本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

百姓貴族【マンガ】

2010年02月22日 | 【マンガ】
おいおいすごいタイトルだな、と思ったら、
ハガレン作者の漫画だった・・・。

エッセイマンガが大好きなあたしは(そうだったっけ??)
即、購入。

そして週末、
「牛さんの漫画」という愛称がついたこの本は、
相方と共に取り合いになりました。


いやー、ほんとに面白かった。

個人的には農業高校エピソードがかなりツボでした。


あたしの実家も農家のため、分かるエピソードもちらほら。
でもうちは兼業だったし、父母もがっつり農業に従事していた訳ではないから、
純粋な「農家」エピソードに、感動。

読み終えた後に、
食べ物に、生き物に、農業という文化に、
より一層感謝の気持ちが増します。ほんとです。




著者の荒川弘氏の創作力・表現力は、
ハガレンで実証済みですが、
ハガレンコミックス巻末の4コマ漫画に表れていた細かい笑いのセンスが
この本ではがっつり活かされていたと思います。


タメになるのに、超面白い。

農業に対する愛情が伝わる本。


おすすめです。


ちょっとした教科書にもなりそうなので、
いつか子供が出来たら読ませたい漫画です。

ですが、

使われている言葉や表現されているエピソードが、
どちらかというと“荒い”ので、
やっぱり大人向けかも。わはは。


荒川弘氏は女性のはずなんですが、
失礼ながら、ホント、男気のある人だなぁといつも思います。
いやはや、カッコいいっす。