通信とメディアが一体化する時代へ

米国のＡＴ＆Ｔが、地域通信会社大手のＳＢＣに吸収される。
私の会社アルフは、社名変更当時、AT&TのIP通信代理店だった時期もある。
浜松マルチメディア事業研究会コールセンター部会では、
ＡＴ＆Ｔ（後に分社化したルーセントテクノロジー）を呼び、
コールセンター・セミナー開催させて戴いた。
またＮＴＴ、ソニーとＡＴ＆Ｔの実験会社ＮＴＴファン企画の
PASEOプロジェクトは、ＰＤＡとエージェント・サーバーの実験だったが、
浜松では実験事務局となり、200台のPASEOモニター、コールセンター、
モニター会など独自の運営をさせて戴いた。
介護福祉関係者、企業役員、商工会議所青年部幹部、２０代の若者達、高校生、
など、グループ化されたモニターの結果は、このユビキタス社会への示唆だった。
阪神大震災で公開が制限されていたＨＰのシナジービデオを浜松に紹介したのも
このころだった。

マルチメディア研究会から１０年をへて、
今日はまた、
JR東日本と日本テレコムの、
無線ＬＡＮを使った東北線車内ビジョンでの情報提供実験が始まる。
都内地下鉄駅の無線ＬＡＮサービスも開始され、
バスでの無線ＬＡＮシステムの発表もあった。
YAHOOジャパンも、ブログ提供開始・・・

浜松駅周辺の活性化モデル、
西尾地域の医療・介護モデル、
岡崎市での複合メディアモデル、
世田谷での地域社会モデル、
などを経て、

私には、もう、技術、システム、企業のモデル実験を越え、
生活する人のコミュニケーション、
生活行動する人と空間のメディア化を考える時期だと考えています。

American Telephone & Telegram 通信だけの時代よ
さようなら。