ご訪問してくださり、ありがとうございます
最近、NHK 教育テレビで、放送されている、
『 schola ( スコラ … ラテン語で “ 学校 ” という意味だそうです ) 坂本 龍一 音楽の学校 』
という番組を、見ています
「 ヨハン ・ セバスチャン ・ バッハ ( Johann Sebastian Bach 1685年 ― 1750年 )
と宗教音楽 」 というお題で、2010年4月17日に、放送された、「 バッハ編 第3回 」 が、
目からウロコ~!のように、素晴らしかったので、感想を、気ままに書いてみようと思います
「 バッハが、音楽に込めた “ 神への想い ” と、バッハの音楽において “ 低音が担う重要な役割 ” について 」
ピアノ、電子ピアノ、エレクトリック・ギター、三線、など、様々な楽器を、得意とする若い学生たちが、
坂本 龍一 ( Ryuichi Sakamoto ) 講師 、 岡田 暁生 ゲスト講師 、のもとに、
あらゆる角度から、バッハの音楽を、探っていき、学んでいきます。
坂本 講師によると、 「 バッハは、信仰心の篤い人で、マタイ受難曲は、
一音一音、祈りながら、曲を書いた、という話も残っている 」 のだそうです。
みなで、バッハの “ 最高傑作 ” 『 マタイ受難曲 』 を聴いてみる …
『 マタイ受難曲 』 とは、イエス ・ キリストが、十字架に架けられた苦難を、テーマにした、宗教音楽だそうです。
オルガン奏者として、教会で演奏したバッハは、 『 マタイ受難曲 』 をはじめ、
パイプオルガンの低音を生かした、宗教音楽を、数多く手がけたそうです。
「 娘たちよ、ともに嘆こう 」 では、オルガンの低音パートが、十字架を背負うイエスと、
ともに歩む、信者たちの足どりを、表現している、と言われているそうです。
「 通奏低音 」 = 曲を通して演奏される低音パートのこと。
( 現代のポップミュージックでいう、ギターなどのコードのようなものらしい )
バッハの頃は、メロディよりも、低音パートが、重要視されていたそうです。
『 G 線上のアリア 』 では、この “ 通奏低音 ” が、とてもわかりやすく、聴くことができるようだ。
( 使用する弦が、4番線 ( G 線 ) のみであることから、 「 G 線上のアリア 」 と呼ばれるようになったそうな )
東京藝術大学 バッハ ・ カンタータ ・ クラブ の方々による、 『 G 線上のアリア 』 の演奏が、はじまる。
ファースト ・ バイオリンの旋律だけの演奏、そして、オーケストラすべてによる演奏、
それから、チェロ ・ チェンバロ ・ コントラバスの旋律だけの演奏が、披露されます。
オーケストラの演奏の中で、「 コンサートマスター 」 となるのは、
低音パートのチェロ ・ チェンバロ ・ コントラバスの旋律であるそうだ。
バッハ ・ カンタータ ・ クラブのチェロ、チェンバロ、コントラバス、の奏者の方々による、
バッハの 『 G 線上のアリア 』 の低音パートのみの演奏を、もとに、
生徒たちの、自由な発想で、様々な楽器によって、 『 G 線上のアリア 』 が、 “ 再構築 ” されていく様子が、
斬新かつ、意表をついていて、とても興味深くて、おもしろかったですね
それに、聴いていて、心にじ~んと響いてくるものがあったし、
「 こんなにも、美しい曲だったのかー!! 」
「 アレンジされている曲が、今まで聴いたことのないような、驚きの感動に満ちた、
元曲に通じる、素晴らしい曲になっている!! 」 としみじみ感じたこと。
三線によるアレンジ ・ ヴァージョンを聴いたときには、涙すら流れてきたほどだった
この番組を見て、思ったこと。
クラシック音楽に、ほとんどなじみのない、わたしですが、すごく、わかりやすいし、
音楽の背景にあった、当時の歴史なども、知ることができて、すごい、おもしろかったですね。
あと、自分の好きなバンドの曲を、もう一回聴いてみたくなった。
低音パートに、耳を澄ませて、あらためて、聴いてみようと思います。
ああ、できれば、bassのところだけとか、聴いてみたいなあ。
そういう曲、いっぱいあるなあ。 例えば …
Radiohead の 『 15 Step 』 、 『 Jigsaw Falling Into Place 』 、 『 Reckoner 』 、などなど。
The Beatles の曲も、あらためて、 “ 低音パート ” に、耳を澄まして、聴いてみよう。
おもしろい曲が、いっぱいありそうだ。今までとは、違ったふうに、聴こえてくるかもしれない。うん。うん。
BUMP の曲も、ついつい、藤原さんの歌詞や歌声、メロディに、耳が行きがちだけど 、
今度は、チャマさんの bass に、耳を澄まして、聴いてみたいです (^-^)
新番組「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」の予告
主よ 人の望みの喜びよ JSバッハ
パイプオルガンの演奏が、素晴らしいです。
Bach, Air on the G string (Air on a G string, string orchestra)
オーケストラの曲とともに、楽譜が流れてきます。
G線上のアリア J.S.バッハ
パイプオルガンの演奏が、バッハが弾いていた頃を、思い起こさせます。
Bach - Julia Hamari - Matth醇Bus Passion - Erbarme dich
長い、『 マタイ受難曲 』 の中で、いちばん好きな場面です。
( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい )
感じたこと、思いついたことを、勝手気ままに、書いてしまいました
こんな調子ですが、これからも、時間と書きたいことが、合わさったときに、
ぼちぼちマイペースで、はじめていきたいと思います
お付き合いくださった、みなさま、ありがとうございます
これからも、どうぞ、よろしくお願い致します
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