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モノと心の独り言

コミュニケーション/メディア/コミュニティ ココロの建築家になりたいと・・・ 

「ジャーナリズム」から「ソーシャル・コミュニケーション」へ -2- 

2005-04-17 09:06:26 | 基本的なコト
社会ネットワーク分析からジャーナリズムを考えれば、
取材されている人、取材する人、編集する人、発信する人が、
すべて同じメディア・ツールを持ってしまう極限状況を想定できる。

図の中で、行為者を、人、組織、集団、業界と置き換えて考えてみると、
市民ジャーナリズムから、商業メディア、市場活動、国家行動などが
仮想思考できる。

ジャーナリズムという社会要因は、政治・企業活動・市民行動などの外にいるのではなく、
そのメディア領域における一構成要員として、内部化されてきた。

広報メディアの独占状態が弱まるにつれ、
「ジャーナリズム」という外部性が弱まり、「ソーシャル・コミュニケーション」化が進む。



既存メディアでは、
メディア有名人による、バラエティー番組やバラエティー紙面としての
”幕の内弁当化”が進んだ。

そして、嗜好を絞り込むことで、メディア領域も絞り込まれ、
また、メディア・ツールの選択が、嗜好の選択に反映してゆく。
まさに、メディアとメッセージの相姦!

ここに、メッセージというコンテンツは、
メディア・コミュニケーションでの語りかけとなる。
親しみやすく、心を開かせる力の強い、
女性キャスターとお笑い芸人が、メディア舞台に溢れてくる。
専門家もまた、映像により多面的で、欠点もある市民として映され、
価値観は相対化する。
ジャーナリストもまた、情報商品生産をする行為者として、
メディア・バラエティー舞台を支えている。





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