近くの公園で目の悪い人が盲導犬に引かれて歩いていた。
でも、どこか様子がおかしい。
そばに近づいて話を聞くとわんちゃんのほうが視神経の病気で全盲だった。
盲導犬として活躍するラブラドール犬のその名前も、らぶちゃん。
その優しい顔立ちに魅せられて飼い主の方に了解を得て写真を撮らせてもらった。
僕の飼っていた柴ワンコも一昨年に18才で亡くなったが死の半年まえには全盲で耳も嗅覚も機能せず立っているのが精一杯で、
その3ヶ月後には寝たきりだった。
予感した最後の夜に添い寝してあげたから悔いはなかったし、あいつもきっと喜んでくれてただろう。
いま僕たち兄弟は年老いたパーキンソン病(筋萎縮症)の母を看ている。
拙ブログで書いたのは今夜が初めてです。
母が寝たきりになって5年過ぎようとしています。
日中は兄嫁が看ているが日曜と祝日の朝から午後4時までが僕の持ち時間。
朝起こしてパジャマから着替えさせ(せめて日中は服を着て病人のようでないようにいさせてあげたい)
ポータブルトイレで用足しを済ませた後、紙オシメを交換して入れ歯を洗って口に戻し(初めはこれが用足しより嫌だった)
蒸しタオルで顔と髪を拭き両手を湯で洗って、最後に髪をブラシでとかせてあげます。
たくさんの薬をオブラートに包んで飲ませてから朝食を食べさせます。
筋肉が萎縮しているので食事もすごく時間がかかります。
昼食と夕食は僕が作るので、料理の腕もそうとう上がりました(笑)
夕食は姉が電車で来てくれて、食べさせてくれています。
部屋の掃除や母の衣類の洗濯シャワー浴びも夜までかかってしてくれています。
僕の写真が夕暮れの傾いた光線ばかりなのと、遠くの景色でないのは、そんな時間帯からしか写真を撮りに出られないからです。
この写真も日曜の朝食を食べさせてから、昼食までの3時間の合間に歩いていける公園で、先週の日曜に撮ったものです。
気持ちさえ入れば半径1Kmでも写真なんて撮れるんだと言い聞かせながら撮ってたけど、やはりいつも何処かに母への重荷を感じていました。
でも昨日テレビでこの唄を聞いて気持ちがすこしづつ和らいで変化していきました。
人も動物もいつか年老いてこの世から消えてゆきます。
ただ気持ちの持ち方でそのことが重荷にも愛しさにも変わります。
どうか、一人でも多くの人にこの歌を聴いてほしいと願っています。
樋口了一【手紙~親愛なる子供たちへ~】
でも、どこか様子がおかしい。
そばに近づいて話を聞くとわんちゃんのほうが視神経の病気で全盲だった。
盲導犬として活躍するラブラドール犬のその名前も、らぶちゃん。
その優しい顔立ちに魅せられて飼い主の方に了解を得て写真を撮らせてもらった。
僕の飼っていた柴ワンコも一昨年に18才で亡くなったが死の半年まえには全盲で耳も嗅覚も機能せず立っているのが精一杯で、
その3ヶ月後には寝たきりだった。
予感した最後の夜に添い寝してあげたから悔いはなかったし、あいつもきっと喜んでくれてただろう。
いま僕たち兄弟は年老いたパーキンソン病(筋萎縮症)の母を看ている。
拙ブログで書いたのは今夜が初めてです。
母が寝たきりになって5年過ぎようとしています。
日中は兄嫁が看ているが日曜と祝日の朝から午後4時までが僕の持ち時間。
朝起こしてパジャマから着替えさせ(せめて日中は服を着て病人のようでないようにいさせてあげたい)
ポータブルトイレで用足しを済ませた後、紙オシメを交換して入れ歯を洗って口に戻し(初めはこれが用足しより嫌だった)
蒸しタオルで顔と髪を拭き両手を湯で洗って、最後に髪をブラシでとかせてあげます。
たくさんの薬をオブラートに包んで飲ませてから朝食を食べさせます。
筋肉が萎縮しているので食事もすごく時間がかかります。
昼食と夕食は僕が作るので、料理の腕もそうとう上がりました(笑)
夕食は姉が電車で来てくれて、食べさせてくれています。
部屋の掃除や母の衣類の洗濯シャワー浴びも夜までかかってしてくれています。
僕の写真が夕暮れの傾いた光線ばかりなのと、遠くの景色でないのは、そんな時間帯からしか写真を撮りに出られないからです。
この写真も日曜の朝食を食べさせてから、昼食までの3時間の合間に歩いていける公園で、先週の日曜に撮ったものです。
気持ちさえ入れば半径1Kmでも写真なんて撮れるんだと言い聞かせながら撮ってたけど、やはりいつも何処かに母への重荷を感じていました。
でも昨日テレビでこの唄を聞いて気持ちがすこしづつ和らいで変化していきました。
人も動物もいつか年老いてこの世から消えてゆきます。
ただ気持ちの持ち方でそのことが重荷にも愛しさにも変わります。
どうか、一人でも多くの人にこの歌を聴いてほしいと願っています。
樋口了一【手紙~親愛なる子供たちへ~】