黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

トヨタ自動車株式会社はリーグスポンサーになりましたとさ。

2011-10-14 17:00:57 | 女子サッカー
日本女子サッカーリーグ 新オフィシャルスポンサー

社 名 :トヨタ自動車株式会社

契約期間:2011年10月~2013年3月


てっきりトヨタ自動車女子サッカー部を創部して東海地区の女子サッカー界を牽引するものかと思っていたのだけど、そうではなくて日本女子サッカーリーグのスポンサーになったようだ。
ちなみに多くのマスコミは「なでしこリーグ」へのスポンサードと報じているが、正確にはチャレンジリーグも含む日本女子サッカーリーグへのスポンサードとなる。
まあ、こんな感じでじっくりお付き合いしていけば将来的にもっと別の形へ発展する可能性もあるのかな。
まずはありがとうございます。

この新たな資金はどのような形でリーグに還元されるのだろう?去年みたいに優勝チームに賞金として配られるのかな?
個人的には同じアマチアリーグのJFLみたいになでしこリーグも全試合を対象に勝利給制度を設けたら良いと思うのだけど。(もちろん負けたら貰えない。)

これで来年は愛知県でなでしこリーグを開催しないといけなくなったね。義理はあるかな。
3回戦制になるらしいから、3試合目の中立地の対戦はいわゆる中京地区が中心になるのかな。




で、そのトヨタ自動車さんの冠大会が開催される段取りになった。

TOYOTA Vitz Cup

開催日時:2011年11月30日(水)※ナイトゲームで調整中
会場:東京都/国立霞ヶ丘競技場
主催:財団法人日本サッカー協会、一般社団法人日本女子サッカーリーグ
主管:一般社団法人日本女子サッカーリーグ、財団法人東京都サッカー協会
特別協賛:トヨタ自動車株式会社
協賛:株式会社プレナス、学校法人後藤学園 武蔵丘短期大学
オフィシャルサプライヤー :株式会社モルテン
対戦チーム:日『プレナスなでしこリーグ2011優勝チーム』vs 英『FA女子スーパーリーグ優勝チーム”アーセナル・レディースFC”』
試合方式:90分間(前後半各45分)

アーセナルレディースと毎年交流を持っている武蔵丘短期大学。渡英して試合をしていた経緯がある。
今年はアーセナルレディースが初来日して試合をする予定だったのだけど、それをなでしこリーグに譲ったという感じかな。
ということで、武蔵丘短期大学の特別協賛というのがこの対戦の味噌だったりする。

まあ、クラブチーム同士の交流をもっと盛んにすべきだけど、現在日本と諸外国とのパイプが余りないのでこういうこれまでの縁を大事にしていくことが必要なんだろうな。

とりあえず、女子サッカー界に新しいカップが作られることになった。オシャレなものになるのを期待。海外流出は避けたい。
平日の物凄い寒い季節のナイトゲームなんだけど、お嬢さん達は風邪とか引かないようにしないとね。TV放送が入りそうな時間帯だよね。
国立霞ヶ丘競技場というオンボロ陸上競技場ももう直ぐ立替の話があるから、意外と後世の人が見たら歴史を感じる1枚の写真になるのかもしれない。


来年3月には日本で韓国WKリーグの優勝チーム「高陽大教カンガルーズ」との対戦も待っているわけで、プレナスなでしこリーグの優勝チームは結構忙しいな。
いっそ1年のどこか2週間くらいでスタジアムが確保できそうなところへ世界のチームが集まって試合をしてしまった方が効率的なような気がしてきた。
でも、そうなるとFIFAが絶対に口を出してくるよね。

菅野将晃元東電監督、J1福岡へ

2011-10-14 08:00:59 | サッカー一般
なでしこリーグ東電の元監督・菅野将晃氏にオファー…J1福岡

この方の人生はいろいろあるんだけど、再びJ2の舞台へ。(まだJ2が決まったわけではないが、まあ、そうなるだろう。)
菅野-浅野コンビはそのまんま反町体制前の湘南だね。
戦力強化をしなければならないJ1福岡にとっては良いかもしれない。
まあ、Jリーグ福岡で3バックを試してくれたまえ。



彼の最大の心配事である東電選手の移籍先が決まったようだ。

東電移管先にJ1仙台 雇用確保を約束

スポニチも意地があるんだろうな。
あくまでも川崎フロンターレが筆頭候補だったと書いている。
でも、真実が明らかになった段階でたぶん書いている記者が代わったような気がする。
ほとんどの新聞社が『なでしこリーグ理事会』という誤った報道をしている中、スポニチは正確に『日本女子サッカーリーグ』と書いている。
つい最近までは他社と同じように『なでしこリーグ理事会』と書いていたから、学習した記者がいると思われる。
(共同や時事にそこまでのレベルを要求するのは無理なので、しょうがないはしょうがない)
日刊スポーツの記者とかは組織名とかが曖昧なままで書いているが、JFAも日本サッカーリーグも指摘できる人材がいないのだろうな。

練習場が未定なのが、見切り発車的な感はあるけど、まずは選手の雇用が優先されたわけで。
社会人15人を一気に雇用するなんて、新潟だけでなく、一般的に考えても難しいけど、東北電力の子会社であるユアテックあたりがまとめて面倒をみるんだろうか?
東電の選手は当然待遇は大幅ダウンするわけだけど(今までが今までだっただけに)、それでもJ1仙台に拾ってもらったわけだし、選手自身が世界中に迷惑を撒き散らした原発事故の当事者でもあるにも関わらずそれを許してなおかつ快く受け入れてくれる宮城県人に感謝しないとね。
なかなかできることではないよ。たぶん福島県では感情的に無理だと思う。

今回の選手移籍については、東電側はあくまでもマリーゼは休部、社員選手が退社し仙台にできる新チームへ移籍というスタンスを崩していない。
これまでの付き合いもあるので、日本女子サッカーリーグは特例でチャレンジリーグからの入会を認めたが、まあ、福島で再びマリーゼ(原発をクリーンエネルギーとイメージされるために海と空を掛け合わせた造語)が復活するには余程のことが無い限り無理だろう。
現実的にはチームの移管となるのだろうが、そういうことになると困る人がたぶん東京電力内にいるんだろうね。

ちなみにどの新聞も常盤木学園高校や聖和学園高校を取り上げて受け皿に成りえると書いているが、両校共に卒業後は大学進学の可能性が高いので仙台市内で就職をする人は少数だろう。
むしろ、近年、女子サッカーの強化に力を入れているスポーツが盛んな仙台大学に全国から入学者が来ているから、愛媛FCレディースと愛媛女子短大のような2重登録で選手募集をしていくのが現実的な運営方法だと思うが。
まさか、常盤木学園高校や聖和学園高校を下部組織扱いにはしないだろうしね。(まあ、そうなった時点で常盤木学園高校は即チャレンジリーグを退会になるけど)

なでしこリーグに昇格できれば女子特別指定選手の制度は使えるけど、それには昇格しないといけないしね。

まあ、仙台になでしこリーグっていう表現はまだまだ先のお話だな。その頃にまでいわゆる『なでしこジャパンブーム』が続いていればいいれけど。
また、東北へ行きたいし、仙台は悪い話ではない。




早大ア式女子的には「Jリーグかぁ、ちぇっ!!」って感じなんだろうな。
様々なスポーツに力を入れているアマチアスポーツ界の雄「トヨタ自動車」の企業チームなんてことになっていたら早大ア式女子の選手も卒業後にサッカーを続けられたかもしれない。
まあ、まだ、世界のTOYOTAの心を動かすまでには至っていないということかな、女子サッカーは。