<運転免許証>自主返納2万9150人 96%が65歳以上
08年に運転免許証を自主的に返納した人は過去最高の2万9150人で、
07年(1万9457人)の1.5倍に急増したことが12日、
警察庁のまとめで分かった。
このうち96%が65歳以上で、返納者にバスやタクシーの運賃を割り引くなどの
優遇制度を導入した都道府県での増加が目立つ
秋田、長野両県では65歳以上の返納者が運転経歴証明書を提示すれば
タクシー運賃が半額になる
高齢ドライバー事故の増加を受け、警察庁は98年、免許自主返納制度を始めた。
一方、免許返納した人には希望すれば「運転経歴証明書」が交付されるが、
有効期限がないため、銀行口座開設などで交付から半年間しか本人確認書類として
使えず、「返納すると身分証明がなくなる」との声も根強い。
このため警察庁は11年1月をめどに、
10年程度の有効期間を設け、住所変更もできる証明書を発行する方針だ。
08年に運転免許証を自主的に返納した人は過去最高の2万9150人で、
07年(1万9457人)の1.5倍に急増したことが12日、
警察庁のまとめで分かった。
このうち96%が65歳以上で、返納者にバスやタクシーの運賃を割り引くなどの
優遇制度を導入した都道府県での増加が目立つ
秋田、長野両県では65歳以上の返納者が運転経歴証明書を提示すれば
タクシー運賃が半額になる
高齢ドライバー事故の増加を受け、警察庁は98年、免許自主返納制度を始めた。
一方、免許返納した人には希望すれば「運転経歴証明書」が交付されるが、
有効期限がないため、銀行口座開設などで交付から半年間しか本人確認書類として
使えず、「返納すると身分証明がなくなる」との声も根強い。
このため警察庁は11年1月をめどに、
10年程度の有効期間を設け、住所変更もできる証明書を発行する方針だ。