あんみつとシナモン

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日光五重塔特別公開に行こう!

2012年06月01日 | 国内旅行

日光東照宮五重塔は、
塔の中心に心柱が据えられ、
優れた耐震構造になっています。

この塔は高さ36m。
1650年に若狭の小浜藩主・酒井忠勝が寄進、
その後焼失 
1818年、忠勝の子孫・忠進によって再建されました。

この心柱耐震構造を
あの東京スカイツリーが応用しています。
ツリーのグランドオープン
東照宮400年祭の特別企画として
初めての日光東照宮五重塔初重内部特別公開中です。





その五重塔に行く少し手前の表参道に、
なんと標高634m(ムサシ)
場所があります。
耐震システムといい、標高といい、
不思議な縁ですね。





いつもは石の門に閉ざされて
近づくことさえ拒んでいる五重塔。
今回はその後方に回り込みます。




ポスター写真より
内部は吹き抜けになっているようです。
中心を貫く直径60cmの心柱が
4層(4階分)から鎖で
つり下げられています。
心柱の下は約10cm浮いています。




ポスター写真より
五重塔断面図。





「撮影は禁止」ですが、
朝一番で人のいない時に
すっごい遠くから望遠で
写しましたからご勘弁を
1階(初重)は仏様が鎮座しておられ、
その後方は金箔が施された
心柱がありました。
周囲のはりや柱には極彩色の模様や
竜など間近で見ることができます。





「縁の下を覗くように」とご丁寧に張り紙が。





張り紙に書いてあるように、
「見どころ!心柱の一番下の部分。」
地盤より(本当に!)
10cm浮いていました


この特別公開は平成25年3月31日まで。 
観覧料は300円(平成の大修理に充てられる)