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ドーベルマン刑事 ニュースーパー・ブラックホーク 3本ネジ疑惑に迫る!!!

2024-03-10 15:45:41 | トイガン

ドーベルマン刑事とスーパーブラックホーク

我が家の家宝である平松伸二先生肉筆ドーベルマン刑事Tシャツ。並べてニンマリするため、ドーベルマン刑事と言えば、のスーパーブラックホーク.44マグナムを手に入れました!

 

上がコクサイのスーパー・ブラックホークです。昔は超・ブラックホークとして結構ドヤっていた様ですが、ニューが出ちゃったのでオールドといわれたりしています。

下がウェスタンアームズのニュー・モデル・スーパー・ブラックホーク、日本語でシン・超・ブラックホーク、次世代型なのでニュー・モデルなのです。

ぱっと見は同じですがニュー・モデル・スーパーは2本スタッドで、スーパーは3本ネジです。

ドッキリ!作画ミス? Toshiの指摘

1999年10月号の月刊Gunにおいて、Toshi氏がそのものズバリ、“スーパー・ブラックホーク イン 「ドーベルマン刑事」“という記事を書いた。さらに10年後の2009年9月号、Toshi&読者名義で“あの銃に会いたい スターム・ルガー・スーパー・ブラックホーク“ においてもToshi氏の写真とキャプチャ、読者の寄稿によりドーベルマン刑事とスーパーブラックホークについて語っている。

そして両記事において、漫画ではニュースーパー・ブラックホークと紹介されているのに3本スクリューのオールド・タイプが描かれている事、シリンダーをスイングアウトしている事と2点を作画のミスで有ると繰り返して指摘した。本当にそうなのか?筆者は真実を確かめ、平松伸二先生を弁護するために調査を始めた。

ドーベルマン刑事第一話 少年ジャンプ1975年No.36 9月8日号

第一話の扉絵とGun誌

筆者は連載第一話が掲載された1975年の週刊少年ジャンプの入手に成功した。この迫力のある扉絵をご覧いただきたい。そしておお!なんと!この扉絵ではニュー・モデルの証し二本のスタッドは確かに描かれているではないか!さらに劇中ブラックホークの横顔が何度かでてくるが、当然スタッド2本である。第1話ではドーベルマン刑事のスーパー・ブラックホークはニュー・モデルなので有る。これで充分である。オールド・モデル疑惑は全くの冤罪なのである。なお、この記念すべき第1話の扉絵は筆者の手許のジャンプ・コミックス第1巻には何故か掲載されていない。おそらくその後の出版物にも掲載されずに現在に到っていると思われる。

スタッド2本のニューモデルに見える。

有名なあのページ

確かにやっちゃってる。ニュースーパーブラックホークと書いて有るが、銃はニューともオールドとも判別できない。ブラックホークでも無いのかもしれない。シリンダーも左手側に振り出していてブラックホークにこれはあり得ない(右側だったらまだ弁明する余地はあった。だいぶ苦しいが)。空ケースも.44マグナムっぽく無い。

漫画の諸元表はミリ、グラム表記。Gun誌1975年5月号タークの記事はインチ、オンス表記だった。米国のGunDigestと同じ数値だったので実測値ではなくカタログ数値だろう。だが不思議な事に、電卓で換算した数値が漫画の数値とどれも微妙にちがってしまうのである。

うーん、このページはかなり酷い。何処から引っ張ってきた資料を用いたのだろうか?

スーパー・ブラックホークの参考資料は何だったのか?

当時のモデルガンで平松伸二先生がドーベルマン刑事の第一話を執筆中の1975年に参考資料に出来たブラックホークは、同年発売のWAの真ちゅうカスタムの.357マグナムスーパー・ブラックホークだけである。だが少量生産のカスタムである事、なんならピースメイカーのモデルガンで代用したほうが早い事を考えると、平松伸二先生の手元には届かなかったのではないかと思う。それ以外の資料は、集英社が手配すれば米国から取り寄せることも不可能では無かったと思われるが、実際は日本国内の書店で手に入る月刊Gunか、洋書の類いしか使え無い状況だったのは想像にかたくない(コンバットマガジンの創刊号は1980年6月号だ)。

月刊Gun2003年5月号のモデルガン銘鑑で、くろがねゆう氏が スターム・ルガー社のブラックホークを最初に日本に詳しく紹介したのは、本誌1974年2月号、1975年5月号だろうと書いている。

