ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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武るり子さんと少年犯罪被害当事者の会

2013年10月13日 05時23分24秒 | 相続
 昨日は,[第15回『W I L L』]に参加し,そのあとの懇親会にも参加させていただきました。
 一番驚いたことは,武るり子さんという少年によって我が子を殺された普通のお母さんが,いろいろな人を巻き込んで,少年法改正問題に大きなうねりを起こしていることでした。

 「あすの会」の本村洋さんらもそうですが,やればできる,ことを教えていただきました。

 ※「少年犯罪被害当事者の会」とは,少年によって最愛の子供を殺された家族の会です。1997年に結成してから,一切の政治や宗教等にとらわれることなく遺族を中心に,少年法の問題など理不尽な体験を各方面に話すとともに,毎年シンポジウムを行い,課題や問題点を議論しています。
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「少年犯罪被害当事者の会」の集い開催

2013年10月12日 05時47分44秒 | 相続
 『WiLL 第15回開催のお知らせ<詳細>もうひとつの子供の日 第15回『W I L L』のお知らせ
私たち「少年犯罪被害当事者の会」は、少年によって最愛の子供を殺された家族の会です。1997年に結成してから、一切の政治や宗教等にとらわれることなく遺族を中心に、少年法の問題など理不尽な体験を各方面に話すとともに、毎年シンポジウムを行い、皆様と課題や問題点を議論してきました。
これまでに少年法は3回改正され、犯罪被害者等基本法が施行されるなど、少しずつ被害者の権利が保護される法整備が進んできました。現在も少年法における有期刑の上限を引き上げる方向で国会での審議を待っているところです。それでも、私たちの置かれている現状には、まだまだ苦しみや悩みが続いています。
私たちにとって切り離せない問題の一つに、加害少年の処遇があります。子どもの命の責任を取ってほしいと、民事訴訟を起こしたり謝罪を望んだりしますが、ほとんどの被害者が果たされていない現状があります。今の矯正教育は本当の意味で罪と向き合わせていないと考えており、みなさまとも議論したいと思っています。子供たちをこれ以上被害者にも加害者にもしないためにも参加やご協力をよろしくお願い致します。

● 今年のテーマ/被害者が望む矯正教育とは~果たされていない責任~

出演者   菱田律子氏【龍谷大学矯正保護課程講師(元浪速少年院 院長)】
影山 秀人氏【横浜弁護士会】 御手洗恭二氏【長崎・佐世保女児殺害事件 遺族】  他

★と き 2013年10月12日土曜日午後1時から
★場 所 大阪市立西区民センター 大阪市西区北堀江 4丁目2番7号
TEL 06-6531-1400
★交 通  地下鉄 鶴見緑地線・千日前線 「西長堀」3号・7号出口100Μ
★主 催 少年犯罪被害当事者の会 
★後 援  大阪府・大阪市
★資料代  500円
★定 員  200名(先着順)
★問い合わせ 少年犯罪被害当事者の会事務局 代表 武 るり子
TEL 06-6478-1488 FAX 06-6478-1788 

 社会で騒がれた事件だけが重大事件として扱われ、私たちの様な少年事件のほとんどが命を命として扱ってもらえず、そのうえ、どこからもフォローされなかったのが現状でした。「死んだ者はしかたがない」と簡単に扱われ、加害少年には人権があり、立ち直る可能性と将来があると強調されてきました。さらに、殺された子供たちの権利や、それまで生きてきた事実までも、無視した扱いをうけてきました。子供たちは、決して死にたくなかったのです。そんな子供たちを思い出してほしい、忘れないでほしいと思ってきました。決して一家族だけで、悩まないで下さい。

☆ 『W I L L』・・・・意志・決意・願い・気持ち・遺言などの意味があります
☆ 平成25年度大阪府犯罪被害者等支援社会づくり活動事業 』

 今日は,この集いに参加します。
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ストーカー対策

2013年10月10日 21時37分17秒 | 相続
着信拒否後も「別れたつもりない」容疑者、母に(読売新聞) - goo ニュース

 私は,これまで,ストーカーに関する相談を受けた際,必ず,相手方(ストーカー)との接触を徹底的に避けて,あとは警察に対応を任せましょう,とアドバイスしてきました。

 しかし,今回の事件では,それではダメなことがはっきしました。

 これからは,弁護士が相手方との対応窓口になりますから,身辺警備は警備会社に依頼しましょう,とアドバイスします。
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不自然な供述

2013年10月09日 16時39分17秒 | 相続
「ネットに夢中」女性の長男、風呂でおぼれ重体(読売新聞) - goo ニュース

 具体的状況はわかりませんが,なんとなく,この女性の供述は不自然です。

 とにかく,ネット依存には要注意です。
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村瀬均裁判官の判断

2013年10月08日 11時28分49秒 | 相続
千葉大生強殺、1審死刑判決を破棄し無期懲役(読売新聞) - goo ニュース

 村瀬均裁判長の部で,1審(裁判員裁判)の死刑判決を破棄して無期懲役に減刑したのは,私の知る限りで,2回目のことです。

 この控訴審判決にもまた,被害者遺族から厳しい批判が浴びせられるでしょう。

 しかし,死刑は存置すべきだが,その適用は特に慎重にしなければならない,という国民多数の意見からすると,村瀬裁判長らの決断にも理由があると思います。

 とにかく,死刑がいつも犯罪被害者支援に直結するわけではないので,死刑廃止の議論は別に,被害者支援を充実させていくべきです。
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佐賀元明先生の有罪確定

