武るり子さんのお話

　今日は『少年犯罪被害当事者の会』代表の武るり子さんらのお話を伺いました。
　武さんらからは犯罪被害者の実情を教えていただいたのみならず，弁護士が仕事をする上での重要なヒントをいただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それは，裁判では結果ではなくプロセスが重要なのだ，ということです。

性暴力救援センター・大阪SACHICO訪問

　今日は，朝から，性暴力救援センター・大阪SACHICOを司法修習生14名と一緒に訪問して，加藤治子さん（SACHICO代表）からお話を伺い，相談室などを見せていただきました。
　加藤さんも言われていたのですが，性暴力のごく一部しか「性犯罪」とされないのです。相手（被害者）の意思に反する性的行為＝性暴力はすべて犯罪とするべきなのです。

事務所の引っ越し？

　昨日から，終日，弁護士会館にいます。
　でも，事務所を弁護士会館の中に移したわけではありません。
　司法修習生14名とともに，犯罪被害者支援研修を受けています，金曜日（10/12）まで。
　

『少年犯罪被害当事者の会』の集い第20回『WILL』（ウイル）に参加して

　昨日は，『少年犯罪被害当事者の会』の集い 第20回『WILL』（ウイル）とその後の懇親会に参加してきました。
　第20回の『WILL』では，①犯罪被害者への経済的補償の問題，②犯罪被害者が自分の事件の犯人（受刑者）の更生（矯正・社会復帰）に関わるべきこと，③犯人が刑事施設から出てきたあと，被害者に仕返しをいかにして防ぐか，の３つの問題が話し合われました。　この被害者への経済的補償の問題は，まさに私が犯罪被害者支援委員会（日本弁護士連合会）プロジェクトチームの一員として取り組んでいるテーマであり，他方，制度実現のためには新法の制定がどうしても必要ですので，被害者の想いが国会に届くよう活動していきたいです。

ストカー被害に遭ったら

　ストカー犯罪の被害者になってしまったと思ったら，証拠をできるだけ集めて，警察に相談してください。
　私がストカー被害相談を受けた場合でも，まず，どうすれば警察に迅速に動いてもらえるかを考えるのです。　　　　　　　　　
　というのも，『ストーカー行為等の規制等に関する法律』が，原則として警察のチカラを使って，ストーカーを封じ込めようとしているからです。

キャバーノ最高裁判事候補と芸能人の性暴力

　　ＵＳＡでは，連邦最高裁判事の候補者の36年前の性暴力が問題となっています。https://www.bbc.com/japanese/45556721　 他方で，我が国では，芸能人による未成年者に対する淫行が問題となっています。
　どちらも徹底した捜査をするべきだと思います。