通勤電車で「人生晴れたり曇ったり」

“通勤電車”は、人生という線路を迷走中。
自分の選んだ道だから“晴れても曇っても”自分の足跡をブログに残していきたい。

父の日に、私にくださいプレゼントを

2008年06月15日 | 脳梗塞 介護日誌
こんばんは

雨が降り続いています。肌寒さを感じるくらいです。

父の日。でも家族は出払って、誰もいません。お祝いの計画もなし。せめて家に連れて帰ろうと、車で父を迎えに行きました。
父は歩くことは上手くできませんが、立つことは出来ます。
車に乗るときも、車椅子をドアの近くまで連れて行くと、父は車椅子から立ち上がり、私がお尻を抱えて、座席に座らせた。

自宅に着き、私が支ええると、車から車椅子に上手く移ることが出来た。
車椅子を押し、玄関まで入った。
ここからが大変、上がり框ががあるからだ。車椅子を抱えて上がろうと思ったが無理。仕方なく父だけ抱えようと思ったが、重くって断念。

父に這って上がってもらった。次に、車椅子に乗るために、床に這った状態から、立ち上がろうとしたが上手くいかない。立ち上げることが出来ないようだ。

どうしても車椅子に乗れない。何度かトライしても駄目。仕方なく絨毯を持ってきてそれに載せ、絨毯ごと引っ張って部屋に移動させようとした。
しかし、父は嫌がった。大きな声で怒鳴った。なんて言っているのかさえ分からない。興奮している。

仕方なく断念した。

父は、「行く、行く」と怒鳴る。推測するところ帰りたいようだ。

どのようにして家から出て、車に乗せたか良く覚えていないが、やっと帰すことが出来た。

家に連れ帰ったことが良かったのか悪かったのか、分からない。
これからもこんな感じで進んでいくだろう。父のため良いようにしてあげたい。

父の日のプレゼントに、歩けるようになって欲しい。私へのプレゼントのために・・・。