黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

ユニスポンサーにコロナ様

2011-10-22 18:00:56 | アルビレディース
アルビレックス新潟レディース ユニフォームスポンサー(左袖)に株式会社コロナ決定

記者会見

もっと熱い戦いをしろってことか。
男子はダイニチ工業、女子はコロナ


同一業種は1社だったのだけど、男女別ならO.Kということなら、これからもっと可能性が出てくるね。
アルビレックス新潟の営業さんもこれならやりやすいんじゃないかい。

今思うとナミックスは先見の明があったね。

試合会場の看板スポンサーだけでも
「NSGグループ」「HARD OFF」「新発田ガスグループ」
「JAグループ新潟」「第一建設工業」「新潟綜合警備保障」
「ネスクコ・エンジニアリング新潟」「うえき内科クリニック」「藤田金属」
の9社になった。
これにユニフォームスポンサーの
「亀田製菓」「コロナ」「新潟日報」
オフィシャルスポンサーの
「ナミックス」
がど~んと真ん中にある。

今、ちょっと商品の宣伝したい企業はこの看板スポンサーはTVに出るから費用対効果良いよ。

まあ、大きな目標は背中のユニフォームスポンサーなんだけど、練習着とか工夫の余地有だから新潟でも女子サッカーがメジャーになるようにチームも頑張らないとね。
年間の移動経費だけでもスポンサーさんのご支援で何とかならないものかな。

2011プレナスなでしこリーグ12戦目 対日テレ戦「不発」

2011-10-22 18:00:04 | アルビレディース
プレナスなでしこリーグ 第14節 2011年10月22日 14:03K.O
新潟県・新潟市陸上競技場(1317人)晴時々曇 風弱し 芝良 主審 深野悦子

アルビレックス新潟レディース 0-1(0-1、0-1) 日テレ・ベレーザ

35分 失点、90分 失点


[日テレ・ベレーザ]

-------松林-------↓
-長船-岩清水--村松--須藤-
-----伊藤--原------
-木龍----------有吉-
-----永里--岩渕-----

SUB:GK曽山、DF小林海青、MF小林弥生、MF木下、FW井出上
監督:野田朱美

74分 有吉→小林弥生

(後半)
-------松林-------↓
-長船-岩清水--村松--須藤-
-----伊藤--原------
-有吉----------木龍-
-----永里--岩渕-----




[アルビレックス新潟レディース]

-----平井--山崎-----
-上辻-----阪口--上尾野辺
------川村------
-山本--東山--北原--上田-
-------大友-------↑

SUB:GK諏訪、DF落合、MF斎藤、MF佐伯、FW口木
監督:奥山達之

73分 平井→佐伯



〔2011年シーズン結果〕
05 04/29 0●1 日テレ・ベレーザ(平塚陸上)
06 05/03 4○3 AS狭山(東北電フ)
07 05/08 2○0 福岡J・アンクラス(レベスタ)
08 05/28 2○1 ジェフ千葉(市原臨海)
09 06/05 3○0 伊賀FC(新発田陸)
01 06/11 2△2 岡山湯郷Belle(美作ラサ)
04 07/24 2△2 浦和レッズ(新潟市陸)
02 08/06 1●2 INAC(東北電ス)
10 09/23 2●3 岡山湯郷Belle(新潟市陸)
11 10/01 3△3 INAC(福井テク)
13 10/16 0●2 浦和レッズ(鴻巣市陸)
14 10/22 0●2 日テレ・ベレーザ(新潟市陸)

