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遊山徒然日記

静かな里山歩き散歩のスナップで遊んでいます。

三俣山周回

2009年03月29日 | 三俣山
3月28日(土)大曲より入山し、スガモリ越しから三俣山を周回してきました。


第四峰から南峰の様子
先週末の山頂付近からの失火で黒く焼け落ちています。


南峰山頂は焼け煤の匂いが、まだ漂っていました。ミヤマキリシマなどは無残にも焼け落ちています。うっかり焼けた木の枝に近づくとズボンの裾が焼き煤で汚れてしまいました。消失した景観は残念ではありますが、新しい芽吹きと自然再生を期待したいものです。
ともあれ、山頂での一服と食事の際のコンロなど火の取り扱いは、改めて気をつけたいと思ったところでした。


三俣山大鍋小鍋の縦走

2008年10月26日 | 三俣山
10月25日三俣山大鍋小鍋の紅葉お花見縦走をしてきました。
午前7時20分、牧ノ戸峠の駐車場、大曲の駐車空地も満杯、やまなみ道路の路肩にも車が既に縦列駐車がはじまっています。路肩は駐車禁止でありますが、お花見シーズンの春や秋は、路肩左右には車がずらりととまっています。行楽シーズンのこの時期、ドライブやツーリングで渋滞し、カーブを攻めて楽しむライダーがスリップして、路肩にとめてあった車に激突した後の事故処理の場面を見たことがあります。登山の際は勤めてやまなみ道路の路肩にはとめないようにしています。
大曲から入山する予定でしたが、混雑を避け長者原まで下り、指山登山口から硫黄山採掘道路ゲートの前まで登りあがりました。こちらはゆったりとめられ一安心です。
久しぶりに入山口を変えると喧騒の無い実に静かなアプローチです。4、5年前と比べると硫黄山採掘道路までのアセビや笹のブッシュ帯も滑らないように整備され歩きやすくなっていました。紅葉もピークを迎えていることからスガモリ越しでは多くの登山者が一息入れていました。
三俣山西峰登山路の笹のブッシュ帯は露払いも無く濡れないで歩けました。西峰と法華院へ下降する踏み変え点の大岩付近は絶好のロケーションなので最新のカメラと三脚で陣取ったカメラマンで溢れていました。分け入って仲間入りしたいところですが、背後より一枚だけお世話になりました。お気に入りの静かな場所はほかにもあるのでいつかまた撮れる時に、お楽しみまだ先のことですね。充実したカメラ機材を見て羨ましく思いました。
西峰山頂では、ひんやりと心地よい風がほほを撫でてくれました。


気持ちよい笹の海原をすすみ、第4峰へ向かう途中、久住分かれの奥、遥か雲海に浮かぶ根子岳を遠望することができました。

鞍部から第4峰へひとまず登りあがり小休止、三俣山南峰斜面の紅葉の様子、大船山の紅葉は山麓へ降りて来ているようです。


第4峰ピークからは雲海に浮かぶ由布岳の双耳峰が見えました。


三俣山山頂から大鍋紅葉の様子を見ている登山者のみなさん、ほとんどの登山者はここで戻られます。しかし、美しい大鍋の紅葉に惹かれてか、北峰へ向かう急斜面を下降していると、うしろからは恐らく初めてと思われる登山者の方が付いてきています。少々心配の向きもありましたが鍋の底でのお花見のようでした。


大鍋へ下降する途中、大岩の撮影スポットではWEBでよく登場する絵になるワンちゃんと会いました。
ハリーの匂いがするのか喜んで近寄ってきましたね。

大鍋の鞍部から三俣山北東斜面の紅葉


大鍋の底は紅葉お花見の登山者が次から次に訪れています、しかし、ここは湿地、踏み荒らさないよう心がけたいですね。


三俣山北峰の美しい紅葉、眼前に迫る溢れんばかりの見事な眺めでした


北峰の岩場に腰掛て昼食、今日は野菜たっぷりの味噌煮込みうどん、さつまいもがほっこり甘くてうまい、揚げは南関あげ、うどん汁物の揚げは南関あげがよく合います、麺は讃岐うどんの手打ちを奮発してもらいました、美味しかったです♪


紅葉の北峰稜線を縫って小鍋へ向かいます


鍋底の紅葉の様子


小鍋の周辺の紅葉、赤黄緑、あと暫く楽しめそうですね


小鍋の淵より三俣山北峰、大鍋小鍋の紅葉、楽しい、山歩きでした

どんまい三俣山

2008年03月09日 | 三俣山
3月8日大曲より三俣山へ登ってきました。週半ばの降雪によって2週間前よりくじゅうの山々は新雪をまとい快晴の空の下、綺麗に輝いていました。8時過ぎ、大曲の駐車空地は、すでに満車状態で何とか入れ込んだのですが前輪がクラストした新雪に埋まり、いやな予感です。やまなみ道路は除雪され路肩に雪が僅かに残る状態ですが駐車空地は解けた雪と轍が凍りつき、でこぼこ、これが厄介で滑ります。今日のどんまいのはじまりでした。下山してきたら雪は解けていたのですが前輪は空回り、幸い、前輪をゆっくり駆動させ、タイヤの動き出しに合わせ数回押して脱出できたところです、帰れてよかったです(苦笑)。

スガモリ越しへ向かう硫黄山採掘道路も新雪が積もり、絶好の山スキーのトレールなのでしょう道路には目ざとい山スキーヤーが滑ったシュプールが着いていました。雪がない山道でも山靴で滑るわたしです、スキー板を履いてくじゅうを楽しまれる方がうらやましいですね。早速、今日もスガモリ越しの取り付きでこけました。快晴の三俣山西峰からのロケーションは見事なもので、風が吹かず硫黄山の噴煙が真上に立ち上り、眼下には北千里ガ浜から九重連山を目指すパーティの姿も見えました。

