30.05.07 爺ちゃんポスト NO.1882
5月2日付け朝日新聞の記事によると、オーストラリヤ在住の104歳の現役科学者が、
安楽死の処置を受ける決心をしてスイスに移住することになったと報じています。
いま、世界の中で「安楽死」を認めている国は、スイスを始めベネルックス諸国・アメリカ
のコロラド州・ワシントン州くらいですから、もし安楽死を求めようとすればその地に行く
ほかありません。
人間は自分の意思でこの世に産まれてきたワケではありませんから、死ぬ時くらいは自分の
意思で決めたいと思うのですが、なかなかそういうわけには行かないようですね。
でも、自分の意思で産まれてきたわけでもないのに、産んだ張本人が育てられないと言って
赤ちゃんを「赤ちゃんポスト」に投函する時代ですから、老親の面倒をどうしても見られなく
なった人には、その老親の面倒を見てもらえる「じじ・ばばポスト」が必要になってくるの
ではないかと思います。
じじばばポストでは、本人の意思を尊重してもし本人が「安楽死」を望むならば実現できる
ような様な法律が必要ではないでしょうか?
もちろん今のような信頼できない政権のもとでは絶対にやってはなりませんが・・・。