kouzi_2007~

発火村塾 established 2007

夜遊びウィズ1911

2010-08-31 03:14:42 | Weblog
引越しのため各業者が新旧の館に出入りしているのでその対応に忙しかった。
今日の予定を終えシャワーを浴びるとケータイにLちゃんからお店に遊びに来てとメールが入っていた。三ヶ月も前にたまたま入った店の娘で、俺は忘れかけていたのだが指名がとれないと出勤を削られるのだと書いてあった。ベルトに1911を差込みながら、K君と飲んで気分が上がれば行っても良いと思った。

Lちゃんは出勤を削られてお店に出ていなかった。
ボーイさんに自分がLの客であることを告げ、成績になるようにたのんだ。そのまま帰っても良かったが遊んでいくことにした。店の女の子全員に共稼ぎでもかまわないか?とか子供は三人産んでくれとかたのんだが「喜んで」と言ってくれる娘はいなかった。

店を出たあとにこの夜の街のサバイバルがはじまる。

駅まで歩くあいだに何人もの客引きに声をかけられる。俺は若い頃派手にあそんだのでいまでも顔を覚えられているのだろう、ヤクザみたいな客引きから「お兄さん」と呼ばれるのだ。今夜も「お兄さんお兄さん若い娘がいますぜ」とおじさんに声をかけられた。

以前は途上国に円を再配分するという大義名分で日本語の上手な女のひとと遊んだものだような気もするが、そんな言い訳をしておじさんの誘いに乗ってはいけない。

ここからは夢想///////

ドアを開けて招き入れられるとキャミソール姿の年増がたっていた。年増は俺の前に立ちシャツのボタンをはずしはじめた。年増の指がへそのあたりのボタンにかかったとき、一度年増を制止して1911を抜き取りテーブルの上においた。「おもちゃだから」。

シャワーをあびているあいだ年増が外国語で電話をかけている気配を感じた。俺は尻のあなをギュッとしめた。イチモツが激しく勃起しているのが我ながら不思議であった。

年増とシャワーを浴び、タオルで体を拭きながら「コレ、本物デショウ?」と言って年増が1911を握った。「重タイワ」触るな、と言って取り上げる。「本当におもちゃだから」といって笑うと年増も笑った。


エレベーターで下りながら気を引き締める。建物を出てタクシーに乗るまでどこからか視線を感じる気がした。不自然に見えないよう全方位を警戒しながらあるく。

タクシーに乗った俺はおしゃべりな運ちゃんに合わせて街の景気が悪い、みたいな話をして家から遠い場所でおりた。
シャツの上からベルトに差した1911を握りしめながら部屋に入った。