自在にあやつっている!!(驚愕)


こういうプレイは、ハーモニカ・ホルダーを使用していると、できません・・・
最後は、ハーモニカを口にくわえて、手をたたきながら吹いているからね~!!
もはや、神業すぎて、何も言えないっすね!!
これはハーモニカ・ホルダーを使わないからこその芸術ですよな!!
いや、というか、ここまですごいプレイは、誰にもできませんけど・・・(苦笑)



でも、こういうことがやりたいおいらとしては、ハーモニカ・ホルダーを使わずに、ハーモニカを吹きたい!
そのためには、ギターを手放す必要がある!!
そう、つまり、店長にギターバッキングだけをやってもらうしかない!!

そうして、おいらは、ギターを弾かずに、歌とハーモニカだけに専念する!!

いや、もちろん、すべての曲でそうするわけじゃないんだけども。

これはねえ、意識改革ですよ!!


誰の?? いや、おいらのなんですよ(爆笑)
店長の意識の問題ではなく、おいらの意識の問題(笑)



というのは、店長におそるおそる

「この曲は、バッキングだけ、やってもらう感じにアレンジしてもいいっすか??」

と言ったら、

「(にこにこいいよ~!!」

「え?? そうするとこの曲は、店長、ギター・ソロ弾けないけど、いいんすか??」

「(にこにこもちろんだよ!! バッキングだって奥深いからね、弾いてて楽しいんだよ~!!」

「(あぜん)」


そう、店長はギターが弾ければ、それがソロだろうが、バッキングだろうが、関係なく上達したい人だったのです。
いやあ、本当に、ギターの修行僧みたいな人だよな~(感嘆)


というわけで、おいらの意識改革によって、バンドのレパートリーに、
「おいらがギターを弾かない曲」
が入ることになったのです。

これによって、バンドの楽器編成に新たなパターンが増えたのですよ!!

これって、やっぱり、20年くらい付き合いがあるから、初めてできたことのような気がするなあ~。
おいらの中では、いまだに、
「店長にバッキングだけやってもらうなんて、ぜいたくだな~」
と思う気持ちがあるからな~。

でも、そのぜいたくがやれるようになったことが、バンドの進歩でもあるのだっ!!


続きは次号やっ!!

バンドの歴史42(小芝居やってみよーっ!)

2015年08月17日 15時58分19秒 | バンドの歴史



さて、久しぶり、バンドの歴史の続きを書くわけですが。

前回は立川の音楽居酒屋「農家」に出演するようになって、「アップルビデオ高津店」という、邦楽を中心に演奏するバンドを組んだ、というところまで。



しっかし、奇妙なことが起こってましてですな~。

いや、というのは、おいらたちのバンド、Youtubeにライブ演奏の動画をけっこうたくさんアップしているのですが~。

これがまあ、もちろん、素人バンドだから当たり前なんだけど、閲覧数が少ないこと少ないこと(爆笑)


数年前、VROOOMが足を骨折して参加できなかったときの動画、「ホテル・カリフォルニア」が現在のところ、

250回くらい(爆笑)

まあ、こんなもんですよ(笑)
数年かかっても、これくらいしか見てもらえないのさ(ため息)




なのに、この前の、ホット・ロッキン・ナイトのときの、アップルビデオ高津店の「スタンド・バイ・ミー」が、1ヶ月くらいで、

150回くらい(驚愕)

も見られているのですよっ!!!



なんで??

何があったの?

身内が見てるの??

ヴォーカルのつっかさんが、ヘビー・ローテーションでもしてるの??(爆笑)



なんか、アップルビデオ高津店のほうが、人気ある・・・

ま、これはこれで、喜ぶべきことなんですけどねっ(笑)




それはともかく、アップルビデオ高津店は、基本的には、「余興」のバンドだったわけです。
音楽居酒屋「農家」のオープン・マイクのときのために、作られたバンドなわけですから。

で、どうせ「余興」なんだから、もっと楽しくしようと考えて・・・



曲の合間に、「小芝居」をすることにしました(笑)



いや、うちのバンドは、「誰がリーダーか?」ということでは、いまだに決着がついてないんだけども。


この小芝居の導入のときは、おいらが、久しぶりに、というか、初めて? 強権を発動したなあ(爆笑)


とにかく、やりたいのっ!!
いいから、やるのっ!!
台本もおいらが書くから、とにかくやるのっ!!




