禅の言葉「身心脱落・しんじんだつらく」

身心脱落・しんじんだつらく　心と体を覆っているものをそぎ落とそう

道元導師が修行のために宋に渡り、天童山の如浄（にょじょう）の基で悟りを得たときの問答に見られることば。

一日の始まりに体操やストレッチをして体をほぐすと、血液の循環がよくなり、全身がほかほかしてきます。しばらくすると体がすっきり軽くなってきますが、体がすっきりすると心も軽快になったような気がしてくるから不思議です。

身も心も澄み切った境地が「身心脱落」です。