2013年10月07日 21時37分40秒 | 相続
 朝日新聞によると『大阪地検特捜部の主任検事による証拠品の改ざんを隠したとして犯人隠避罪に問われ、一、二審で有罪判決を受けた当時の特捜部長、大坪弘道被告(60)が、最高裁に上告しない方針を固めた。近く会見で明らかにする。ともに有罪判決を受けた当時の特捜副部長、佐賀元明被告(52)も上告しなければ、現職検事が計3人逮捕された一連の事件が発覚から3年余りで終結することになる。上告期限は9日。
 大坪元部長は先月25日の二審・大阪高裁判決後の会見で「闘い続ける」と上告の意向を示していた。
 一連の事件は2010年9月、朝日新聞の取材で発覚。特捜部が手がけた郵便不正事件の主任検事(46)=証拠隠滅罪で有罪確定=が捜査上の見立てに合うように、押収品のフロッピーディスク(FD)のデータを改ざんしたと報じた。最高検は発覚当日に主任検事を証拠隠滅容疑で逮捕。10月に大坪元部長と佐賀元副部長も改ざんを隠したとする犯人隠避容疑で逮捕した。昨年3月の一審・大阪地裁判決は、2人は主任検事がFDを改ざんしたと知りながら、誤って書き換えた「過失」とすり替えて処理したと認定。ともに懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)とした。二審判決も一審の判断を支持した』とのことですが,佐賀元明先生も,上告を断念されたそうで,これによって,佐賀先生の有罪が確定することになります。

 今回の事件,何人もの現職の検事でされ,佐賀先生はむしろ被害者だと言っているように,裁判所がおかしな判決を下したことは明白です。これが,わが国の現実なのです。正しい者が裁判で勝つとは限らないのです。
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法務局日曜法律相談

2013年10月06日 20時00分50秒 | 相続
 今日は,朝10時から,「全国一斉!大阪法務局 法務局休日相談所」に法律相談担当として参加してきました。この相談所,いろいろな分野の専門家が一堂に会しての相談会でしたが,法律相談ができるのは弁護士だけということで,責任重大でした。

 法務局における法律相談ということで登記に関する相談が多かったわけではなく,相続,離婚等バライティに富んでいました。

 かなり遠方から来られた方もいて,まだまだ弁護士に対するニーズはあることを実感しました。
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カネボウ白斑被害の広がりと犯罪被害

2013年10月05日 21時48分14秒 | 相続
毎日新聞によると
 『カネボウ化粧品は4日、美白化粧品で肌がまだらに白くなる「白斑」の症状を確認した被害者が9月29日時点の調査で新たに4000人増えたと発表した。白斑の被害者は9月1日時点の9959人から1万3959人となった。
 症状を確認した利用者で白斑が「3カ所以上」「大きさが5センチ以上」などの重い症状だったのは4906人。そのうちの907人は顔や手などの広範囲に明らかな白斑があり、症状がさらに重いという。それ以外の軽症者は5946人、完治したか回復傾向の人は3107人だった。
 また、カネボウ化粧品は台湾など海外での白斑の症状を確認した被害者が、9月29日時点で72人となったことも明らかにした』
そうです。
 カネボウ化粧品の美白化粧品による被害が広がっています。この件は,民事法上は製造物責任の問題(損賠償請求問題)となりますが,同時に,業務上過失致傷の成否が問題となる刑事事件でもあるのです。

 とにかく,被害者の方々は,まずは病院の皮膚科を受診して被害からの快復・治癒を目指し,そのあとに,カネボウ化粧品株式会社に対する損害賠償請求,さらに,責任者への刑事制裁を求めるべきです
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枚方から大阪地方検察庁(大阪市福島区)まで歩いた?

2013年10月04日 15時26分21秒 | 相続
 今日,電話法律相談を受けた人,交通事故の加害者なのですが,検察官からの事情聴取のため大阪地方検察庁へ行く際,電車賃を節約するために,自転車で枚方のお家を出発して,途中で,自転車が壊れたために,そこから,歩いたそうです。帰りは,全区間,5時間ほどかけて歩いたそうです。

 この人からの相談は,以前から受けているのですが,相談料をまだ1円ももらっていません。というより,その人に本当にお金がないのを知っているので請求できないままになっています。

 こんなことをしていると,また誰かから,事務所がつぶれるぞ,と言われそうです。
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福知山花火大会爆発事件~犯罪被害者の支援と被疑者の逮捕

2013年10月02日 17時30分43秒 | 相続
福知山爆発、火元の屋台店主を業過致死傷で逮捕(読売新聞) - goo ニュース

 被疑者を逮捕したからといって,犯罪の被害者が救済されるわけではありません。
 
 この事件の場合,真相の解明とともに,被害者に対し,そのニーズに応じた支援がなされるべきです。お金の問題(損害賠償請求)だけでなく,被害者やその家族の心のケアも重要です。
 
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