アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

吹き抜けに響くショパン

2016年05月04日 | ピアノ
昨日、遊びに行った友人宅はね…

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←宝くじが当たったら吹き抜けにめるちゃん置く(そっちの妄想!?)

一戸建て、二階建てで吹き抜け部分にグランドピアノが置いてあるという、「ピアノらぶ」な方々の垂涎の的!! な環境なんですよ~

というわけで、いそいそと楽譜を束ねて行ってまいりました。

ピアノは、古めのヤマハグランド、フェルトがくたびれてて相当硬いので、不用意に弾くとキンキンしますが、数曲弾いてコツをつかんできたらわりといい感じで弾けるようになってきました。調律はきちんとされててアクションもこなれてて、弾きやすいピアノです。

弾いてみたのは以下のようなラインナップ、◎をつけたのは、吹き抜けで弾くと特に良いと思ったものです。

◎ショパン エチュードOp25-1 エオリアンハープ
モーツァルト ピアノソナタK282
◎ブラームス 三つの間奏曲Op117-1
ブラームス 三つの間奏曲Op117-2
アルカン エスキスより第17曲「3声の小さな前奏曲」
アルカン エスキスより第18曲「小リート」
バッハ インベンションいくつか
○アルカン バルカローレ

空間にゆとりがあると、響きの消え際がことのほか美しいと思うんですよ。

特に、イメージ的にも音がふわーっと立ち上って消えていくようなときは良いですね~(ぞくぞく)

わりといいピアノが置いてあっても、あまり狭い防音室とかだとリッチな感じはしませんね。
(ヤマハ教室のレッスン室みたいな)

天井の高いところでショパン、というのがとりわけよろしいのではないかということで
ほかにもショパン弾いてみたかったんですがあいにく手持ちがございません(^^;;

そこで選手交代しまして友人に弾いてもらいますと、
ショパンエチュードの、エオリアン以外のをいくつかとかやってみてくれて
…うむ。とてもいいですね。

ショパンのエチュードって、わりと最近までノーマークだったんですが、それは
プロが弾くとあまりにもあっさりと鮮やかに弾かれてしまって自分が弾くとか弾けるとかいうイメージがまったくなく、
力自慢のアマチュアが弾くエチュードはわりとしばしばあまり魅力的でなく、

でもゆっくり素敵に弾いてくれると俄然やる気が出てきます。

エオリアンハープ以外も楽しめるのがいくつかありそうな気がします。
とにかくショパンさん天才ですよね!! と合意しつつ


家に帰ってきてから、改めてエオリアンハープをめるちゃんで弾いてみますと
そうですね…

確かに、天井の低さと、それからちょうどほんとう~に邪魔なところにあるぶっとい梁がまぁ残念な感じではあるのですが、
贅沢をいえばキリがないというか、
幸いめるちゃんは狭い防音室に入れてあるわけではなく、リビングにそのまま置いてありますので横方向にはゆとりがあります。

響きが高い天井に消えていくときに意識がそちらを追っていたように、
めるちゃんの音の行く先をなんとなく、部屋の広い側に追ってみますと、

あぁ…わりといい感じ。いや妄想かもしれませんが。私に妄想力がついたとしたらたいしたもんだ(笑)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする