黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

日本、オウンゴールで決勝進出

2008-08-12 23:08:51 | 女子サッカー
北京五輪 予選グループ

日本 5-1 ノルウェー



試合直前に雨が降ったようだけど、芝は上海の方が格段に良くて、パスが普通にできる会場だった。

ノルウェーは引き分け以上を狙う作戦。そうしないと1位通過できない。

少しだけ選手を落としてきたようだけど、格下相手に勝ち点を計算すると、意外と勝てないのが五輪。きれいな形で先制するが、すぐに宮間のビューティフルクロスで同点に追いつく。
試合開始から近賀の守備が怪しいけど、攻撃的にいくならこの選手の持ち味が出る。

永里が? 点取れるのかなと疑問符が付く。

後半やはり選手を入れ替えてくる。ノルウェー、本気モード。
こりゃ、たまらん。とにかく耐える。

そこでカウンター。ラッキーなことに相手にあたってオウンゴール。
これが決勝点。サッカーなんてこんなもんなんだなぁ。
宮間のFKがやはり起点にあったね。

あれだけ決まらなかった大野のシュートも相手選手に当たって方向が変わりゴールへ。そんなもんなんだなぁ。

これで日本の勝利は決定的。


北欧の女子サッカーって、アジアの高速サッカーと違って、ボールをある程度キープして、テクニックでかわそうとするから、こういう展開になると高速カウンターが無いから対処できやすい。こうところがドイツやアメリカと違うところ。


相手選手もテンパってしまって、ゴール前でオフサイドを取れないものだから、澤に決められてしまう。ラッキー!

カードの関係で澤との交代かなと思ったけど、たぶん怪我を抱えている阪口と原が交代。
その原、引退後に「私、五輪でゴール決めました。」って講演のネタになるだめ押しゴール。
原、サッカーを続けて良かったね。

※試合終了間際、相手選手が倒れてユニフォームがまくれていたところを、さりげなく直してあげた原に女性らしさを感じてしまった。国際試合だとなかなかやれそうでやれることではない。こういう気遣いは日本女性のいいところ。






日本は五輪で通算2勝目。




グループリーグ3位で決勝トーナメント進出。

最初っから3位狙いだったようだから、結果オーライかな。

だったらニュージーランドに勝てよって言われそうだけど。そんなに上手くはいかない。

技術だったらノルウェーの方が数段上だったのだから。




中国ですか。

それも終戦記念日に。(中国から見ると日本からの戦勝記念日ね)

きついですな。とっても。

どうしよう。ブーイングの嵐だな。

中国の軍隊は選手や観客を守ってくれるかな。

現地大使館から応援規制が掛かりそう。





アメリカといい、ドイツといい、ノルウェーといい、国内リーグのレベルが高いところは、控えの層が充実していると思う。
日本と差は感じる。






がんばれ、日本。

上海、行きたかったな。チケット、無かったんだよな。