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「牧野富太郎」

2018年04月25日 | 新聞記事より

昨日4/24日 損保ジャパン日本興亜に行き、エレベーターに乗ったら

「植物学の日」1862年(文久2年)「植物学の父」牧野富太郎が生まれました。94年の生涯で新種・変種約2500種を発見しました。と『今日は何の日』にメッセージが表示されました。

昨日の西日本新聞朝刊・春秋にも「数多くの新種の植物を発見、命名して「日本植物学の父」と呼ばれた牧野富太郎。今日はその誕生日にちなんだ「「植物学の日」▼「ワルナスビ」という北米産ナス科植物も牧野の命名だ。葉や茎にするどいとげがびっしりと生え実などに毒がある。繁殖力は極めて旺盛。除草剤も効きにくので、いったん生えると駆除は難しいという▼「地下茎を引き除いても引き除いても切れ残り、それからまた盛んに芽出って来て‥‥イヤハヤ困ったもんである」。始末に負えない害草なので「悪る茄子・わるなすび」との和名にしたとか

今朝の朝刊に続編が掲載されています。

昨日取り上げた植物学者、牧野富太郎の話をもう少し。94年の生涯で約40万の標本を採集、新種など1500以上の植物に名前を付けた▼先に紹介した「ワルナスビ」のほかの名もユニークな名が。ごみ捨て場で見つけたから「ハキダメギク」、たくましいので「オトコラン(男蘭)」見た目で「トラノハナヒゲ」。「オオイヌノフグリ」「ハルジオン」も牧野が名づけた▼「スエコザサ」は妻の名にちなんだものだ。土佐の造り酒屋に生まれた牧野は、独学で植物を研究。結婚し子どもができても植物に夢中で、家庭を顧みず野や山を渡り歩いた▼牧野は金銭に無頓着で、実家の財産を食いつぶしても、研究への出費は惜しまなかったという。借金苦に耐えながら夫を支え、家庭を守ったのが妻の壽衛(すえ)。病に伏した糟糠の妻への感謝を新種のササの名として残したかったのか▼牧野は小学校を中退ながら、熱意を認められて東京帝国大学植物教室への出入りを許され、助手、講師となり、理学博士の学位を得た。全国を歩いて多くの未知の植物に名を付け、精密な植物図に残した功績は今でも研究者必携の書だとか▼「雑草という名の植物はない」。それぞれに花を咲かせ実をつける植物に名前を与え続けた牧野の言葉だ。学歴もない市井の愛好家から日本植物学の泰斗となったその生き方にも重なるように思える。

        

 

 

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