黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

Jヴィレッジで遊ぶ

2009-05-24 23:59:12 | サッカー一般

またまたJヴィレッジに行ってきました。totoが当たったら「家買いてぃ!」くらいです。

春のなでしこ合同キャンプの時に5月にJヴィレッジでU-19日本女子代表のキャンプがあることを聞いていたので、今回は運転手さんに無理を言って車で日帰り行程。



屋根付き練習場の前に建てられた診療所。建物はほぼ完成していました。

これがあると怪我の処置がかなりレベルが上がりますね。



広大な施設の中、いろんな場所で練習がされているので、車で場内を移動しながらチェック。

スーパー少女プロジェクト セレクションキャンプでは、小野寺さんの姿が見えます。

大きな小学生や中学生がたくさんいました。この日が最終日となります。



2009 ナショナルトレセンU-14(男子)

新型インフルエンザの影響で神戸の選手は入替になったみたいですが、他の地域は予定通り行なわれたみたいです。



キリンカップサッカー2009に出場するチリ男子代表キャンプ。

人形を4バックに仕立てて、裏を狙う練習を繰り返していました。

そんなに背が高くない人達でしたが、足元はさすがですね。



1週間のキャンプもこの日で終了。陽気な南米人は、わざわざバスから降りてきてお世話になったホテルスタッフと記念撮影。

大阪へ旅立っていきました。(バスに山郷選手が手を振っていたのが、ちょっとお茶目でした。)



Jヴィレッジスタジアムに行くと、「なでしこジャパン&チャレンジ VS U-19日本女子代表」の練習試合が行なわれていました。

熱心なレッズサポらギャラリーに見守られながら、おそらく30分×4本。

①「なでしこジャパン+チャレンジ若干名」 VS 「U-19日本女子代表のグループ1のメンバー」 が30分×2本

②「なでしこ若干名+ほとんどのチャレンジ」 VS 「U-19日本女子代表のグループ2のメンバー」

結果はたぶん合計で12-0くらいで「なでしこジャパン&チャレンジ」の完勝。

①の試合について

岩清水・矢野のCBは良いですね。文字通り日本最高のCBです。

ボランチには共に厚木市出身の宇津木と永里優が入っていたのですが、ソツなくこなしていました。

左SBには鮫島、左SHに上尾野辺めぐみ選手が入っていましたが、入れ替わるようなこともなく、ひたすら上尾野辺選手は攻撃に絡んでいました。


U-19日本女子代表ですが、だいたいチームは出来上がったみたいですが、細かい守備の面で注意が出ていました。

山根が大忙しでしたが、やはりハイボールは強いですね。


②の試合について

U-19日本女子代表の方がまだばらつきがあって、隙を突かれまくっていました。

U-19日本女子代表の一歩が遅いみたいで、なでしこジャパン&チャレンジのシュートが豪快に決まっていきました。


攻守の起点になっていたのは、右SBに入った山崎円美選手で、U-19日本代表の各選手に対してなでしこジャパン&チャレンジの選手のマークが厳しくなると、一旦山崎選手にボールを預けて仕切り直してゲームを作っていました。

CBに入った石田が見事に前へ引き出されてしまうので(相手のアタッカーの方が上ということでしょうね)、山崎選手はCBにもカバーに入り、果ては左SBまで守りに行き、攻撃の時はSHを追い越してFWの位置まで上がって攻撃参加、さらに常に攻守の指示を各選手に出しまくり、ポジショニングの修正をさせながら、ボールホルダーに対して顔を出すプレーと、やれる限りのことは全部やっていました。

左SHに入った小原選手はなかなかボールが来なかったのですが、ボールが来ると元気良くゴール前にボールを運んで行って、お姉さん方に囲まれていました。



アルビから参加した4人は普通に元気にプレーしていました。



シュートと言えば、これまた厚木市出身の永里亜のシュートは綺麗な弾道でしたね。

INACの川澄が切れてるって感じがしました。

日体大OGの高橋佐智江(前十字靭帯断裂)と伊藤美菜子が怪我で離脱し、柳田美幸も病欠、渡米組もいないので、かなり残念なメンバー構成ではあったのですが、それはしょうがないのでまた今度ということで。

何となく神奈川県出身選手がいっぱいいるような気がするのは気のせいでしょうか?