今思えば、完全に、いかりや長介レベルの独裁者だったわ(笑)



いやあ、あのとき、強硬に反対する意見が出なくて、店長もVROOOMもつっかさんも、笑いながら了承してくれて、ありがたかったっす(笑)


みんな、大人だなあ(感嘆)



そいえば、ドリフターズのギャラって、すんごい不公平だったらしいっす。




ギャラの総数が10だとすると、









いかりや長介が、








それ以外が、全員、




これは凄すぎ・・・





うちのバンドは、そもそもギャラが発生しないから、こういうの無縁だけど、やっぱ、長さんすごかったんだな~(遠い目)



ちなみにおいらのバンドでは、手に入れたお金(投げ銭)は店長が一括管理してます。
といっても、ふところに入れるのではなく、ペットボトルに入れて、保管してあります。
ちゃんと数えたことないけど、第1期のときも含めて、数千円くらいなんじゃないかなと(笑)

これまでのギャラのすべてを足しても、1回分の飲み会費にもならん(爆笑)



そう、それはともかく、おいらは、こういう余興のときの「小芝居」とか、大好きなんですよね~。
もちろん、愚にもつかないような台本なんだけど、みんなが楽しそうに演じてくれたりして、とてもうれしいっす。
こういうのをやると、バンドがより一体になるみたいで、音楽の一体感にも影響したりするんだよね~(半ば、こじつけ・笑)

でもやっぱり、コミック・バンドって観ているほうも楽しいし、こういう「おふざけ」ができるのが、本当に「かっこいい」気がしているので、ここは譲れんのだ!!


命令だっ!! 
ずっと、やるのだっ! 小芝居を(笑)





異論は許さん!!




で、そのとき演奏するビデオの曲に合わせて、台本を書いてきたんだけど、現在のところ第3幕まであります。
詳しい内容は、こちらをどうぞ(笑)


こうやって、バンドメンバーの意識改革が進んできて、これまではやらなかったことまで、できるようになってきたのです。
こういうのって、オヤジにならないと、なかなか実現しないんだよね~。

そういう意味では歳をとるのも悪くないっ(笑)


そして、もうちっとだけ、続くんじゃ。←出典・ドラゴンボール

バンドの歴史41(ヤヌスの鑑)

2015年08月06日 16時38分24秒 | バンドの歴史



この歓楽街の階段をのぼったところに、音楽居酒屋「農家」はありまする。
いやあ、すっかりオジサンになってしまったけど、こういうところ、行きつけないんだよな~。

スナック」とか「キャバレー」とか、「キャバクラ」とか、行ったことないのです・・・(ため息)

おいら、オジサンとしての経験値、少なすぎだな~(笑)




さてさて、立川の音楽居酒屋「農家」に初めて出演した時のことはよく憶えておりまする。
まずは、土曜日に行われる「農家の歌会」に、観客として参加して、その後、オープン・マイクで、2曲披露したのです。




それは、

ホテル・カリフォルニア(イーグルス)



ロッキン・ザ・フリーワールド(ニール・ヤング)


いやあ、おいらたちの気負いが伝わってきますなあ~(笑)


ホテル・カリフォルニアは、問答無用のキラー・チューン!!
ロッキン・ザ・フリーワールドは、うちのバンドの当時最大の自信曲!!




なめたらあきまへんでぇ!



という気持ちがあったのでしょうなあ~(遠い目)




実は、「農家」はおいらたちが想像するよりも、もっとアット・ホームで、和やかなお店。
しかも、そこに集う方たちは、音楽好きの、年配の方ばかり!!
おいらたちの気負いなんて、まったく必要ない感じの、ふところの広い方たちばかりですよ!


年齢についても、農家の女将さんに、

「あんたたち、農家じゃ、すんごく若手だよ(笑)」

と言われたほど(爆笑)




でも、たしかにそうなんだよね~。


ここに集う方たちは、フォークが好きだった方が多い!
筋金入りのアコギ好きの方たちが多いのです!
だからか、マーチンの使用率が高いこと、高いこと!

ほら、この写真を見てくだされ!!