また、1979年1月号モデルガン・ダイジェスト、スーパーブラックホークのモデルガンが各社から出揃ったタイミングでジャック天野氏が総括的な記事を書いた。その際参照した米国のGun Digest 1974年版(翌年の年号を振ってあるので書店に出たのは1973年)についての興味深い記述がある。初登場したのRUGER NEW MODEL SUPER BLACKHAWKの写真が3本ネジだった、というのである。ジャック天野も不思議がっていた。

筆者の予想は、1973年にニュー・モデルとなったニュー・モデル・スーパー・ブラックホークを1975年連載開始直前の平松伸二先生が取材するにはこれらの月刊GunとGun Digestを参考にしたのではないだろうか?とあいなった。

筆者は該当のGun誌とGun Digestを取り寄せて見た。

2冊の月刊GunとGun Digest

1974年2月号はニュー・スーパー・ブラックホークだが.30カービンである。1975年5月号は.44マグナムなのでバッチグー。ハリー・キャラハン刑事のM29の対抗馬としてニュー・スーパー・ブラックホークを紹介する意図も見える。資料にするには絶好なのだが、写真が少ない。しかしこのくらいしか資料が無いのでドーベルマン刑事第一話は1975年の.44マグナムの記事を参考にした可能性は大であると筆者は考えている。

1974年版Gun Digest。表紙にニュー・モデル・スーパー・ブラックホークの横顔とカッタウェイの精密イラストが掲載されているが、特集記事が組まれている訳では無かった。後半が全て市販されている銃一覧の様な体になっているのだが、そのシングルアクションリボルバー部門に他の銃に混じって小さな写真と簡単なスペック表示がのっているだけである。確かにNewなのに3本ネジである。1975年版も取り寄せて見たが、まだ3本ネジであった。平松伸二先生は見たのだろうか?ドーベルマン刑事のニュースーパー・ブラックホークが3本ネジなのはそういう事なのだろうか?

有名なあのページについては何も解らなかった。

では何故作画ミス疑惑が持ち上がったのか?そしてその後

ドーベルマン刑事の連載がスタートして人気に火が着いた。モデルガン業界はこれを期と見てスーパーブラックホークモデルガンの競作祭りとなった。まず1976年にWAが真ちゅうカスタムの.44マグナムを出している。既に.357マグナムをを製作していたのが幸いした。同年ハドソンも亜鉛合金の.44マグナムを販売開始している。コクサイ、マルシン、スズキも後を追った。当然の様にどれも全て3本ネジであった。(これらはWAの.357マグナムのリファレンスだと前出のくろがねゆう氏も書いている)。紙の資料よりモデルガンのほうが作画資料には適している。平松伸二先生は連載の途中でこのうちのどれかか、あるいは複数を手に入れて参考にしたのだろう。なので連載中期以降は3本ネジのスーパーブラックホークが精緻に描かれる様になり、モデルガンマニア系の読者の脳裏に焼き付いてしまった、と考えると辻褄が合う。

モデルガンの決定版としてWAのニュー・モデル・スーパー・ブラックホークが世に出たのは1978年の事である。平松伸二先生が、こいつを資料として手許に置いたのかは解らない。WA以降ドーベルマン刑事のスーパーブラックホークが2本スタッドに戻ったかどうかは調査はしていない。

調査結果

ドーベルマン刑事のニュースーパー・ブラックホークは連載第一話ではニューモデルを使用しているのが確認出来た。

劇中でシリンダーをスイングアウトしている画面が挿入されているが、全く別の架空銃の可能性が高い。よってルガー社製のブラックホークをスイングアウトさせているとの指摘は当てはまらない。

米国の事情を勘案してもRUGER NEW MODEL SUPER BLACKHAWK に3本ネジの画像を当てる事は一般的な事象であった。

よって、平松伸二先生とドーベルマン刑事は無罪である。

 

以上は全て状況証拠に基づく筆者の妄想である事を付記しておく。

 

 


