しいたけブログ

しいたけとゲーム、果てはオーデオの泥沼にはまり込んだ人間の、煩悩まみれな適当ブログ

Blade TWOの衝撃

2016-03-25 22:54:20 | オーデオ
花粉症に苦しんだり、珍しく残業な日々を送っていたら早くも3月の末日が近付いてきてしまいました。もう今年も4分の1が過ぎ去ろうとしているとは。

そんなわけで表題。KEFのちょっと変わった見た目のスピーカー、Bladeシリーズの小さい方なわけですが(それでもお値段300万円くらいと途方もない)、先日これを比較的近場で試聴できるという機会があり、他の用事もあったのでふらふらと出かけていったわけです。

外見についてはやはりでかい。Bladeの小型版とはいえ、背丈はともかく奥行きがだいぶあるので設置には結構スペースがいりそうです。あと、このスピーカーはウーファーがサイドに付いているので、横幅も必要だろうと。実際、今回試聴した部屋は左右が少々狭かったので、低音が出たときに共振してしまうような感じがありました。

デザイン自体はかなり好みです。個人的にいかにもスピーカー然とした、箱形の筐体というのはちょっと苦手だったりするので……

なお、試聴時のプレーヤーはエソテリックのK-01X、アンプはアキュのC-3850+A-70と、これまた途方もないお値段の軍団でありました。


で、せっかくなのでおなじみなPureをかけさせてもらったのですが、まあ何というか異次元感。音の広がりも十分でありながら、さすがはUniQといったところかボーカルのセンター定位具合も相当なもので、音の実体感が圧倒的でした。


お値段的にも置き場所的にもこんな代物は到底買えないわけですが、今回はかなり打ちのめされてしまいました。というのも、デザイン的にも音の傾向的にも自分の好みであっただけに、ここまで投資しなければこの領域には到達できないのか、と思わされてしまったためで……

オーデオの沼はなお深く、といったところかと。
コメント
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