説明せねばなるまい。
いちょう祭りとは八王子の甲州街道で行われる大規模なスタンプラリーである。
去年と一昨年は甲州街道ぞいの好立地にある了法寺がメイド喫茶を敢行した様子は筆者のブログでも紹介した。今年は大震災もあったためか華やかな催しはいっさい行わず写経会を行うというので参加した。
写経。ネ申テレビでAKB48がやってたやつ+刑務所に入った人がやるもの、という感覚があったので自分がやるとは思わなかった。初めての経験したが、靴下は新しいものを履いてくるべきだったとそればかり気になってたので集中できなかったのはここだけの秘密である。
写経後、中里住職の有難い話を聞いているうちに雑談になって最後はくだけだ雰囲気になったが、これも住職のお人柄。またこのお寺に来ようと思った。
雨が本降り激しいのでスタンプラリーは明日にしようと思ったが、西八王子駅に着く前に露天で樽酒(200円)を呑んでしまい、雨の中濡れて歩くのもオツなものだと呑みながら歩いた。樽酒を買ったら奈良漬を食べさせてくれたのとイカの干物と旨い棒をサービスしてくれたのでいい気持ちで歩いた。この日は通り沿いのお店が歩道に店を出して食べ物や飲み物を売るのだ。普通の民家もガレージセールをやったり豚汁や焼きそばを売ったりして手作り感がHotなのがハッピーである。
雨の甲州街道。あいにくの雨で人通りはまばら。
とちゅう民家の門前で美人の親娘が猪鍋を売っていた。美人の母ちゃんが手招きするのですーっと吸い寄せられてしまった。高尾に越してから猪を目撃したことはあるが食べたことは無かった。雨でお客が来ないので美人の母ちゃんに話を聞くことができた。それによると獲ったのは高尾ではなく、母「右の山、って言ったかな?」娘「左の山って言ってたよ」とのことではっきりしない。「右の山か左の山のどちらか」とのこと(全然分からない)。猪のまま渡されたのか?と聞くとお肉の状態になっていたョ。ままで渡されても困るし。とのことだった。猪の肉は豚肉に比べたら硬くて癖はあるが不味いというほどではない。別な言い方をすれば旨くは無いが出されたら食べても良い。くらい。美人の母ちゃんの味付けは上手でお汁まで完食した。
写真はもう食べてるとちゅう。もっとたっぷり具沢山によそってくれた。豚汁の肉が猪になったバージョン。汁は旨かった。
今まで休みがローテーションで土日が休みになることが少なかったのと実際あまり興味がなかったのでスタンプラリーに参加したことは無かった。八王子がかつて宿場町だったことから関所を設けそこで木札に電気ごてで焼印を押してもらう。関所は12箇所あり、コンプリートすると何かもらえるみたいである。
原宿(笑 八王子の実際の地名)の関所では翼クン5歳(名前と年齢は推定)がいちょうの葉っぱに焼印を入れたものをくれた。関所の母ちゃんが「そこの子育て地蔵にお参りしてきな」というので独身の身ながらお参りした。じいちゃんが御札をくれたが、どうしたものか。
関所は12あるそうだが、了法寺から我が家までのあいだ7箇所の 焼印が入った。だがボーリングでいうとスプリット。西の端と東の端を押していない。さてどうしたものか。
つづく!