さて、ザ・バンドについて語るシリーズも、今回で最後でしょうな。
いや、もちろん、他にもアルバムはあるんですよっ。
カバー曲を集めた、
「ムーンドッグ・マチネー」
なんてのもありますし。
解散後に
「アイランド」
なんていうアルバムも出てますよ。
リチャード・マニュエルが「ジョージア・オン・マイ・マインド」を熱唱してたりします。
ライブ盤の「ロック・オブ・エイジズ」は文句なく素晴らしいし。
「ラスト・ワルツ」だって捨てがたいです。
ヴァン・モリソンがカッコいいしなあ(讃嘆)
でもねえ。
ザ・バンドの曲の中で、うちのバンドで演奏するならどの曲か、ということを考えているわけで。
ライブ盤について語るのは、別の機会といたしましょう。
だから、今回、このアルバムについて語って、終わりにしようと思っているっす。
「南十字星」ですよ。
正確には
「Northern Lights - Southern Cross」
という題名でして、「北の光と南十字星」とでも訳せばいいでしょうか。
いやあ、とにかく、名盤です(号泣)
おいらの個人的には、ザ・バンドのアルバムの中でも、1番好きと言っていいアルバムですな。
一時期、このアルバムだけを聴いていた時があって、今でも目をつむると、その時期の思い出の風景が見えたりします(遠い目)
このアルバムの中には、素晴らしい名曲が、3曲もあるっす(遠い目)
Ophelia
Acadian Driftwood
It Makes No Difference
この3曲が素晴らしいことは、誰にも異存がない所でしょう。
いや、もちろん、他の曲も素晴らしいんですが、この3曲は群を抜いていると思うっす。
うちのバンドで演奏できるなら、3曲ともやりたいくらいですが(苦笑)
どの曲も、知名度がいまいちなんですよね・・・
ザ・バンドの熱心なファンじゃないと、さすがに知らないと思うっす。
んでは、とりあえず、1曲ずつ見ていきましょうか。
まずは「Ophelia」ですね。
この曲のリードヴォーカルはリヴォン・ヘルム。
本人もすごく気に入っていたみたいで、ザ・バンドが解散して以降も、コンサートでよく歌っていたみたいですわ。
たしかに、すごく明るくて盛り上がるし、懐かしい感じがするし、聴いていて心が和みます。
そして、もしかしたらザ・バンド最高の名作とも言われる、
「Acadian Driftwood」
これは、3人のヴォーカルが入れ代わり立ち代わり物語を歌っていくという、たまらん曲です。
サビの部分は3人で、ものすごく美しいハーモニーを聞かせてくれます。
この曲を演奏できたらどんなに良いだろうかと夢想しますが・・・
まあ、無理ですな(爆笑)
これはもう、カバーしようという気にすらならないほどの名作ですわ(遠い目)
んで、おいらが個人的に最も歌いたい曲が、
It Makes No Difference (Remastered 2000)
この曲です!!(鼻息)
リック・ダンコの胸をかきむしるような歌唱(遠い目)
曲の最後に、ロビーのギター・ソロとガースのサックス・ソロが交錯して・・・
何度聴いても、うっとりとした気持ちにさせてくれまする。
いつか、ソロでもいいから取り上げたい曲だなあ。
こんなふうに歌えたら、人生楽しいだろうなあ(妄想)
というわけで、いよいよ、7月13日のホット・ロッキン・ナイトが近づいてきました。
久しぶりの大きな会場でのライブですからね~。
練習がんばります!!
このシリーズはこれでおしまいですぞ~。