タナカのトカレフ 対 ハドソンのトカレフ

2022-07-19 13:59:14 | トイガン



界隈で話題沸騰中のタナカワークス様のトカレフが届いたので、同一金型と言われている故ハドソン様の同銃を引っ張り出して来て、ホンモノ対モデルガンっぽく比べてみました。
ハドソンが廃業後の同社の金型群は流転の末、タナカワークスの手に渡った、と巷間言われていた。本当なのだろうか。ホントにハドソン金型を復活リノベーションしたのだろうか?検証してみようと思う。
同じ鉄砲のプラモデル化なので、似ていて当然。全く同じでも不思議はないが、同じトヨタ2000GTでもハセガワとアオシマでは違うだろうから、違いはあるはずだ。
写真は左がタナカ、右がハドソンだ。


金型同じだったら、グリップパネル互換性あるハズだよね?おっ、ピッタリじゃん。
マガジンも背面の合わせ目に違いはあるけど、バッチリはまる。カートは全然違うが、ぱっと見では見分けがつかない。

嗚呼モデルガン!嗚呼ハドソン!かつて刑事ドラマとのマーチャンダイジングという蜜月関係により、デカ達はモデルガンを派手にブッ放し捲って、そのカッコ良さに少年達は痺れた。少年たちのバイブル月刊Gunの誌面は豪華絢爛な各社の広告合戦でまさに群雄割拠、戦国の様相を呈していた。広告を打っていたのはMGC、マルシン、コクサイ、CMC等の綺羅星のごとくに輝く一流モデルガンメーカーだった。ハドソンも広告を打っていたが、ハドソンを使っていたデカを私は知らぬ。だが、犯人とか、悪役が使っていそうな気がするのがハドソンのブランドイメージだ。。ハドソンにはピカレスクロマンの香りがするのである。

モデルガン業界の有名人タニコバさんやムトべさんなどは、地方の少年達にまで名前を知られていた。俺はムトべ派だとか、いや俺はタニコバ信者だとかそれぞれ贔屓の原型師やデザイナーがいたのである。そのなかにミコシバ氏という有名原型師もいて、ハドソンの原型はミコシバ氏の手によるものだと言われていた。ハドソン党員は、ハドソンのモデルガンが調子悪かったり、買ってすぐに壊れたりするとミコシバが悪い、ミコシバの責任だ、だのと言って八つ当たりしていた。





製造上の誤差っていうか、ちょっと金物を削ったけど、グリップは両者全く同じ型に見える。
ピッタリ過ぎて、タナカのフレームの内側に傷がついてしまっている。
マガジンキャッチはタナカの方が少しだけ大きい。ネジは両方に互換性有り。




ハドソンのフレームにタナカのスライドは載っかった。その逆はエジェクターが当たってはまらなかった(後述する)。




上 ハドソン
下 タナカ
バレルはタナカの方が太い。
なのでハドソンのバレルブッシング(ハドソンでの呼称)にタナカのバレルは通らないし、タナカのトップリング(ハドソンの呼称)にハドソンのバレルはガバガバ。
バレルブッシング(or トップリング)の外径は同じなのでどちらのフレームにも取り付けは可能。



上 タナカ
下 ハドソン

ダイキャストのメインフレームにメカブロックが差し込んであるハドソントカレフの構造をタナカは踏襲。メカブロック(タナカでの呼称はメカ・ブロック)同士を差し替える事も出来る。
だが、ここでタナカが相当に追い込んであるのが見てとれる。まずエジェクターの位置と形が全然違う。両者とも銀色に光って見えるのがエジェクターだがハドソンはレールに補強の金物を巻いてある形になっているが、タナカは長く突き出た別部品を2点のネジで止めてある。位置もタナカは内側に寄せ、後方に下げてある。
フィールディングランプの形状も、緩く登ってチャンバー前で段が出来ているハドソンと、チャンバーまでスッと一直線な形状のタナカ。どちらも試行錯誤の末たどり着いた結果なのだろう。


結論

同じ金型の異母兄弟ですね。いや、歳の離れた双子というべきか?なんて複雑な生い立ちを持つ二丁のモデルガン。
トップガンマーベリック見た?俺的にはあれみたいなストーリーを感じた。
雰囲はある。それ以外は無い、と解る人だけにしか理解されなかったハドソンですが、生まれ変わった?タナカトカレフはめっちゃ発火性能良いらしいですね。
後日発火させてリポートしたいとおもいます。
長文失礼いたしました。
アディオス、アミーゴ!






