今、自分たちのできる限りの力を出し切った４位

北京五輪　女子サッカー

３位決定戦

日本　０－２　ドイツ

青のユニフォームかぁ。今大会は白のユニフォームの方が勝率が高いんだよな。と思った選手入場。

この試合のドイツは最初から何かおかしい。
ミスを連発。精密機械が故障している。ブラジル戦の後遺症だな。
それに比べて日本をショートパスを繋いで終始面白いようにゴール前まで攻め立てる。
チャンスはかなりあったのだけど決めきれず。
ドイツも連戦でスタミナは限界だったみたいで動けない。
でも今大会不振のプリンツはこの試合に関しては全開。動いている。要注意。

結局左サイドを突破されて、逆サイドへ振られて決勝ゴール。
ここまで良かっただけに残念。
駄目押しのゴールは前ががりになっているからしょうがない。

７回目にして初めて勝てるチャンスだったとは思うが、結局、チームとして１２人目、１３人目の選手層の差がアメリカ戦にせよドイツ戦にせよ出てしまったなんだと思う。
現状では、これが精一杯。
宇津木あたりは記念出場したわけだが、結局戦力にはならなかった。

多分に組み合わせに恵まれたとは思うが、この小柄な体格のメンバーでけが人も抱えながら４位は立派だ。


北米中心のスポーツである野球・ソフトボール以外で日本人が団体球技で勝つのは本当に難しいな。本当に。


今回の結果が次の世代に繋がればこの大会は成功だったと言えるだろう。

今日をもってこの世代のなでしこジャパンは解散。

明日からより大型化し国際経験のあるネオなでしこジャパンの時代へ移り変わる。



９月７日に再開されるなでしこリーグに今回の結果は影響が出るんだろうか？

今年末にはニュージーランドでU-１７W杯が、チリでU－２０W杯が開催され、それぞれ地域予選を勝ち抜いた年代別日本代表が出場する。

３年後、４年後のなでしこジャパンは確実に世界を戦えるに違いない。

それには多くの人々の協力が必要だし、何より国内リーグなでしこリーグの充実が必要だ！
ブンデスリーガやアメリカプロリーグのレベルになった時、勝機が出るんじゃなかろうか？



どうも閉会式は出ないで帰国するらしい。

Jリーグ・レッズなどの試合で今回の報告がなされるんだろうな。

真夏の５連戦、最後に残ったのは私立中学校サッカー部とJリーグクラブ下部組織

第13回全日本女子ユース（U-15）サッカー選手権大会

〔準決勝結果〕


神村学園中等部女子サッカー部(鹿児島・九州1) 　2 - 1　AGUA・FCレディース(兵庫・関西1)

浦和レッドダイヤモンズジュニアユースレディース(埼玉・関東1) 　4 - 1　大和シルフィード98(神奈川・関東2)


連戦でチーム力が問われてきますね。
前評判通り、実力チームがきっちり勝ってきました。

男子も女子もこの世代は私立中学校とJリーグ下部組織が力を伸ばしていますよね。

結局は良い環境そして良い指導者に尽きるんでしょう。私立中学校やJリーグ下部祖組織にはそういった必要なものが市民クラブよりも揃え易いです。
そして上手くなっていくから、次の世代になるとさらに熱意のある選手が集まるという好循環。
アルビレックス新潟レディースU-18が急激に伸びてきているのも同様の理由だと思います。
市民クラブが対抗するには何か一工夫必要そうです。各都道府県協会も含めた改善をしていかないと開きはますます大きくなりますよ。
今、市民クラブのU-15の選手は、そのクラブの熱心なコーチに依存しています。
犬飼発言は、「このU-15世代に代表されるように、Jクラブがレッズをビジネスモデルにすれば一気に女子サッカーの裾野も広がり、レベルが上がるではないか」というものですが、結果は全くその通りなんで反論の余地はないんですけど、でもそれと同じくらい、各都道府県協会の女子サッカーに対する取り組み方というか、熱意をもっと上げた方がもっと裾野は広がるし、トップのレベルもあがるとも思います。
結局、改善しなければならない構図は男子も女子も同じだと思います。



〔決勝戦〕

神村学園中等部女子サッカー部(鹿児島・九州1) - 浦和レッドダイヤモンズジュニアユースレディース(埼玉・関東1)



両チームの選手達が高校生になってもそれぞれ「神村学園高等部」と「浦和レッドダイヤモンズジュニアユースレディース」に在籍した場合、東北の強豪校「常盤木学園高校」と名門クラブチーム「日テレ・メニーナ」と共にユース世代（U-１８）の４強になるのは必定です。

レッズの選手は今までだとあまり残らないのですが、近頃はむしろ逆にメニーナあたりから流入してくるし、予想ができません。

決勝戦、レベル高そうだなぁ。全日本女子選手権に出場してくるレベルですもんね。

アルビレックス新潟レディースU-18もこの集団に加わってもらいたいです。

男子サッカー、日本代表戦をやってたんだけど

日本　１－３　ウルグアイ（南米）


チャンスはあったんだけど撃てなかったね。玉田。

ブラジルのサッカー界では、フットサル出身の選手が男女共に見受けられる。

マルタなんてフットサルそのものだし。ロナウジーニョも。

日本も冬季間、１０代までの選手はフットサルをやる機会をもっと設けた方が良いような気がする。

ゴール前で反射的に交わす、撃つの技術をどこかで日本サッカーも開発しないとなかなかゴールが入らない、というか、ボールを蹴れないような気がする。


時間が無いから慌ててロングボール・ハ～イをし始めたけど、この面子じゃボールキープできないでしょうね。巻とか矢野貴章とか高原でもメンバーに入れとけば効果も出たかもしれないけど。
いないのだから、ボールを回してゴール前に切れ込むくらいのことをしないとね。





それとチャンスの時にウルグアイの選手の上がりが速いこと。

日本にもジャマイカのDNAが欲しいと思った。

ジャマイカの陸上選手が速いのは、遺伝的な面もあるが、環境面もあるみたいなんだけどね。

この記事面白かった。


それにしても、マスコミの取り上げられ方がちっこいですな。

W杯予選、スカッと勝ってサッカーに風を呼び起こしたいね。


※札幌ドーム、予選に備えて、除湿して暖房を入れるとかしたのかな？