通勤電車で「人生晴れたり曇ったり」

“通勤電車”は、人生という線路を迷走中。
自分の選んだ道だから“晴れても曇っても”自分の足跡をブログに残していきたい。

”ひとがた流し” 

2007年12月15日 | 日記
ひとがた流しの最終回を見ていました。テレビは時間が無いのであんまり見ないのに、これは三話とも見てしまいました。

自分の境遇と似かよっているので、つい真剣になりました。
この本は、この作者の体験から作られた本だなと感じさせられました。

NHKのHPから、「ひとがた流し」を探し出しました。本来は、転載禁止でしょうがお許しください。


『ひとがた流し』テレビ化に寄せて 原作 北村薫

限りある身であるから、人間は、否応無しに大切な誰かとの別れを体験させられます。その時、その人と過ごした”時”を一緒に持っていかれてしまう。些細な思い出を「あんなものを見た、あんなことがあった、あんなことを言ったね」と語れなくなります。自分の何分の一かが消えてしまう。だからこそ、消えても残る、その人との繋がりを確認することになります。

この物語に書かれた内容の多くは、実際の体験から生まれています。それだけにつらく、また大事な一冊です。

でしょうでしょう、感涙ものでした。良い週末を・・・。お休みなさい。