クジラとか豚は「捨てるところがない」といいますが、人間の体
だって捨てるところがないという。 知人の会社の社員で親も子も兄
弟も親戚もいない、天涯孤独の女性がいまして、若くして子宮がん
にかかり他界しました。
その際本人の希望で「死んだら献体してください」と言っていいたので、
親族に代わってすべての手続を会社がしました。
なんと、献体するとお葬儀も先方でやってくれて、骨1本も帰ってこ
ないといいます。 献体は医学生の解剖実験に利用されたり、使える
ものは皮膚や瞳孔・腎臓などあらゆる臓器(部品)が生体移植に使わ
れるのでしょう。 そういえば、我々の健康保険証には「臓器提供の
]意思表示」確認の欄があります。
自分自身は人間死んだら「ゴミ」になる。 葬儀も埋葬もするなと
遺言していますが、と言っても自分の体をズタズタに切裂かれること
は、願い下げ致したい。