アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ラヴェルってめっちゃ細かい人!?

2019年12月28日 | ピアノ
今日から冬休み(みたいな感じの)、初日はおゆき先生レッスンでした。曲はラヴェルのソナチネ。

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ラヴェルのイメージっていうと、まずは
「老眼に厳しい」
というか、あのチラチラした楽譜が譜読みしにくいってのがあります。

でも、ソナチネについては十数年前(老眼来てなかったころ)いったん弾いてみた甲斐あって、
今回弾いてみると、むしろ「譜読みしやすい曲(をお初に弾いている)」ような感覚で、
とりあえずざっと音を並べてみるまではわりと早かった。

でも「ざっと」じゃ、どうもならんのね…

なんとか間に合った(音をざっと並べるのが)と思ってレッスンに行くと、
- ここはこうじゃなくてこうでしょ
- あぁそういえば楽譜に書いてありますね
って感じで、実は直されることのいちいちが、元から楽譜に書いてあるのだ。

スラーとか松葉とかアクセントとかテヌートとか、ペダルの切れ目とかsubito ppとか…
みじかーい休符(この声部だけ32分休符)とか
Un peu plus lent qu'au debut(最初のところよりちょびっとだけ遅めに)とか

強弱記号書くにも、両手について書いてあるもの(二つの五線譜の真ん中)
右手だけについて書いてあるもの(五線譜より上)とか

実に細かい!! ちみちみと書き込んである!!

そうやって細かく指定されたいちいちをちゃんとやっていくと、
(というかそれが難しいんだけど)
それでちゃんと確かにだんだん素敵になってくんだわ。

でも、その細かいことをちゃんとやるためには、ざっくり弾いてる場合じゃなくて、
ほんとに指の一本一本で思いどおりの強さや音色で弾き分けていかなくてはいけなくて、

えーそんなのむりーできなーい
と思って雑に弾いていると
スグ駄目出しきて
せっせと弾き直し
そうそう、やればできるんだからやりなさいよ

というボケツッコミ的レッスンが展開されました。

局所的に、よく把握したうえで、すごく集中して弾けばできる(こともある)
ようなことをずっと一曲続けることもできないんでアレですけど

このめっちゃ細かい指定に沿って弾いていけたらものすごい名曲だ
ということはわかった。

けどラヴェルさんの緻密さには恐れ入る…お友だちにはなりにくいタイプ…


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