マルイ スタームルガー LCP

2021-09-04 11:39:51 | トイガン

久しぶりに新品買ったよ!コレちっちゃ!ちっこいガンが好きなワシは辛抱たまらんくって、ヤマトが配達するタイムラグすら惜しく1番近いガンショップに電車に乗っていきました。

ようつべ見てたら、こんなの出てたのを知ったのです。この春に出たみたいです。値段も安いじゃないですか!欲しくなりました。
あと、Smith & Wesson のボディガード380というのもあったが、コレは財団Bの指示か?みたいなアニメ調デザインがいけませんな。気に入らんからグロック風の少々ダサい感じを醸しているスタームルガーのをgetしました。
この鉄砲知らなかったので、ルガーLCPをググったら、380ACPを使用で、ショートリコイルするらしいです。グロックみたいなチャンバー周りが「何?」って感じでしたがロックしているのですねココで。ワシの世代では380はストレートブローバックというのが常識だったのでおどろきました。マルイのは固定スライドですが、再現を諦めて割り切ったのは、ワシは支持します。
スタームルガーのサイトを見たら、星条旗をプリントしたのとかあり、これはマネしたくなりました。レッドとかピンクとかグリーンもありましたが、オジサンにはついてゆけない世界です。パワーレンジャーが使うんか?また財団Bの指示か?お店で買うとき、店員さんが、あっ、忘れてた!みたいな感じで予備マガジンを勧めてきました。言わされてる感が凄い有った。コレはマルイからの指示だろうと思いました。要らんだろうこの銃に予備マグは。護身用の小型銃を使う時、最初の一発で終わってしまう、と自衛する市民たちに書いてあった気がするが、買い支えないと実店舗は潰れてしまうかもしれないので、ワシは予備マグ買いました。





今更ハイキャパ

2020-01-14 07:53:41 | トイガン

俺のハイキャパどうじゃ!
このスライド、スマホの画面で見た時は気づかなかったが、届いてみると刻印じゃなくて印刷だった。ちょっと印刷はイメージが違うので塗りつぶしました。
ハンマーは某パーツメーカーの年末セールで安かったので、ハイキャパにも着くだろうと思って買ったら、ハイキャパだとビバーテイル?バービーテイル?に干渉して使えなかったので、手持の可哀想なミリガバからグリップセーフティを剥ぎ取って取り付けました。今はコレもアリだな、と思って今は後悔してません。トリガーはタニオ・コバです。オクでまあまあ安く買えました。インナーバレルも半額だったので良かったです。でも今年になってからサイトをみたら更に値下げしていたのはちょっとショックでした。いろいろ思っていたのとは違う姿になりましたが、素のハイキャパのマンガっぽいイメージとは違くて、まあまあカッコいいほうだと思います。



こっちも印刷だったが艶消し黒を一回吹いたら、なんか光の加減では刻印っぽく見えなくもないような気がしてきたので、コレでいいか、と思います。

ハイキャパは出たばっかりの頃、気に入って2つ持っていた。一通り遊んだらあとは箱に入れて置いたのだが、モデファイする気はあって、特価とかセールとかでハイキャパのパーツが安かったらチマチマ買って集めていたのだ。それが一通り集まったので、昨日組み上げました。
ここから長い話になりますが、おつきあい下さい。まずタニコバのシャーシとタクティクルグリップのセットを購入しました。コレは安かったのだけは覚えていますが、ネットで買ったのかイベントで買ったんだか忘れた。ただ遠い昔な事は確かで、それが十年以上前じゃないかと思います。
でコレに載っけるスライドは、と気にしていました。当時は金属外装が出した頃。メタルブームみたいな状況で、タニコバさんはそんな業界やファンに苦言を呈していて、特にハイキャパに金属スライド、アレはいけません。という事でタニオ・コバではヘビーウェイトスライドを出していた。そんな訳でタニコバの腰下の上に金属スライドを載せるのは忍びなく、かと言ってタニコバさんの用意したスライドをそのまま載っけるのも芸が無い様な気がして、なんとなーく十年が過ぎた訳です。
今はもう金属スライドが当たり前みたいになっていて、フルメタルもあの頃はまだ少しは遠慮して真鍮で金色だった。とても高価でマニアのなかのマニアしか買えなかった。だが今は黒いし安くなって一般化してしまい、ヘビーウェイトスライドももう売って無いしタニコバさんはもしかして負けた様な気持ちになっているのでは、と勝手に想像すると、とても悲しいです。
話を戻しますと、某パーツ屋の年末アウトレットセールでプラのスライドを見つけたんです。おお、アルミじゃない、プラだ!とうれしかったですね。4割引とか半額みたいな値段で買えたので、去年の年の瀬にポチって、今年になってからようやっと組み上げた、というお話です。

