読売新聞によると
『北海道白老町の海岸で昨年2月、散歩中に綱を放たれた土佐犬が同町の主婦橋場トミ子さん(当時59歳)を襲って溺死させた事件で、橋場さんの夫和義さんら遺族4人が、重過失致死罪で懲役2年6月が確定した佐治清受刑者(65)を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の判決が札幌地裁室蘭支部であった。
沓掛遼介裁判官は請求通り慰謝料など6300万円の支払いを命じた。判決は1月28日付。
沓掛裁判官は判決で、土佐犬が危害を加えないよう未然に防止する注意義務を怠り、死亡させた過失が重大と認定した。被告側は訴訟で答弁書を提出しなかった。
和義さんは「刑事裁判後も私たちの心が安まる時はなかった。(判決を)妻の一周忌までには報告したかった」と話した』そうです。
この事件では,犯人は刑事施設に収容されて,民事裁判では答弁書さえ出してしません。おそらく, 被害弁償はできそうにないから,裁判所から送られてきた訴状を放置していたのでしょう。こうなると,被害者遺族は1円の賠償金も受け取れません。これが多くの犯罪被害者の現実です。このことを一人でも多くの国民に知って欲しいです。
『北海道白老町の海岸で昨年2月、散歩中に綱を放たれた土佐犬が同町の主婦橋場トミ子さん(当時59歳)を襲って溺死させた事件で、橋場さんの夫和義さんら遺族4人が、重過失致死罪で懲役2年6月が確定した佐治清受刑者(65)を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の判決が札幌地裁室蘭支部であった。
沓掛遼介裁判官は請求通り慰謝料など6300万円の支払いを命じた。判決は1月28日付。
沓掛裁判官は判決で、土佐犬が危害を加えないよう未然に防止する注意義務を怠り、死亡させた過失が重大と認定した。被告側は訴訟で答弁書を提出しなかった。
和義さんは「刑事裁判後も私たちの心が安まる時はなかった。(判決を)妻の一周忌までには報告したかった」と話した』そうです。
この事件では,犯人は刑事施設に収容されて,民事裁判では答弁書さえ出してしません。おそらく, 被害弁償はできそうにないから,裁判所から送られてきた訴状を放置していたのでしょう。こうなると,被害者遺族は1円の賠償金も受け取れません。これが多くの犯罪被害者の現実です。このことを一人でも多くの国民に知って欲しいです。