今シーズンリーグ戦対戦結果
(対戦終了)
INAC 勝ち点1(1分1敗)[1●2(東北電ス)、3△3(福井テク):得点4/失点5/得失点差-1]
日テレ・ベレーザ 勝ち点0(2敗)[0●1(平塚陸上)、0●2 (新潟市陸):得点0/失点3/得失点差-3]
浦和レッズ 勝ち点1(1分1敗)[2△2(新潟市陸)、0●2(鴻巣市陸):得点2/失点4/得失点差-2]
岡山湯郷Belle 勝ち点1(1分1敗)[2△2(美作ラサ)、2●3(新潟市陸):得点4/失点5/得失点差-1]
(残り対戦有)
ジェフ千葉 勝ち点3(1勝)[2○1(市原臨海)、:得点2/失点1/得失点差+1]
伊賀FC 勝ち点3(1勝)[3○0(新発田陸)、:得点3/失点0/得失点差+3]
AS狭山 勝ち点3(1勝)[4○3(東北電フ)、:得点4/失点3/得失点差+1]
福岡J・アンクラス 勝ち点3(1勝)[2○0(レベスタ))、:得点2/失点0/得失点差+2]


この試合に際し、もはやレギュラーメンバーと言っても過言ではないCFWの9菅澤優衣香選手と右SBの14小原由梨愛選手が負傷欠場となった。
攻撃陣の8大石沙弥香選手と22小山真央選手は未だ調整中、18堀良江選手・19児玉桂子選手そして有力な右SBのバックアッパーである23中村楓選手が日本女子選抜でパキスタン遠征となっており、残されたメンバーで何とかやりくりをするしかない状況になった。
とは言っても、何と言ってもホーム戦である。6/5の新発田市陸上競技場の伊賀FC戦以来約140日ほど勝っていないアルビレックス新潟レディースであるが、新たなユニフォームスポンサーにコロナさんが決まった大事な試合、勝ちに来た。
ここで大事なキーとなるのは右SBの14小原由梨愛選手の代役である。超攻撃的で技術のある日テレ・ベレーザの選手に右サイドを制圧されたら試合にならなくなる。
でも、守備の計算できる23中村楓選手はパキスタン遠征中で今回は欠場。そこで本来はCBの長身DF17上田絵未選手を右SBに配する。上田絵未選手は日体大時代の盟友である有吉佐織とのマッチアップになる。
日テレ・ベレーザには日体大OGがたくさんいるので右SB上田絵未選手のスキルと走力のことは見知っていて、当然そこを狙ってくる。
となると、その前で抑えないといけないから右SHに左利きの10上尾野辺めぐみ選手を配して守備を固めることになる。
で、いくらなんでも日テレ・ベレーザ相手とはいえゲームは作らないと攻められないのでボランチに20阪口夢穂選手と5川村優理選手を配して攻守の要にする。
最後に問題のFWであるが、9菅澤優衣香選手が欠場なのでいつものようなポストプレーは期待できない。
となるとノーポストの形で裏へ抜けられる25平井咲奈選手と6山崎円美選手を配して、日テレ・ベレーザのDFの裏へボールを蹴り込んで縦ポン狙いで勝負ということになる。
左は左SH25上辻佑実選手と左SB2山本亜里奈選手で木龍七瀬を抑える計算。
中盤の伊藤香菜子とフィールドの妖精・原菜摘子と足下勝負をしても分は無いので、できるだけ相手のDFの裏へボールを運び出すのが今回のミッションになる。
相手はパスもそうだが、ドリブルに長けた選手も多いので、下手に引っ掛けると伊藤香菜子のFKでいつものような悲しい事態になってしまうので、自陣のペナルティエリアのそばのプレーは要注意である。

まあ、そんなことは誰もが分かっていて、この試合巧者の日テレ・ベレーザと対戦する。
1部に昇格してから日テレ・ベレーザと毎年対戦するのだが、春にまだチームが組み上がっていない段階で対戦する時は何とかなりそうだし、今年なんて震災の影響で練習不足は諸に出ていて勝たないといけないぐらいの試合だった。
が、いつものことだが、秋の第2戦はしっかりとチームが組まれていて、手も足も出ないことが多い。
ましては若手のホープ・岩渕真奈がここ数試合連続ゴールを上げているそんな中の日テレ・ベレーザ戦。

