あんみつとシナモン

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ちょっと背伸びの芸術鑑賞(明治座で歌舞伎)

2011年06月03日 | 芸術鑑賞
 風薫る五月久しぶりの歌舞伎を明治座で鑑賞しました。
                ここでの公演は16年振りだそうです。

夜の部 一、(通し狂言)怪談 牡丹燈籠 → 市川染五郎・中村七之助・中村勘太郎
        三遊亭円朝役の勘太郎が怪談噺の語り部として真に迫り面白い。
        牡丹燈籠を手に現れる女の幽霊場面が有名だが、その話は一部分で、
        前後にしっかりとした物語があり、最後は「悪銭身につかず」的教訓が
        盛り込まれ、こんなに中身がある話とは思わなかった。舞台で洪水のように
        (本当の)大雨を降らすとはね・・・ たいした舞台装置です!
             
      二、     高 坏(タカツキ)    → 中村勘太郎・中村亀鶴
        下駄のタップで軽快な足拍子、斬新な踊りが楽しい。

  公演は5月27日(金)までで終わってしまいましたが、中村勘太郎が
  父親譲りの愛嬌ある踊りや演技を継承して、これからの歌舞伎が楽しみになりました。