弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

また立ち止まってしまうのだろうか。。。~epigram

2017-08-23 15:21:17 | 思考
次の選択が多分今までで一番大きな意味を持ってくる。年齢的にも精神的にも。
だから、直前に躊躇してしまう。回避行動には至らないものの、意欲的に取り組めなくなる。

そして、その選択をする前提が不確定要因が大きいのが一番のネックだろう。
つまり、外的なものというより内的なもの、そしてそれらの相互作用だ。
目下、一番手を焼いているのが睡眠のコントロール。
これさえ何とかなれば、他の要因が原因での精神症状にはリカバリー出来る方策はあるものもある。
だが、睡眠障害。これの改善の目途がつかない限り、夕方からのアルバイトと午後のデイケア以外にほとんど何もできないだろう。
そして、投薬ではもう厳しい部分がかなりある。
どこまで回復出来るのかが謎すぎる。

今、外的な刺激を極力減らしているなかで入眠困難(恐怖)・中途覚醒・起床後の眠気と怠さ。これらが付きまとっている。
これに外的な刺激-特に対人関係でのストレスを与えた場合に、どう転ぶか分からない。
過負荷の場合、悪化する恐れさえある。

こんななかでも、臨床系の大学院に進むことを考えてきたわけだが、基礎的な学問よりも臨床系の学問の方がストレスはかかるだろう。当たり前。

大学院前提なのは崩さずに考えてみよう。
そもそも、臨床系を志す理由が、
①一応だが、資格が取れる。(博士在籍中・ポスドクでも働ける)
②具体的な対人関係が有った方が、モチベーションが保てるという想定。
③教員のポストの空き具合。
④異常心理の方が興味がある。

これらだが、反証となるものが出てきた。
①資格での就職できる可能性はいかほどか。どちらにしろ、非常勤という掛け持ちをしなくてはならない。基礎系でも教育関係の仕事で収入を得られる。
②これは上に書いた。実際に臨床でのストレスが過負荷になる恐れ。
③研究レベルの低い臨床系の大学院に行くのと研究レベルの高い基礎系の大学院に行くのとではどちらがいいか。
しかも、実践経験を長く積まないとポストに就けない恐れもあるので、基礎系と完全に甲乙がつけれるのかが不明。
最低限やったら結局、運とコネ頼みというのが文系のアカデミックな道では普通の認識。(よほど類まれなる業績を上げない限り)

上述の通り、対人的過負荷が睡眠障害と気分に悪影響を与える可能性は大いにある。

どちらかに行って判断した後に、どちらかにコンバートというのも考えたのだが、奨学金を借りるのと年齢的に厳しいものがある。
修士→修士なら、年齢と金銭を考えなければ大丈夫だが、修士→博士で専攻自体をかえるのは難しい。

最後に
④なのだが、研究計画を練っていく段階で、異常心理×社会心理という問題意識なので、ある意味どちらに行っても研究は出来る。
というより、説明会での面談やHPで見る限り、臨床系で自分の研究領域にマッチする教員がなかなかいない。
むしろ、基礎心理の方が研究を見てくれそうな教員が多いということに気づいた。

だが、基礎心理も問題がある。
文系の基礎的な学問は基本的には国公立の方が研究レベルと研究環境が良いのだが、そうなると候補が三つしかなくなる。
そのうち、実家から通えるのは一つのみ。
基礎心理に行く以上は臨床より将来のリスクが高いことを想定せざるを得ないが、そうすると金銭の節約という観点で出来れば実家から通いたい。

長々と書いたが、結局、
心身の健康へのリスクと職業・金銭面でのリスク。
どちらを取るかだ。

いい加減、覚悟したいものなのだが。。。


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