弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

青春コンプレックスーぶり返し

2017-03-10 20:39:16 | 思考
普段、プロ野球とサッカーの国際試合、週二回くらいアニメを見る以外にテレビはつけない。これはもう大学生からの習慣だ。バラエティーなど騒音にしか聞こえないし、何よりマスメディアが嫌いだからだ。
マスメディアは特定のイメージを押しつける、イメージの生起、追求、そして購買行動を煽る。
かつて、それに苦しめられた。
中高一貫男子校だったため、そして生来のシャイネスのために女性との関係の築き方、距離が分からなくなり、ほとんど恐怖症めいていた時期があった。
そんななか、マスメディアは男女共学の青春のイメージを押しつけ、恋愛、純愛とやらのイメージを煽ってきた。
自分はそういうものを築けないし、これからも築きあげられないだろうという後悔と絶望で抑うつが強まって、他に神経も衰弱していたため、精神科受診となった。

一方的にマスメディアのせいにはできないが、そういう最大公約数にうけるイメージを作って煽ってきたのは彼らだろう。勿論、現実はそうでないことも分かってはいるが、それでも若い頃は経験していないことは分からない部分もある。

ずっと、そういうイメージに苦しめられて、ようやく去年の手術でそういうのから抜け出せたと思っていたのだが・・
WBCを見るためにテレビをつけていると、CMでも合格者だとか新~生だとか新入社員のイメージの煽りを受けて、少しうつになった。
それはそういう煽りに影響を受けた自分自身についての失望だ。

そういうものは手に入れることが出来ないし、自分には縁も無ければ関係も無いものだ。
そして何より、いつ死ぬかも分からないし、死ねばそういう記憶も何もかも消え去るのだ。

手術以降そう割り切っていたはずなのに、またこのざまだ・・

だが、ほんの少し、収穫もあった。
やはり、青春時代と呼ばれる時期の最中に精神症状でそれd9ころではなくなった人、次のステージに行くのが遅れたり、行けない人。そういう青年期に苦しんでいる人の助力になりたいと改めて思った。
だが、それは以前も思っていたことで、改めて自分を動かすものにはならない。
そのことにも失望している。


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