あなたを見つめて。。 monochrome life

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私たちは どう生きていけば いいのか AERAより

2011年04月08日 21時55分07秒 | Weblog


この2ヶ月は、前説の事情があってほとんど本や写真雑誌も読んでいないし音楽も聴いていない。

新聞の震災記事かテレビニュースの震災写真を仕事をしながら見聞きするだけだ。

喉が渇いて立ち寄ったコンビニでふと目に止まった『東日本大震災100人の証言』の太ゴシック文字。

AERAの見開きページの写真は圧巻だった。

やはり紙媒体の写真はどんな動画やニュース写真より心に訴えかけるものがある。

『私たちは どう生きていけば いいのか』そう、この言葉こそが被災に遭わなかった僕たちがこの先ずっと考えつづけなければ

いけないことなのだろう。

阪神大震災の時も僕は写真をやっていたが、カメラを持って彼の地には行けなかった。

復興して元の美しい街並みにテレビで紹介されたころ初めて訪れることができたくらい心の弱い人間だ。

4月13日からおよそ2週間モノクロ普及委員会のグループ展『白黒つけない』が始まります。

1週間まえまで肉体的に展示プリントどころでは無かったのと、この時期に写真展などやることがいいのかと

思ったりして気が進まなかったことで、会費だけ払って他の会員にエリアを譲ろうかとも考えたりしていた。

でも、個人的にも励ましのメールを頂いて、この日曜に4点なんとかプリントをして、いまフラットニングを終えた

(今回は数十年ぶりのRCペーパーを嫌々ながらも使ったからこそスムーズにいけた)プリントをスポッテイング修正液

MarshallSpotでゴミをタッチアップしたが、どうも今までのバライタ紙よ繊維への浸透が無い分使いづらかった。

MarshallSpot液は染料系なので乳剤を溶かせたあとパルプの繊維に染みこむので、バライタ紙には後が判りにくい

優れた修整液ですが、失敗すると取り返しはつきません。

冬蕾より4点をプリントしましたので、作者:増田裕一が僕の展示の一部です。

興味のある方はNadar

興味はあるけれどモノクロ現像はなんだか敷居が高くてと躊躇しておられる方に

Nadar会場を急きょ暗室に仕立てた『モノクロ体験教室』

■開催日時
・第1回 2010年4月13日(水)19時~21時頃
・第2回 2010年4月23日(土)19時~21時頃

も開催されます。昨年は美しい女子!ばかりの参加だったので男子の君も一度体験参加してみてください。

もちろん薬品や印画紙はモノクロ普及委員会からの出費で無料ですし、フレンドリーな会員達が優しく楽しく教えてくれますよ。

手持ちの白黒ネガが無くても、すこし画像は眠くなりますがカラーネガでも体験として自分の手でプリントしてみるのも楽しいかと思います。

コメント (2)
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