あっというまにマーチンが4本も集まってますよ(驚愕)




そして、おいらたちが農家に出演するときに、よく出会うのが~

野次将軍こと、せいいちさん!!

おいらがレッド・ツェッペリンの「天国への階段」を必死になって歌って、最後の高音パートが出そうにないので、音程を下げて歌ったら~。


「こらあ~! 逃げてんじゃないよぉ~!!(笑)」


強烈なツッコミを入れてくれるのです(爆笑)


いやあ、やっぱり、観客が良いと、楽しさも倍増!!

おいらたちは、すっかり「農家」の常連になっていったのです。
こうして、欲しかったホームグラウンドを手に入れて、2ヶ月に1度くらいのペースで、ずっと農家に出演し続けております。



で、バンドにどういう変化があったかというと。



現在、おいらたちのバンドの専属カメラマンとして、写真を撮ったり映像を撮ったりしてくれる、つっかさん。


彼が、ちょうどこのころに、金沢から川崎に引っ越してきていたのです。
もちろん、彼のことだから、そこにはいろんな事情があったんだろうけれども。


少なくとも、おいらたちとしては大歓迎で、さっそくのように飲み会を企画したり、うちのバンドの写真を撮ってもらったりしておりました。

ほんで、つっかさんは毎回のように、ライブを観に来てくれるんだけども。
前にも書いたけど、「農家」のシステムとして、あらかじめ出演が決まっていた演者さんの演奏が終わると、今度はオープン・マイクで観客が2曲ずつ歌うのです。


つっかさんは、観客。
ということは、2曲歌う権利がある!

つっかさんは、歌専門。
ということは、おいらたちが伴奏をつけるのが必然

つっかさんは、邦楽が好き。
ということは、おいらたちも邦楽がやれる!



一石鳥、やるしかないじゃん(爆笑)


というわけで、オープンマイク用に、邦楽の名曲を用意して、練習し、つっかさんに歌ってもらうことになったのです!!


これをVROOOMが、

アップルビデオ高津店

と名づけたのです。
を、そこに入れるところがセンスってもんですなあ~。
まあ、若い世代には何のことやらわからんでしょうけど(笑)



で、農家では、まずアップルビデオ高津店が30分ほど演奏して、オープンマイクになると、アップルビデオ高津店として2曲演奏するというのが、すっかり定番となってしまいました(笑)

しかも、観客の反応がとてもいい!!


とくに野次将軍せいいちさんなんかは、

「いやあ、アップルビデオは、のほうが良いよな~(笑)」

なんておっしゃる始末!!(爆笑)





そう、うちのバンドは、の顔との顔を持つことになったのです!!

ふふふ、オジサンにもなれば、2つの顔を持つのがたしなみってもんよっ。
一筋縄ではいかんのよ、オヤジは(鼻息)


我ながら、オヤジの鑑(かがみ)ですなあ~(爆笑)



というわけで、アップルビデオ高津店の演奏をお楽しみください~。



曲は、ガッチャマンの歌!!
このとき、たまたま、ガッチャマンのTシャツを着ていた、こまっちゃんたちと、楽しくたわむれておりまする~!!

農家の雰囲気が味わっていただけるのではないかと~。


ガッチャマンの歌 アップル裏ビデオ高津店


続きは、次号でやんすっ!

バンドの歴史40(ホームグラウンド)

2015年08月05日 11時55分19秒 | バンドの歴史


さて、すさまじく暑い日々が続いていますな~!!
なんか、エヴァンゲリオンの第3新東京市みたいな気候になってません??
まるで、亜熱帯だよ~。
みなさまも、熱中症にだけは気をつけてくださいましっ。









さてと・・・












引っ越し、引っ越し、お引っ越し~!!




あ、すんません、まだあのインパクトに、脳がやられてます(笑)
今回は、画像の解像度が低いので、目隠しの線を入れておりません、悪しからず(笑)


1発ネタです! 忘れてください!!(爆笑)







さて、魚釣り用のイスを買って、どこでも引っ越しできるようになった、というのが前回
これで、路上演奏のバンドとしては、より強力になったことは確か。

これまでのバンドの改造をまとめてみると~。

1 おいらのギターにピックアップ増設
2 赤いエプロンで見た目を統一
3 全員がコーラスをつけるようになる
4 どこでも演奏できるようにイスを購入


路上バンドとして、ちゃくちゃくとパワーアップ!!



