月明かりの下 ライカＭ2 ズマロン35mm f3.5〈T-Max400〉

この夜も終電間際に再開発地をすこし歩いてみた
空き地の周りには街灯もなく満月の明かりの下、二匹の猫（フィルムも透明でかろうじて何かが写ってると判断できるくらい）
が荒れた空き地の中で向き合って座っていた
猫の習性はあまりよく知らないが♂同士でこれからケンカでもするのだろうか？
それとも♂と♀で月明かりの下のデートだったのだろうか。。。

Tattoo アメリカ村 HEXER RF エルマリート28mm f2.8〈T-MAX400〉

女の子むけのショップでシール様のオシャレタトゥがあるらしいが、僕が子どものころは駄菓子屋で（笑）タトゥのシールが売っていた
水にしばらく漬けたあと腕に貼りつけて薄紙をはがすときれいに転写されてサターンやどくろのものなんかを腕に貼りつけるとそれだけで
ちょっとワルのヒーローになったような気分だった
だから外人がよくするこんなお洒落なアートのものなら若者がしてみたいと思うのも理解できるんだけど甘い大人だろうか？

地下鉄ホーム ライカＭ2 ズマロン35mm f3.5〈T-Max400〉

日本の地下鉄は世界でも安全で奇麗なことで有名だ
昨夜は『ナショナルトレジャー』を最終回で見たあと夕食が早かったのでのんびり食事を取ってたら、すっかり終電の時刻を忘れていて、
地下鉄の階段をのんびり降りていると駅員から最終がもうホームに着きますので急いでください！
と大声で告げられ慌てて滑り込んだ
ホームで列車を待っていたら、この先関係者以外は立ち入り禁止のところから見る明かりを制限したホームの光景がなにやらどこかの博物館のようにも見えたから一枚写しておいた。。。

三日月さがし ライカＭ2 GR28mm f2.8 Lmount〈T-Max400〉

休日でもこんな時間しか出かけられないときがある（いやほとんどがそう）
陽の落ちるのが早くなって肉眼でも見えにくくなった街では普通なら写真を撮ろうなんて思わないだろうなぁ…
（実際はほとんど真っ暗）
断っておくが僕だってデジカメは持っている（笑）
でもメーターの無いカメラで思いのまま露光を合わせて（陽が沈むと単体露光計は仕舞って感メーターに切りかえるが案外そのほうが雰囲気に合う場合が多い）いると露光に景色が合ってくるように思えてしまう
電柱などに蝉のように身体を支えて1/4秒くらいのシャッターを切るのだけれどときおり自転車などが向こうから来ると慌てて張り紙の広告を読んでいるふりをする
陽がしだいに沈んでいく空を見ながら歩いていると、此処がどこの街なのか分からなくなる。。。

三日月さがし ライカＭ2 GR28mm f2.8 Lmount〈T-Max400〉

三日月さがし ライカＭ2 GR28mm f2.8 Lmount〈T-Max400〉

stage アメリカ村 HEXER RF エルマリート28mm f2.8（third）

ここは僕が若かったころはまだ三角公園と呼ばれていた普通の公園だった
現在ではクラブと呼ぶがまだディスコと呼ばれていたころに遅くまで踊ったあとこの裏通りに停めておいた車を取りにきたものだ
円形の石組がステージのようで白人も黒人も日本人もスケボーをしたり弾き語りをしたりと自由に愉しむ演者とそれを見ている観客がいる
大阪の人間は自己顕示欲が強いのか周りのショップを見てもどれも個性的でhip-hopの本場ニューヨークの黒人も真っ青？になるくらいの洋服がこの街で揃う
でも、座りながらみんなたこ焼き食べてんだよねぇ。。。

待つ猫 アメリカ村 HEXER RF エルマリート28mm f2.8（third）

仲間を待っているのかい？
それとも彼女？

雨上がりのスタジアム 長居第二競技場 ライカＭ2 ズマロン35mm f3.5〈T-Max〉

この夏この競技場では世界陸上が連夜とり行なわれていました
スタジアムにはチケットがなくては見られないのだけどこの第二競技場は各選手の練習を柵越しに見ることができました
普段はサッカーが行われているのだけどその昔は競馬のパドックでたくさんのサラブレッドがこのあたりを走っていました
もうすこし待てばライトアップされて絵になるかなぁと一瞬手を止めましたが今日が日曜なのを忘れていました
このまま照明塔の微かな影だけを残して濃いグレーに溶けこんでいきます。。。

やわな野草 自然博物館中庭 ライカＭ2 ズマロン35mm f3.5〈T-MAX400〉

今夜は最終回で映画『スターダスト』を観てきました
内容はよくある貧しい平民の青年がじつは王子で魔女の妨害をうけながら国王として成長するというハッピーエンド型の映画だったけどけっこう面白かった
ロバート・デ・ニーロの○○○船長が見ものです（笑）
明日はジョディ・フォスターの『ブレイブワン』を観に行こう（どちらもタダ券(^^♪）
河原のススキはたくましいが公園のススキは人の手で植えられたからか雨に当たっただけで葉が伏せてしまっていた
軟弱な野草だなぁ…
でも、この一角には雑木林がなくて雨上がりの夕暮れに雨に洗われた葉が光っていたから美しかった
日曜でも撮影時間はいつも3時間も無いのですごく集中して街歩きをします
せっかくリターンしたローライもまだ12枚撮り1本しか撮ってないしライカやハッセルも使いたいしこの3時間にかけて機材を選ぶのにいつも悩みはつきません
でも楽しいんだよね。。。

手乗り翼竜 自然博物館 ライカＭ2 ズマロン35mm f3.5〈T-Max400〉

世界最大の翼竜展のなかにあってこれは小さい翼竜の骨格だった
羽を広げたらカラスか鳩くらいだろうか？
こんな翼竜なら手乗りで飼ってもへっちゃらだ
ドッグフードなら手からやれるれけど餌は生きたネズミだろうか。。。

兄 自然博物館中庭回廊 ライカＭ2 ズマロン35mm f3.5〈T-Max400〉

かけっこしていたのは兄と妹なのでしょうか？
ぐるぐる回っている間に兄が速く走りすぎて妹を追い越してしまっていました（笑）

妹 自然博物館中庭回廊 ライカＭ2 ズマロン35mm f3.5〈T-Max400〉

いくら走ってもお兄ちゃん?には追いつけないのですね
そのうち泣き出したりしないかな。。。

噴水池 自然博物館 ライカＭ2 ズマロン35mm f3.5〈T-Max400〉

博物館の裏庭に雑木林があってその一角にちいさな噴水池があった
夏のころはいかにも噴水らしく水を吹きあげていたのだろうか、いまはわずかな水の還流でさざ波を揺らすばかりだった
兄妹らしき子どもが翼竜展を母親に連れてきてもらったのか浅い噴水池に足をつけてはまた雑木林の回廊を走り回りながらはしゃいでいた。。。

博物館への道 長居スタジアム ライカＭ2 ズマロン35mm f3.5 <T-Max400>

モノクロームが好きだからだろうか眩しい青空より木漏れ日のある日陰のほうが好き
朝の薄明かりより夕暮れのほうが好き
雨が降りだすより知らないあいだに雨が上がってるのが好き
雨があがった事を、葉や木々の匂いで気づくのも好き。。。