30.05.31 竹 譜 NO.1906
ザル碁の能力しかありません。 でも、囲碁は将棋と違って首級だけ
とればそれで勝ちという戦いではなく、戦いの最後の最後まで勝敗が判
らない総合的な判断を要する紳士の趣味という感じがあります。
ところが、その内実はやはり斬った・張ったの真剣勝負にほかなりませ
ん。
その中の格言として囲碁好きな先輩からよく聞かされた格言があります。
曰く「上手真っ直ぐ、下手曲がる」「竹譜に勝る継ぎ手なし」などです。
このうち「竹譜に勝る・・・」は継ぎ手を2本持ておけば一本が切られて
も、もう一本あれば大丈夫ということで、毛利元就がその子に対し1本の
矢はおられても、3本の矢は簡単には折られない。 3人の兄弟が協力
すればだれにも負けない、と言った故事と同様のものです。
私たち高齢者の将来は年金の逓減・医療費の高騰・人手不足(サービス
低下)など不安いっぱいですが、一致団結して(政治・行政等)に対して
戦って行くことが、自分だけの問題ではなく高齢者全体の安寧につながる
糸口になるということを認識したい。 安全の糸口は多い方がいい。