弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

The Hell Life1~うつ病は心の癌

2017-08-25 17:01:02 | 思考
眠くて昼ダウンしていたら、起き上がりに
mECTを受けるのが3年遅かった。もう手遅れだ。
そんな風な思考が脈絡なく浮かんできた。夢らしきものはみたのだが、夢とは全然関係ない。

二浪一留で大学を出たのが遅く、
第二新卒は28まで。
公務員その他の基本的なタイムリミットは30まで。
だったはず。

本当にどうしようもなくなったら、mECTを受ける。
と親には言っていた。だが、遅すぎた。

そして、これも親に言っていたのだが、
初期対応が拙かった。
やはり、浪人中に精神科など行くべきではなく、カウンセリングですませるべきだったのだ。
ただ、神経症と自殺念慮を伴う抑うつ状態をカウンセリングで何とかできたか謎だ。

最近、読んだ学術雑誌の論文に、疫学的な記事があった。統計学は基本的なことしか分からない。
まあ、しかし、その記事が言うには、心理療法の絶対リスク減少率から治療必要数を計算すると、
7.6人に一人、心理療法のおかげで治る。
らしい。これで中程度の効果が心理療法にはある、ということらしい。
笑わせる。

ひょっとしたら、あの時はただ休めばよかっただけなのかもしれない。
十数年前、今よりさらに精神科医療・心理療法に理解がなかったころに、心理療法で直せたのだろうか疑問だからだ。この約8人の割合で。過労による典型的なうつとは違ったのに。

ちゃんと効く薬があればよかった。
でも、一時しのぎで混乱させただけ。それでも、命があることに感謝しなくてはいけないのかも謎。
mECTで寛解していればよかった。
中途半端に治ったせいで、生きるのも死ぬのも出来ない。外傷体験を残して。

典型的なうつ病ではないが、それでも、
うつ病は心のかぜです。
なんて、甘いことを喧伝した連中に唾を吐きたい。間違いなく、
うつ病は心の癌だ。

リタリンをうつ病適応から消すように働きかけた某新聞社の連中も呪われればいい。
あれを真っ当に治療-社会的生存の選択肢として用いていた人のQOLを害した。

大体、mECTもrelapse-再発率が高い。イギリスでもっともよく使われている心理学のテキストにも書かれていた。
こんな倫理的に議論がまだあり、侵襲性の高い最終治療が中途半端に終わって、あとは何をしたらいいのだろう。

今日、医師から処方されたおそらく最後の望みの薬を飲んでみる。
期待はしていない。



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