なでしこリーグの選手でも試合に出ている選手と出ていない選手の試合勘の差は感じました。

アルビの選手は試合にはなかなか勝てない状況ですが、試合に出ているので流れとか指示の声とかが自然と掛けられるのは良かったことかなと思います。

やはりどんなに上手い選手でも、公式戦の出場時間数が少ないのはハンディになりますね。



午前中でなでしこジャパン&チャンレジはそれぞれのチームへ帰っていきました。




時間の合間に前田GK教室。山根だけでなく、他も170cm超でデカイ。



U-19日本女子代表のミーティング。

今回はなでしこジャパンとチャレンジ、それにU-19とFPの練習着はみんな同じに見え、それぞれのカテゴリーのGKの練習着も同じに見えます。



お昼過ぎに、スーパー少女プロジェクト・U-14ナショナルトレセン・なでしこジャパン&チャレンジ・チリ代表が帰って行くと、何だかJヴィレッジもちょっぴり静かになった感じがします。

で、午後はU-18日本男子代表が来るのかなっと思っていたのですが、それは大きな勘違い。彼等は御殿場キャンプだったようです。

ゴートク君や原口君に会えなくて残念。





午後はJヴィレッジでU-19日本女子代表の練習が引き続き行なわれました。

前回は浦和レッズレディースの村松監督が視察に来ていたのですが、今回は日テレ・ベレーザの星川監督が。

所属選手の大半が招集されるチームの監督としては、代表キャンプのチェックは必須なんでしょうね。


午後の練習は、1対1、2対2、3対3、7対7、7+GK対7+GK、なんですけど非常に中身が濃くって面白かったです。

グループ1のメンバーはほとんど全員が言われたことを直ぐに理解できて、速いし正確な者同士で対戦するので、見応えがありました。

もし岩渕が加わっていたらもっと凄いことになっていたと思います。

グループ2のメンバーを佐々木監督が指導していたんですが、お話が面白くって、思わず噴出しそうになりました。

ポイントと言うか、要求は的確で、「直ぐに理解してできる人」「明らかに理解していない人」「理解しても次の練習の時には忘れてしまう人」などがぱっと見てもわかって、良い練習だなっと感激しました。

代表合宿って言うのはレベルや要求の提示の場で、各チームに帰ってこの要求に対してこの答えを出せた者が次の合宿へのチケットを貰えるのでしょう。

グループ2のメンバーは大学や高校のチームの人が多いので、練習試合の時もそうでしたが、相手からの当たりに対しての感覚がなでしこリーグの選手と比べて明らかに違います。(速さとか強さとかリズムとか間合いとか)

日常の練習や試合でその感覚差を詰めるのは難しい感じがするので、JFAは何かシステム的に工夫をしないといけないですね。

グループ2とグループ3はきっと所属チームで分けたんでしょうけど、このグループの選手の引き上げが緊急課題なんでしょう。たぶん。



その後、攻撃陣はGKと1対1のシュート練習。ポンポン枠に行って気持ちが良かったです。

シュートを決めたら喜びの表現をする練習をしていました。

感情表現豊かに雄たけびを上げることができる人と、どうしても照れちゃう人とに分かれて、菅澤選手は前者、小原選手は後者っていう感じでしょうか。

これ、アルビでもやってもらえないですかね?



DF陣はロングボールの対処の練習。

山崎選手はこちらの組。シュート練習に加わりたかったでしょうね。

でも、守備を鍛えあげて、チームに還元してもらえるとありがたいです。



ということで18:00過ぎに練習終了。16:00くらいからは夜間照明が付いていました。

JFAアカデミー福島の卒業生の菅澤・山根・亀岡3選手がアカデミースタッフと親交を深めていました。


まだまだU-19日本女子代表キャンプを続きますが、我らはこれで退散。

次来る時はどんなのが見れるでしょうか?


個人的には佐々木監督の熱血指導を見てみたいのですが。