本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

FLOWERS フラワーズ【映画】

2010年06月07日 | 【映画】
試写会で見ました。女子率、高っ。

正直映画自体に興味はなかったんですが、
好きな監督なので試写会で見れて良かったです。

ストーリーは、昭和から平成にかけての
三世代に渡って生きた女性達のドラマ。

とりあえず、出演者は豪華です。
主役不在だけど、バランスも悪くない。


ただ・・・

女性にはウケるでしょうが、
男性にはいまいちピンと来ないんじゃないかしら、と。
途中、感動的なエピソードも入れつつも、
6人の女性全員にスポット当てているがために、
全部が薄く、浅く、描かれているように感じられるのが残念。

女優陣の演技力が気にならなかったことが唯一の救いだったくらい。
(若干の差はあれどね。)
キャスティングも適材適所だったと思います。

あと男優陣。

なぜか、
イノッチの登場に会場がざわつき、
次長課長河本の写真に会場が大爆笑だったのが
ちょっと違和感。(なんでだろう??ミスマッチさ???)
平田満と塩見三省は、良い味出してたと思います。



全体的に、ストーリーがキレイにまとまり過ぎているので、
人間臭さとかがあまり感じられず、
ちょっとつまらなく感じてしまいました。
いや、ホント凄く良い話なんだけどねー・・・。


ドリカムの曲も併せて、
あの世界観を楽しみに行くにはいいかもしれませんが、
男女間で差が出てしまそうな映画だと思います。