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七草粥

2011年01月07日 | Weblog

七草粥(がゆ)の由来

正月7日の朝に七草を入れたおかゆを食べると、1年病気をしないとされます。
中国の古い文献には、正月7日に7種類の野菜の吸い物を食べて無病息災を願う風習があると記されています。
この風習が平安時代の日本に伝わりました。
江戸時代には将軍が正月7日に七草粥を食べる行事が定着し、やがて庶民の間にも今のように春の七草を食べる習慣が広まりました。
日本では古くから、野草は、万病に効き目があると信じられていたようで、お正月の最初の子(ね)の日には、生命力の強い野草を摘み、それを食べる「若菜摘み」といわれる風習がありました。

七草粥(がゆ)|春の七草とは

芹(せり)・・・・・せり科の多年草。清流や湿地に自生します、独特の芳香があります。
薺(なすな)・・・・・アブラナ科の二年草。ぺんぺん草ともいわれ、よく見かける野草です。その名のとおり三味線のバチに似た三角形の身をつけます。利尿、止血、解熱などの効果があります。
御形(ごぎょう)・・・・・母子草(ははこぐさ)の別名があります。キク科の二年草。春に黄色い花を咲かせます。昔は草餅に入れられていました。
繁縷(はこべ)・・・・・はこべらともいわえます。ナデシコ科の1~2年草。利尿作用があるといわれます。江戸時代には歯磨き粉として使われていたそうです。
仏の座(ほとけのざ)・・・・・キク科の二年草。別名を小鬼田平子(こおにたびらこ)といいます。水田など湿地に自生し、黄色い花をつけます。同じな名で紫の花をつける「ほとけのざ」とは別のもので、食用にはならないので注意しましょう。
菘(すずな)・・・・・アブラナ科の1~2年草。蕪(かぶ)のことです。身がやわらかく、消化のよい野菜です。「すずな」という名は、ふっくらとした根の部分が鈴に似ているところからつけられたそうです。
蘿蔔(すずしろ)・・・・・アブラナ科の1~2年草。大根のことです。身は消化がよく、葉にはビタミンが豊富に含まれます。たくあん、煮物、大根おろしなど欠かせない食材です。

七草粥(がゆ)と和歌

春の七草は、「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草」という和歌で覚えられてきました。前日に摘んだ七草を七日の朝に調理しますが、できるだけ大きな音をたてて、まな板をたたいてきざむのがよいとされます。

便利な春の七草セットパック詰め

正月7日は、時期的に早すぎることもあって春の七草をすべてそろえるのが大変です。青菜で代用して作られることが一般的ですが、スーパーやデパートなどでも七草のセットがパックに詰められ売られていますので、これを利用されてはいかがでしょうか。

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