アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

リサイタル丸ごと分のレパートリー!!

2023年05月22日 | ピアノ
昨日は合わせ練習のあと、マイミクさんの初リサイタルを聞きに行った。

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響きがよく雰囲気もよい素敵なホールで、チラシとパンフレットも美しく製作され、
まったくのプロ仕様であるけれど、音大を出たとかピアノの先生をしているとかではなく、純粋にアマチュアとしてのリサイタル(無料)。

会場が広いのでさすがに満席とかならないけれど、ずいぶんな数のお客様が集まった。

曲目がまたすごい:

ラヴェル/クープランの墓よりプレリュード、フォルラーヌ、リゴドン
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「月の光」
ラヴェル/水の戯れ
スクリャービン/ピアノソナタ第2番「幻想」第一楽章

ラフマニノフ/前奏曲Op.32-12, Op.23-4
  楽興の時 Op.16 第3番、第4番
ショパン/舟歌 Op.60
  バラード第4番

このうちいくつかの曲は、練習会などで、このマイミクさんが弾くのを既に聞いていたけれど(そのときも「うまい」と思ったけれど)、昨日はまた格別。全部の曲がきちんと手の内に入っていて、それをまとめて聞けるというのはすごい迫力だった。

ピアノは、「歌う」ことがたいへん難しい楽器だと思うけれど、長いフレーズをほんとによく「歌えて」いて、ラフマニノフなどにぴったり。

客席にいる人たちの感動の気持ちが会場全体を覆い、拍手が鳴りやまなかった。

「本日のプログラムは、この6年間で少しずつ弾きためてきた、私にとって思い入れの深い大事なレパートリーで構成しました。」(パンフレットの「ごあいさつ」より)

いやぁ「弾きためて」っていっても、ふつう「溜まらない」でしょ。どれか入れるとどれか抜けちゃう。と、私は思うんだけれど(そう思った人は私のほかにも多かったと思うけど)、
まぁいちおう「溜まる」にしても、長い間コツコツ構築してきて大きなひとつのもの(リサイタル)にまとめあげるというのはたいへんなことだ。

私もいつか何か…還暦記念あたりでコンサートをしたいと思っているんだけど、どこをどう叩いてもこんな「レパートリー」は出てこないので何か別の形で…(複数人のジョイント、あるいはアンサンブル多めとか?)、でも何かひとつ説得力のあるまとまりを持った、聞いている人もめいっぱい楽しめるコンサートを作ってみたい。

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