でもね、人間、路上を移動してばかりじゃ、疲れるのよ・・・

フーテンの寅さんだって、かならず葛飾柴又に、帰ってくるじゃあ、ありませんか。

うちのバンドとしても、路上を放浪するにしても、ホームグラウンドが欲しいぜ、というのが今回。



そもそもうちのバンドは、路上演奏を目的にして結成されたわけで、とくに店長なんかは、ライブ・ハウスとかで演奏することに、それほど乗り気ではないっす。

ライブ・ハウスでやるのは、友人が企画してくれているホット・ロッキン・ナイト(1年に1回くらい)だけで十分、晴れていれば路上でやるのみ!

という考え方なわけですね。


それはそれで理解できるんだけども、路上演奏ができるのは1年のうちで、5月~9月ぐらいのあいだでしかない。
それ以外は、寒すぎて、無理(泣)
しかも、その期間中に梅雨がありますぜ・・・


ということは、実際には、梅雨が明けた7月下旬から、9月中旬くらいまでしか路上で演奏できまへん・・・



ん~と、その季節に活動している生き物といえば~!!












これ!!!(爆笑)

つまりね、セミといっしょなんですよ、活動周期が!!

梅雨が明けたら地上に出てきて、大きな声で、鳴くだけ鳴いて、秋になったら・・・(泣)


路上バンドなんて、そんなもんです・・・


冬場に凍えながらも駅前で歌っている人を見て、マジで尊敬してます(遠い目)



なもんで、できれば、うちのバンドが1年中、屋内でお客さんを前に、演奏できるようにならないもんかなあ、と考え続けておりました。

ただ、その場合に問題になるのは、出演料!!
1つのイベントに参加して、演奏させてもらえるのに、数万円が相場です。
それを毎月のように払っていたら、とても無理っすよ。

だから、なるべく安価に、会場は小さくていいから、地道にちまちまと続けたい!

そうすれば、練習の励みにもなるし、その活動を通じて、知り合い・音楽仲間もできるかもしれないし。
いろいろな意味でプラスになると思うのですよ。



ほんで、話は、おいらが自分のギターに、ピックアップを増設したときにさかのぼるのです。

あのとき、楽器屋さんでギターの扱いについて叱られたことは、ここに書いておきやした(笑)
実はそのときに、以下のような会話があったのです。


店員さん「で、つぁんさんは、路上演奏ばかりされてるんですか?」

つぁん「はい、基本は路上なんですよね~。」

店員さん「冬場とか、どうされてるんです??」

つぁん「いや、さすがに、冬場はちぢこまってます(笑)」

店員さん「『農家』ってご存知です??」

つぁん「『農家』??」

店員さん「立川のアコギ好きが集まる音楽居酒屋なんですよ。そこに出演するといいですよ」

つぁん「オーディションとか、あるんですかね?」

店員さん「いや、たぶん、無いと思います。1度、遊びに行ってみたらいかがですか?」


この人、その「農家」っていう音楽居酒屋の回し者なのか??(笑)
でも、とてもありがたい情報でした、楽器屋さん、ありがと~~!!


で、家に帰っていろいろ調べてみたら、「第1期アップルビデオ高津店」が自然消滅して、おいらが1人で音楽をやっていたときがあるんだけど、そのときに出演していた、荻窪の音楽居酒屋とよく似たシステムのお店。

毎週土曜日に「農家の歌会」というイベントがあって、だいたい4つくらいの出演者が30分くらいずつ演奏しているみたい。
出演料はミュージック・チャージ500円とワン・ドリンク代金。

そして出演者の演奏が終わった後、「オープン・マイク」といって、観客の人たちが1人2曲ずつ披露しているみたい。
これなら敷居が低そうだ!

とりあえず1度、「農家の歌会」を見に行ってみて、オープン・マイクで演奏してみよう!

そして、店長とVROOOMを説得して、農家に行ってみたのでした。
これが、そのころの画像ですわ。


まだ、赤いエプロンをつけずに演奏してますね(遠い目)

そう、そして農家に出演するようになってから、ますますバンドは改造されていくのです!!

それは、また次号やでっ!