グロック17 Gen2

2019-11-04 13:00:06 | トイガン
グロックってプラスチックなんでしょ?ソレってなんかなー。という感じの昭和の男のボクだったのですが、怒りのデスロード見て、マッドマックスもグロック使う様になったんかー、と思って。それで俺もグロック欲しいなあ。マッドマックスと同じレール無しのがほしいなあ。と思ってたのね。でもモデルガンかガスガンしか買えないじゃん?日本だし。でオクとか見てもレール付きのヤツばっかりだし。なんかなーどーしようかなー、と思っていたところ、ある筋から中古だがちゃんと手入れされた程度極上のブツがボクの所に流れて来たのね。マルイのガスガンのグロックの17!。レール付きだけどね、マルイはグロック19が新設計で出たばっかりで、旧世代になっちゃったんだけどね。でも信頼のマルイだしさ、撃たせてもらったらやっぱいいのね!いい!凄くいいの。新とか旧とか関係無いね!全然イケてるね!と思って。マジ凄いんだよバシバシピュンピュン!てそれはそれは凄くいいの。一発で気に入ったね。
前オーナーに話を聞くと、スライドも変えてあるし中もタニコバのパーツでチューンUPしてあるんだって。で、自分風にチューンupとかドレスupとかすればいいじゃん。カッコ良くなるよ。というのでネットで見たら、あるじゃん!レール無しのフレームが売ってるじゃん。ボクはポチったね。ソッコーポチった。で、こんなんなりましたー。




グロックはデザインが不細工なのがカッコ悪いと思ってたけど、見慣れてきたら好きになってきた。変にSFっぽくて未来銃っぽくするより、今ぐらいのがむしろ渋いと思いました。



そういうワケで怒りのデスロードもう一回見たら、アップのシーンはレール無しグロックだったけど、フレーム付きのも写ってるシーンもあった。レール底面の一本筋がシルエットでくっきり見えてたから間違い無い。

ダイハード2のエックス線に写らないグロックを確認しようと思って見たら「グロック セブン」って言ってたので、架空銃なんだな。だからいいんだよ、エックス線に写らないグロックがあった、って事で。映画の中では。

16ブロックも見たら、ジャムのシーン修正されてた!ビックリ!昔ツタヤで借りたDVDだと、バッチりに写っていたストーブパイプジャムがCGかなんか?で、グロックはジャムりませんよ、ホールドオープンしただけですよ。ってふいんきに修正されていた!スライドの後退量が不自然なので薬きょうを消したのだろう。CGかなんかで。


小野田さんと、九九式を探したはなし。

2018-05-08 12:26:17 | トイガン
 1ヶ月前くらいになるが、NHKで『小野田さんと、雪男を探した男』というドキュメンタリードラマを見た。最後の日本兵、小野田元少尉と、元少尉を帰国させた立役者、冒険家の鈴木紀夫青年を主役にした再現ドラマであった。小野田を塚本晋也、鈴木を青木崇高が演じていた。
 俺は小野田少尉に関してほとんど知識が無く、戦争で心が壊れてしまった怖い人、というイメージで番組を見始めたのだが、塚本晋也のオノダは、一本筋の通った、顔は怖いが心は優しいオジサンで、とても好感がもてた。こういうオジサンになりたいものだ、と思い、オノダとお揃いの小銃が欲しくなった。
 今まで旧軍のナガモノなんかに興味は無かったのだが、最近興味の芽が出かけていたところもあり、購入を決意。ネットやら、古本で調べると小野田の銃は九九式小銃だと解った。戦後生まれの鈴木が、「その銃はサンパチ式ですか」と訊ねたら、「君は戦争を知らないのだなあ。これはキュウキュウ式だ。サンハチはもっと長いのだ。」と答えたというエピソードも当時の雑誌で発見した。なるほど九九式か。聞いたことは有る。タナカで出してたな多分。と思って検索したら、九九式は"長"と"短"が有るらしい。だが"長"は製造数がとても少なく、過去のGun誌においてタークも、見た記憶が無い。と書き、"短"をば"九九式小銃"と呼称していた。なので俺も小野田の銃は"短小銃"に違いないと決めてネットを探した。だが、どこもかしこもSOLD OUTで売ってなかった。
 だが遂に、難有り品だが其の分安い中古の九九式短小銃を手に入れることができたので、皆さんにシェアしたいと思う。


