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コンピュータとの思いで(その7:先輩帰国)

先輩アメリカから帰国

先輩が出張してから一年と4か月になる。
先輩が出張するに当たり、いろいろとテーマを残してくれていたので仕事以外でも結構忙しかった。
これまでの仕事について、最初は技術計算で一人で設計し作成・テストする。
ようは全て一人でやるプログラム作成。
次に数十人で作成するシミューレーションプログラムの一部を設計し作成・テストする。
その後、少しではあるが検査を担当した。

そして、顧客対応の仕事を担当。
ここでの顧客対応とはコンピュータシステムを顧客に納入したのちのトラブルの対応であり、この当時は一報が入ると我々担当が先ず現地に行き現地調査に当たる。
内容によっては担当の設計・検査を呼び出し現地で再現テスト等を行い調べることもある。
ようは事件が起きた時に真っ先に現場へ行き調査に当たる仕事。

「先輩より;現地で直接肌に感じたアメリカの感想
・アメリカは、今後、黒人問題を抱え、いずれ黒人の天下になるだろう。
黒人の人口増加率が比較にならないほど早く驚異的に伸びている。
文明人ほどむやみやたらと子供は作らないものである。
社会福祉の子供一人当りの金額が高く、子供が多いと相当なお金になる。
黒人は貧しい生活でも生きていく習慣が出来ているから強い。
現在でも黒人のポストとして地位の高い人が少なくない。
今後はなお一層増加するであろう。

・若い人のバイタリテイは日本人より抜群に凄まじいと言える。
力のある者の天下がアメリカそのものという。
従って、年をとるまでに基盤を作らないと老後の生活が惨めなものとなる。
若い人達は会社を辞めることは恥とは思わない。
むしろよい会社へ行き力を発揮することを誇りと思っている。
給料が安くとも有望株の会社に人が集まる。
会社のネイムバリュー糞食らえ戦国時代と言える。

・ニューヨークはビルディングジャングルと言う話しは以前からよく言われているが、実にジャングルそのもの。
一日に数件の殺人事件が発生する。
更に、その殆どが迷宮入りときているから恐ろしい。
警察官が殺人事件には積極的でなく、まるでやる気が無いと言った方が当たっているとか。
真っ昼間から引たくりが公然と行われている。
特に日本人がカメラを持って歩いていると引っ手繰られること請負なしである。
ビルディングジャングルとかコンクリ-トジャングルと言われるが、そのものズバリ、救いようの無い状態に陥っている。
人を殺してもどうと思わぬものもおり、大統領暗殺などは起きるべきしておきたと言えるらしい。
英雄的発言を行ったら、まず身の安全を考えよ、英雄的行動を起こしたら、まず暗殺されると思え。
大統領の歴代暗殺を見ても一目瞭然である。
根の悪いどうしょうもない一面を背負っている国の一面を覗いてしまった気がしないでもないとか。
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