バンドの歴史39(いつでもお引越し~)

2015年08月04日 20時01分26秒 | バンドの歴史


引っ越し、引っ越し、お引っ越し~!!


いきなり、すいません(笑)


ある程度の年齢になっている方しか、この人知りませんよね(笑)

この人のインパクトはとんでもなくて、引っ越しというと、この人!!
その名声?? は揺るぎない!!(笑)



それはともかく、もし、いきなり「荷物まとめて、引っ越せ!!」と言われてしまったら、どうしますか??

すぐにお引っ越し、できますか??


実は、VROOOMは長年住み慣れていた、あの長屋を追い出されることになりまして。

理由は、ずばり、老朽化!!
「これ以上住むと危険なので、引っ越してくれ」と大家に言われてしまったわけですね。
んで、VROOOMはあわてて引っ越し先を探して、現在の家を見つけたわけですな。


考えてみれば、おいらがやつのゴミ屋敷を片付けた顛末は、この記事に書いておいたけども、そのおかげでスムーズに引っ越しができたわけですよ。

現在のVROOOMの家は、2階建てのしっかりした家!
前の長屋とは比べ物にならない住みやすさ!しかも、週に1度くらいのペースで、バンドの飲み会をやっているから、いつもきれいに片付いているし!!
もはや、言うことなしの住環境ですよっ!!
もちろん、その時の引っ越しにも、おいらはお手伝いしまして、やつのバイク2台のうちの1台を、自ら乗って移動させましたよ!!
バイクに乗ったの、何年振りだったろ(笑)


いや、それはいいとして、今回のテーマも、バンドの改造のお話!

うちのバンドは、路上演奏が主体のバンドです。
で、どんなところで演奏していたかというと、


こんなところや、


こんなところや、


こんなところです!!

共通点、わかります??


そう、それは、おいらたちが座れる段差があるところ!!
実は、そこに大きな制約があったのです(ため息)

我々は座って演奏するのが基本なので、座れる場所がないと演奏できないのです。
だから、座れるところがあるかどうか、というのが場所選びの基本だったのですよ!

そして、行きついたのが、


この場所!!!


これは我ながら、良い選択でした(鼻息)
立川は、街中にけっこう変なモニュメントが建っているんだけど、これもその1つ。
階段が途中で切れているの、わかります?
つまり、この階段はモニュメントであって登れないんですよ。

だから、その下に座り込んで演奏しても、通行の邪魔にならない!


この下で、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」を演奏すると、最高でした(爆笑)

すごく居心地のいい場所で、かれこれ2年くらいは、ここでずっと演奏していたっす!
初めての常連客である、あのお婆ちゃんが来てくれたのも、この場所!!



ところが、実は、この場所のすぐそばに、マンションがあることが判明!
つまり、大きな音で演奏すると、迷惑になってしまう!!
これはいかん!
おいらたちは、とにかく迷惑をかけない、というのがモットーのバンド。

というわけで~!!




引っ越し、引っ越し、お引っ越し~(笑)




でも、自分たちの座れる場所があって、しかも、そばに住んでいる人がいなくて、それでいて人通りが多い所!!なんてのは、なかなか無いわけです・・・

そこで、バンドの改造ですよ。

座る場所がないのなら、座る場所を作ってしまえばいいのです!!

で、購入したのが~。



これ!!(爆笑)

大きさが分かりやすいように、今お気に入りのCDを置いてみました(笑)

これ、魚釣り用のイスなんです。
書いてある文字がイカしてます!!(笑)
たまたまライブ会場のすぐそばに釣具店があって、そこで見て「これしかない!!」と(笑)

さらに、どこでもギターが置けるように、購入したのが~。


これですっ!!

持ち運び用のギタースタンド!!!


この2つを活用すると、これまではあきらめていた、こんな場所でも、演奏できるようになったのです!

例えば、


こことか


こことか!


こことか!!

特に、最後のウッドデッキのところなんて、演奏すると気持ちいいっす~!!


こうして、おいらたちは、いつでもどこでもお引っ越しができるバンドとして、また1つ成長したのです!!

見てくだされ、そのウッドデッキの上に、これらのモノを広げると、そこはもう、おいらたちのバンドの舞台なのですよ(笑)

居心地良すぎ(爆笑)


以下次号!!