TV放送の関係があって、定刻3分を過ぎたところでキックオフ。
信濃川からの風がけっこうきつい。
アルビはGK大友が少し高い位置を取って、ボールを持ったら岩清水梓と村松智子の後方へ蹴り込んで平井咲奈と山崎円美を走りこませようとするのだが、その前に相手DFにカットされて一気に自陣まで押し込まれてしまう厳しい状態。
越せないな。あの壁。
それでもクロスバーとかにも助けられて、30分までは堪える。
CB北原佳奈選手もCB東山真依子選手の指示に呼応して何とかクリアーで逃げる。
CB東山真依子選手は日テレ・ベレーザとアルビの選手が一瞬止まった感じがする中を一人駆け抜けてボール奪取を続ける。読みが凄い。
右SB上田絵未選手の前で何とか上尾野辺めぐみ選手がボール奪取をしてピンチを凌ぎ、右SB上田絵未選手も日テレ・ベレーザの強力攻撃陣相手に攻撃なんかは全く期待できないが、でかい身体を投げ出してすんでのところで防御する。
そして魔の時、残り10分が来た。
今シーズンはどうしてもこの時間帯に失点してしまう。
ゴール前のスペースに見事に岩渕真奈に侵入されて女子サッカーの教科書通りに右隅の高い位置へコントロールシュートを放たれてしまう。
とは言っても前半はこの1失点で切り抜け0-1で前半を終える。

後半、日テレ・ベレーザはSHの有吉佐織と木龍七瀬の位置を入れ替えてくる。
狙いは当然、右SB上田絵未選手。アルビが勝利するにはここを耐えて、平井咲奈選手の裏へ抜けるスピードに駆けるしかない。
チャンスがなかったわけではない。惜しいチャンスもあって、これを決め切れればというところだが、さすがに日本を代表するGK松林美久、身体を張って最後の最後でゴールを死守。
(まあ、メインスタンドから見えるところでラインを越してボールを掴んだらしく(まあ、ゴール裏からもそういう風には見えたけど)、そんなこと見た日にはメインスタンドからは大ブーイングが飛ぶ。ごめん、新参者だから許してってところかな。日テレ・ベレーザが相手なんでこのブーイングは後で怒られそうだがメインスタンドからなんでどうしようもない。)

平井咲奈選手は先週の左SBの時とは打って変わって、水を得た魚のようにピッチ上を駆け回っていた。この選手はシュートのコントロールが良いので枠に飛んでいたのだが、残念ながらGK真正面だった。
高校生の頃はFWだった山崎円美選手がたぶん初めてくらいになでしこリーグというトップリーグでFWをしたが、持ち味の突破力は出せたと思う。以前に比べてテクニックも使えるようになってきた。
まあ、平井咲奈選手と山崎円美選手の急造FWコンビがそう簡単に今季熟成を重ねている日テレ・ベレーザのDF陣に適うわけもなく、やはりコンビネーション不足は多分に感じたが、奥山監督の作戦に対しては忠実に実行できたのではないだろうか。

後半、24佐伯彩選手を投入して、25上辻佑実選手と6山崎円美選手の2トップになったが、25上辻佑実選手と20阪口夢穂選手の縦の関係は息がぴったりだった。さすがはかつてのFCヴィトーリアの超高校生コンビである。

試合終了間際に代わって入った緑の血が流れる女・小林弥生のハイボールの処理をGK大友麻衣子選手が落としたところを木龍七瀬に押し込まれて万事休す。
この試合、キャッチというよりはキックがちょっと気になったGK大友麻衣子選手ではあった。

AT1分が過ぎ試合終了。
半年ぶりの勝利はまたもやお預け、7試合未勝利とはなったが、あの日テレ・ベレーザに対して試合にはなってきたし、福井・鴻巣の状況から比べればかなり復調基調の感じはしてきた。

怪我人が多いのでそう楽観はできないのだが、来週以降、このままいけば何とかチームが仕上がってきそうな気はする。
ただ、アウェーなんで、どういう考えで試合をするか。不安もあり、期待もある、次回の鴻巣・狭山戦である。
守備が破綻しなければ、勝ち点1をもぎ取ることは可能ではないかな。
ただ、春みたいに3失点してしまうとちょっと今回はきつそう。
4東山真依子選手のサッカー教室ももうそろそろ基礎編から応用編に入ってもらえるとありがたいのだが。がんばれ、生徒さん達。