俺がGetしたのは中田商店の九九式だ。1983年のコンバットマガジンでケン野沢がレポートを書いている。Gun誌、モデルガンチャレンジャーのバックナンバーをほじくり返したが、他に記事は見つからなかった。


単脚が欠落し、照星座の保護が折れているのが難。ストックのヤレ具合に凄みを感じる。難アリだが、これはこれでアリかな。と思っている。


鈴木紀夫君が撮った小野田少尉が膝に銃を乗せている写真。遊底覆いは無い。薬室上のガス抜き穴は一個、照尺の様子がもっと鮮明に写ってくれていればと思うが、叶わぬ事。


モデルガンの被筒部のコバから油が染みている。前の持ち主はどんな使い方をしていたのだろうか?モデルガンなのに・・・


九九式を抱きながらもう一度ドラマを見たら、小道具で使われていた銃は九九式短小銃では無いようだ。俺のと違う。なんだこの銃?



Smith & Wesson M49 Plastic Modelgun and Revover's Boxs

2016-11-03 13:58:57 | トイガン
名古屋の天才染付け師様が、「バレルピンは打ってないのでよろしく」とのことだったので、ガンプラのランナー引き伸ばしてバレルピン自作してGunに生挿入した。
写真はワシのテクではどうにもキレイに写らないので、あやまります。めんご。





今回、ボディーガードちゃんをお迎えするにあたって、実銃箱を用意した。ネットを巡回したがM49の箱は見つけることが出来なかった。なので、実銃箱ならなんでもポチって、高くなればあきらめた。とりあえず、ボロ箱だが、二個手に入れた。


グフは大きさの比較用に置いてあります。グフは身長18.2メートルです。グフは染付け師様より特典としていただきました。m(_ _)mアリガト


結局買えたのは、M64とM34の箱だった。
上の箱には、MODEL NO. 64-3 SS 4 S と書いてある。M64の4インチ、スクエアバットグリップなんだと思う。反対側にもシールが貼ってある。シールはプリンター打ち出し文字で10ケタの数字、その下に"38 M&P 4IN SQ HB SS"とあり(HBはヘビーバレルだろうか?)、赤いチャコールペン(?)で10/14 NIC と手書き文字がある。

下のM34はどんな鉄砲?と思って調べたら、キットガンというJフレームの22口径だった。箱は単なる箱で何も面白くない箱だった。コレの年代はワシには判らぬ。

コルトのサイトには"Firearm Serial Number Lookup"というページがあってシリアルナンバーから製造年が判るのだが、S&Wでは同様のウェブページがみつからなかった。


箱の裏に"OCT 14 1981"のスタンプ。


ドダイならぬS&Wの箱でドヤっているグフさん。M49は結局、タナカの元箱に仕舞いました。


虫干し

2014-06-14 09:36:05 | トイガン
昨日の朝は快晴だったが、予報では午後から天気が大荒れ、みたいな感じだったので家にじっとしていた13日の金曜日だったし。夕方にザーと降り出したのでホラ来た!と思ったが通り雨で、その後の空のきれいなこと。なんか家に居てもったいない気持ちだった。天気予報の嘘つき。


ホルスターが黴る季節なので、昨日今日で俺の貧弱な持ち物をミンクオイルで磨いて虫干しした。その中から今のお気に入りを自慢させてください。某マーケットで買ったチーフ用。


ハイマウントになっていて、ベルトループを外して普通のヒップホルスターとしても使える2ウェイなのだが、気に入っている理由は部長刑事にやりすぎをとがめられ、担当を外すと宣告された時、パチリとスナップを外してホルスターごと銃を返納することができるのだ。映画の様ではないか。カッコいい!シーンとして尺が取れるなら、パチリ、パチリとベルトループの二個のスナップを外してベルトからホルスターを抜くこともできる。このほうが潔い、ちゃあ潔いのだが間延び感が出てしまうのが痛し痒しである。