モノと心の独り言

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映画「海猫」と「幻の光」

2004-11-15 06:41:32 | 映画・音楽・・・パッケージ・メディア
ファッション・CMモデル、伊東美咲の映画
「海猫」が封切りされた。

モデルの映画では、江角マキ子の「幻の光」を思い出す。
理解できない夫の自殺で残されたマキ子が、
ただ、ゆっくり歩いている姿に、魅せられた。

身体の美しさが、精神の美しさと繫がるには、
その身体の表情にともなう、顔の表情の美しさが必要になる。

それを引き出すのは、
その人の環境を選ぶ判断力、人とのかかわり方。
その一瞬の断面を、磨き、磨かれ、
魅せることができるのがモデルなのだろう。

ファッションからCMモデルになるには、
主役を衣服から、本人へ、
写真から映画へと写るには、
時間のながれでのみられ方から、魅せ方への移行が必要だ。

昔の”女優”ではなく、
多様なメディアにのる姿は、
セレクト・ショップのマネキンのように、
街に歩き出している。

アパレル「K」(組曲)のCMモデルで多彩な表情をみせる
伊東美咲の映画、
有楽町あたりで、観るのがいいのかもしれない。

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