今日は三俣山へ入山したのは、我々が三番手みたいで、第四峰へ向かうトレースは付いておらず、南峰までは新しいトレースが付いていました。トレースのつぼ足を辿りますが体重制限をオーバーしたのか場所によっては腰まで埋まるほどでした。どうやらここらあたりで手袋を落としたらしく、後から気づいて戻ろうとしましたが、下山するときに探すことにして、友人が持参していたスペアのグローブを借用して事なきを得ました。何たる失態、もし風雪が強ければ凍傷まではいかなくとも霜焼けで痛い目にあうことでした・・ざま、なかです。三俣山南峰から下山していると、単独で登ってこられた方より、「手袋を落としていませんか」と声をかけていただく「はい、わたしです・・」、「木に差していますよ」とのこと、半分諦めていましたが、ありがたいことです。お世話になりました。どんまいで済まされない大失態、反省、天気に恵まれ怪我せず歩かれてよかったです。どんまい三俣山、懲りないでまた、楽しい山歩きですね・・。


三俣山西峰を目指す2人パーティの様子、第四峰へ向かう途中から撮影、ここで手袋を紛失、大失態でした


硫黄山採掘道路から硫黄山の様子、登山者の足跡と山スキーのシュプール


雪に埋もれたスガモリ越しの避難小屋、小屋のベンチは吹き溜まりの中です


三俣山西峰の登りより北千里ガ浜と久住山の遠望


三俣山西峰山頂から大船山 西峰山頂ケルンには、えびの尻尾が付着していました


快晴、無風、こんなに天気がいい日はめったにないですね、顔が雪焼けしました


三俣山南峰より坊ガツルを俯瞰、テントがひと張り見えました


三俣山南峰から下山して三俣山本峰鞍部の雪原のラッセル、埋もれると腰まで、足掻くと雪だるまでした


三俣山の山頂でお茶タイム、おやつを出前サービスしてくれました♪

三俣山西峰、本峰

2007年09月22日 | 三俣山

久しぶりに友人と三俣山へ登ってきました。瀬の本高原より、やまなみハイウエーを走行中、雨が降り出し、天気を心配していましたが、牧の戸峠付近で雨は止み、6時10分大曲に到着です。雲、気温20度、暖かいですね。3連休の初日、ご来光登山なのでしょうか、すでに車が5台ほど駐車しています。
今日は豪華な車がずらりと並んでいます。しばし、見蕩れ泉水山稜線を背後にして、豪華高級RV車を撮影させていただきました。私の車は、いつもの場所、出口横に駐車し、6時20分出発。

                 

すがもり越えを目指し、ゆっくり歩きます。硫黄山登山道は8月に通過した際は、台風の雨によってコンクリートの登山道に土石が累々と流れ出していましたが、きれいに後片付けされています。


【すがもり越え途中より、硫黄山登山道と黒岩山、泉水山の稜線】

ゆっくり歩いて、携帯のカメラで撮りながら、すがもり越避難小屋に7時10分到着。先行の2人パーティが大船山をカメラに収めています。気温18度、三俣山西峰はガス、霧ですっぽり包まれています。時間にゆとりもあることから、ガスが切れるのを待ちながら、お茶で休憩です。デジカメがない、壊した、わたしも携帯で、ペコン、ポチポチです。


【すがもり越避難小屋】・・・久しぶりに避難小屋の全景を撮ってみました。

                
                【北千里浜と天狗ヶ城、久住山の遠望】

7時30分、すがもり越を出発。笹の露払いをしながら三俣山西峰を目指し、高度を上げていきます。また、小雨が少し降り出して来ました。先頭を行く友人が歓喜の声で『虹』を見つけました。硫黄山を背後に小雨に日差しが当たって、きれいな虹でした。
携帯で撮れるか心配でしたが、なんとか見れますね。



8時10分三俣山西峰到着。山頂付近はリンドウの蕾で一杯です。
踏み潰さないよう注意ですね。

  

                

8時40分、三俣山本峰到着。晴れ、気温16度。少々、風強く、北へ雲が流れて行きます。


【三俣山北峰の遥か、由布岳の双耳峰が遠望できます】

これより三俣山北峰、大鍋、小鍋の縦走へ向かいますが、小腹も空いてきたので、おにぎりとお茶で小休止です。
しかし、先ほどまで虹を見て元気だった友人の体調が急変。久しぶりの山歩きと残暑のダメージが響いたのでしょう。顔色がなく、虚ろです。大事をとり、無理はしないことにしました。友人は恐縮していましたが、山はいつでも登れます。歩ける時に判断し、9時、下山を決定しました。


【大鍋、小鍋と平治岳の遠望】・・・また、今度、紅葉の稜線を元気に歩こう♪

                
                【三俣山西峰のリンドウ】陽が昇り蕾は開花、きれいですね。


【三俣山西峰下降路より北千里浜と久住山遠望】
北千里浜の『ぜひ、おいて』のケルンは大きくなったかな♪


【すがもり越下山路より硫黄山、もくもくガスが沸いています】

                
                【硫黄山登山道より大曲分岐点からの星生山北面】
                すすきの波が日差しを浴びてきらきらと、きれいです。

大曲が見えてきて友人も、元気が少し、回復してきました。よかった
10時18分、大曲駐車空地に到着。お疲れ様でした♪

(9月22日 三俣山西峰、本峰 携帯F703i)