黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

関東女子リーグ 早大は前期無敗で首位

2010-06-12 17:00:19 | 女子サッカー
早大、無敗で前期を終える

今年の関東女子サッカーリーグは早大が一歩飛び抜けているようですね。
最近、早大OGの渡辺夏奈のインタビュー記事を読んでいて思ったのですが、自分達の居心地の良さを感じられる場所としては早大は格別なんだろうと思います。
正直、サッカーが上手くなりたかったら「なでしこリーグ」へ行って高いレベルのサッカーをするべきなんでしょうが、そういうことができるのは皆が皆ではないです。
自分達のレベルに応じたプレーしていて面白さを感じれるサッカーができるところがあるってことはそれはそれで価値観としては有りかなっと思いました。

さすがに今の早大でなでしこリーグのチームと試合になるかどうかは甚だ疑問符ですが、夢を持つのは自由ですし、年代別代表は難しいとしてもユニバーシアード代表という個人の目標設定は可能なわけですから、大学生の本分である学業の傍らサッカーも楽しみながら打ち込めたら人生の時間の使い方としては有益なのではないでしょうか。
(早稲田スポーツの記者にとってもなでしこリーグ(記事上ではLリーグと記載)は未知の世界のようでそこに関しては記事にはならない段階でしょうかね。)

今年は今回出場した大宮など有望な選手もかなりいますから、技術的にももっと楽しいサッカーになれる可能性は高いと思います。
まあ、大抵の早大生の場合、競技サッカーができるのは最高でも4年間なわけで、その大学生活の思い出にインカレ優勝ができたら幸せなのではないでしょうかね。


インカレのライバルと目される日体大なんですが、今年の状況は良くわかりませんね。
敢えて早大と試合をしないためにリーグを移ったわけではないのでしょうが、基本的に対戦がないので判断がつきません。
ただ、お互いにそれぞれの価値観を持ってサッカーライフを送っているのは確かなようです。
ユニバーシアード日本代表はこの2校がメインとなると思うので、お互いを知っておくチャンスはもっとあった方が良いかもしれませんが、秋の大学リーグ戦やインカレがその役割を果たすのでしょう。

早大は夏に合宿を張って本番である秋に備えるのでしょうが、9月くらいになったらある程度はメンバーが絞られてくるんでしょうかね。

ロンドン五輪 サッカー出場枠

2010-06-12 06:14:22 | サッカー一般
国際サッカー連盟(FIFA)、2010年ロンドン五輪の男女サッカーの大陸別出場枠を発表

2012オリンピックロンドン大会は従来方式を維持

FIFA理事会は 2012オリンピックロンドン大会の サッカー競技の各大陸連盟の出場枠を承認



〔男子〕16チーム
開催国枠(英国)1、欧州3、南米2、北中米・カリブ海2、アフリカ3.5、アジア3.5、オセアニア1

※1989年1月1日以降に生まれた選手(23歳以下)
※24歳以上のオーバーエージ枠(3人以内)有



〔女子〕12チーム
開催国枠(英国)1、欧州2、南米2、北中米・カリブ海2、アフリカ2、アジア2、オセアニア1




W杯は地域間の実力差を見事に反映した出場枠であるのに対し、五輪は機械的に地域に出場枠を割り振っている。
まあ、参加することに意義があるから空白地域はできるだけ作りたくないわけだ。
キーワードはアフリカって感じくらいアフリカ枠がたくさんある。スポーツ政治的にしょうがないのだろう。
まあ、男子は実力相当なんだろうが、女子はかなり未知数だな。

男子については、とりあえずサッカーも参加しています感が有り有りの出場枠とレギュレーション。
アジア枠が増えたことは日本的にはありがたいことだが、大会の価値的にはどうなんだろう?
とは言え、日本はこのオリンピック世代が谷間の世代になってしまった感があるので、今回のW杯にサポートメンバーでいっている選手が相当頑張らないと出場権確保は難しくなりそう。南アフリカで良い刺激を貰って帰れると予選突破の可能性が出てくるかもしれない。


正直、サッカーの価値観的にはW杯>五輪なんだろうが、女子サッカーに限っては五輪>W杯という世間的な評価。
女子については、強豪犇く欧州とアジアから12チーム中5チームしか出場できないので、ベスト4以上を狙うというのは、今回の出場枠なら可能かもしれない。
何たって地区予選で強豪が脱落していくのだから。
オセアニアはニュージーランドが実質的に確定しているようなものだし、欧州の1枠はドイツ、南米の1枠はブラジル、北中米・カリブ海の1枠はアメリカだろう。おそらく。

せめて男子と同じ大会スケジュールにできないかな、今後。
16チームならそんなにそんなに無理な偏りにはならないと思うのだけど。
縮小化に五輪全体が動いている中、相当な人気競技にならないと難しいかな。

日本はアジア予選を勝ち抜かなければならないが、現在のところ、予選を突破できるかどうかは分からない。
予選の方法と組み合わせが日本にとって不利になるようなことにならないことを祈るばかりだ。
それにしてもアジア2枠は厳しい。世界でベスト4に入るくらいの実力が備わっていないと無理なような気がする。
U-20世代とフル代表を佐々木監督が見ているが、その下の世代はちょっと連動性が無いよう気がするので、五輪に関しては現在佐々木監督の視野にある選手で戦っていくのだろうなとは思う。



ちなみに開催国である英国は五輪ということで今回、英国代表≒イングランド代表単独チームで出場するらしい。
五輪に英国サッカー界が関わるってことはけっこう大変なことだよね。